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レシピを書いてみました。パスタ編

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ほんとにゆっくりとですが、チャレンジしてできるようになった料理。その時々に作ったものを残してみたいと思って始めたnoteです。パスタを中心としたレシピ、少しづつ載せていきます。
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#イタリア料理

トルテリーニ・イン・ブロード または長い道のり

トルテリーニ、別名ビーナスのおへそ。 詰め物したパスタを滋味深いスープに浮かべていただくもの。 クリスマスなど特別な日にいただくお料理とか。 ず〜っと、作ってみた〜い、と思いつつ、これがなかなか。 見た目シンプルですが、本気で伝統レシピそのままやろうとすると素材もたくさん必要だし、そもそもブロード(スープ)作るのも時間がかかるし。 シチリアにお住まいのkaorina 091さん、時々作られていて。さらっとブロード作られてますが、これが大変なんですよね〜。 トルテリーニ、生

フェットチーネの海老とアボガドを加えたジェノベーゼ フライドポテト添え

前口上生パスタ、ずっと作り続けていて、昨年の秋くらいから、ソースに合わせて、風味、歯切れ、もちもちかシコシコか、つるっとさせるか少しざらっとさせるか、など試していて、やっと少しコツが飲み込めて来た気がしますって、あいかわらずのパスタフェチ。 シェフやイタリア伝統のレシピとか見ていると、この微妙な違いを使い分けていて、味わいを深いものにしていると。ほんと、パスタの作り方、粉の種類、オリーブオイルを加えるか否か、水で作るか卵か、これに練り方や伸ばし方、厚み、幅、形と無限の組み合わ

今年のパスタ初め セージを挟んだタリアテッレを牛と豚のラグーで

前口上あちこちでおせちに飽いたから、というお料理が飛び交い始めてて。 どれだけレパートリーをお持ちなのだろうか、と次から次へと味も風情も異なる鰤まつりを続けていらっしゃるいこまゆきこさんは、な、なんと鰤カレー。 鰤のアラから出るお出汁でなんて、とても滋味深い感じで。お肉よりお魚の方が味が深いですからね。ご主人の調合されたスパイスも香り高い感じでいいなあ〜、なんて思ってて。 おせちはそんなに作っていないうちでも、ぼちぼちお餅やご飯もの以外が食べたくなるころかな〜、と思い立っ

今年のパスタ納めをPATA流エミリア風ラザーニャで。

幕前のご挨拶しばしのご無沙汰でございました。 今年前半はひ〜ま〜だ〜、な感じで自宅テレワーク三昧。 もう、家中掃除して体力保持に励んでいたり。いやほんと、床の雑巾掛け、体幹鍛えられますわ。狭小なうちでも全部拭き掃除すると冬でも汗だくになったり。 おかげで、テニスボールより硬いパスタ生地でも伸ばせる筋力がついたというおまけ付き(笑)。 それが、たまっていたものが弾けるように今年後半、それも終盤にかかるにつれ幾何級数的に増加していって、ほんとに師走な感じの東奔西走南船北馬七転八倒

ラプンツェルのラビオリ 若草の章

序章以前ラビオリを巻き髪風にした時のことでございます。 ダイエットインストラクターの楓さんに素敵な名前をつけていただいて、 看板メニューにするお約束を。 新たな道を歩まれるとのことなので、はなむけの意もこめて。 イメージが固まりきれておりませんので、まだちょっと子供よ、な感じで、お恥ずかしゅうございます、な、若草の章。 ラプンツェルグリムの原作まんまだと少しえぐいので、ディズニー風で。 塔の上から垂らす長い髪、王子さまとの出会いでほんのりともる情熱、、、 うきゃ〜。かな

序の章 トリコロールなパスタ 漁師町のマンマ風

もっと愛をnote初めて3ヶ月。たくさんの方の素敵なnoteの世界。どんどん広がって。知らない世界へと誘ってくださっって。同じ世界のすみっこにいられる幸せに、しみじみ。 創造の天使、怒涛のアイディアと美しく繊細な料理をパリの香りとともに届けてくださるユイじょりさん。 シチリアの爽やかな空気と風をさりげない日常とともにセンスあふれる文章で伝えてくださるkaorina091さん。 美の世界にお住まいなのに、美味しいもの食べるためにダイエットしてるの!とイケメンなお言葉。優し

山せまる漁師町のパスタ

ここのところあたらしい料理してないなぁ、と、湧き立つトマトシチューのように(?)つくりた〜い熱がふつふつと。 何食べたい?と聞いたのが間違いでした。 ”あさりのパスタと枝豆” !!!!!! あっさり、うっちゃり。あさりさんと枝豆くんに完敗。 主役が変えられない!あふれてきた情熱の行き場が〜。 というのが前回までのお話。 巻き髪にしたラビオリは、名前までつけていただいて、めでたく大人に(?)なることができました。このお話はまた後日。 で、もうひとつあったのです。 プラン

渡蟹は美味しかった@タリアテッレ

高くて手も足も(?)出なかった渡蟹。極安のものを見つけたので、トマトクリームソースにしてタリアテッレ にしてみました。。。定番で使われるだけあって、渡蟹は美味しゅうございました。貧乏性なので、足の先まで身を取り出しておいてトッピングに。  作り方は有名店のものとは違いますが、たっぷり食べても食べ飽きにくい味になったと思います。 材料(四人分)トマトクリームソース ・渡蟹 ・トマトソース(作り方はこちらから) 400gくらい ・生クリーム 100g ・白ワイン 200ml

パスタ タリアテッレを合い挽き肉のラグーで

赤身の挽き肉があると作りたくなるレシピ。 食べ飽きの来にくいうちの家族のパワーフードです。玉ねぎとセロリをじっくり炒めて旨味を引き出して。 材料(四人分) パスタ  生パスタなら300g〜400gくらい  生パスタの作り方はこちらから  *乾麺でも美味しいです。できるだけ太めのもので ソース ・合い挽き肉(脂肪の少ないもの)300gぐらい ・玉ねぎ 1個 ・セロリ 1本 ・トマト缶 1缶 ・赤ワイン 200mlくらい ・オリーブオイル 大さじ3杯くらい ・ニンニク 2かけ