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レシピを書いてみました。パスタ編

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ほんとにゆっくりとですが、チャレンジしてできるようになった料理。その時々に作ったものを残してみたいと思って始めたnoteです。パスタを中心としたレシピ、少しづつ載せていきます。
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#蝦

漁師風と猟師風の共演。ちょっと早めのクリスマス???

う〜、世間ではツリー飾ったりイルミネーション輝かせてたり、クリスマス一色になっていて。今年は土日と重なってるから、すごいことになりそう、ていうことで人混み苦手なんでちょっと早めにぽい感じにしようかな、、、と思ってたら、「鶏の気分じゃない」との御宣旨。加えて、以前買って冷凍しておいたパンチェッタ、ぼちぼち食わんとね〜、な感じになってて。という大人の事情で、あんまり変わり映えのしない感じではありますが、材料費はいつもの1.5倍くらいかけて贅沢にして、一応いそいそと遠出してケーキな

二人の調理人の共演?饗宴?狂演?

とある日。一年振りくらいにちろっと気の置けない仲間との集まりがあって、同じように料理好きな人がいらっしゃるので、ならば、と。 で、共演?というか狂演?ってわたしだけかもですがwww。得意なものも料理の組み立ても少し違うので、全体的なバランスだけとって、あとは自由に、という感じで。ちょっとジャズのセッションとかに似ているかも。あ、こうくるなら、次はこれね、というふうにメニュー組んで。味も当日入手した食材や調理人の気分で変わったりもするので、多少バランスは崩れても、味のコントラス

椎茸と蝦の和風パスタとゴルゴンゾラセージバターのニョッキ

始まりはいつも突然に、なんて。いえ、半分干した椎茸をたくさんいただいてしまって。それも垂涎の原木椎茸。香りも風味も全然違いますね。いつもお店で指咥えて見てて、ま、菌床椎茸の3倍以上しますからね。ほんに高嶺の花ならぬ高値の原木椎茸。こんなにいいですか〜、な感じの狂気乱舞。で、何にしようかな〜、と悩んだ末にこれにした、の今日のお話です。  ご存知のように原木椎茸、クヌギとかコナラの木に菌がついたペグを打ち込んで林の中とかに立てかけておいて育てるもの。木そのものを栄養としているのと

とある日の集いのための心づくしのお料理たち

 今のご時世になってなかなか集まれなかった仲間たち。そんな方々との集いのために作ったお料理、な今日のお話。もちろん以前のようにはいかないし、大勢で、というのもできなくなってますが。  今回食材調達もキッチンもアウェイで、加えて飲みながらになるので、できるだけどこでも手に入れられそうな材料で、短時間に仕上げられて多少酔っていても作れるものにwww。それほど特別なものはございませんが、心づくしの品々、ご笑覧いただけると嬉しいです。 では、イニツィアーモ、クッチナーレ!(さあ料理

イタリア地パスタその7 穴子と夏野菜のロリギッタスとタリアテッレのアメリケーヌ

イタリアの地パスタを作って地図を塗っていこう、のシリーズの第7回です。少しでも塗ったところ増やそう思ってるんですが、なかなか季節とか素材とか食べたいもの、っていうかリクエストとの折り合いが難しく、って、なんとなくお察しと思いますが、今回もまたサルディーニャの地パスタで、塗り潰せるところが増えてません(泣)。  以前クルルジョネスの時にご紹介したように、サルディーニャ、島で本土と離れいるせいか独自の文化が色濃く残ってて。作るのは、オリスターノ県モルゴンジョーリで伝統的に作られて

イタリアンパセリを忍ばせたラザニエッテ 蝦のレモンバター

序章 とある日のこと。いつものように食材買い出しに。魚屋さんで、ぼちぼち青魚なんかもいいな〜、と思って見てた時のこと。 ”蝦がいいなぁ”と、突然のご宣旨。 Why? Japanease people! 蝦どんだけ好きなん!このひと月で3回目ちゃうん、って、ま、いつものことですがwww。そういえば昨年は蟹の連打だったような。。。ま、美味しいんですが、、、この溢れ出てくる創作意欲の行き場はどこへ行けばいいの〜!って知るかい、ですね〜w。  という事情の自乗で、一つはご所望のアメリ

洋麺屋五右衛門風のジェノベーゼ・パスタとラビオローネの試作、のはずが(泣)。

前口上 あ〜、今回、ものの見事にうっちゃられてしまって、筆も、ってキーボード叩いてますが、叩かれたのは私の頭、な感じのぜんぜん疾らない感じになってしまって、すんません、なお話。だったら晒すな〜、と思し召しかも、ですが、ま、自戒と次回に向けての他山じゃない自山の石として、書き綴れば、あやしゅうこそ物狂おしけれ、でございますが、お付き合いいただけると嬉しゅうござりまするぅ。 物語はここから 今は昔、山の彼方にPATAありけり。おいたん、宵のつれづれに、「いざ、五右衛門風パスタひ

イタリア地パスタその3 ピアチェンツァ風トルテッリ。 と、タリアテッレをアメリケーヌで。

前口上、またはまくら 表題が長い!って誰がつけとん?ってね。中身はシャキーン!としたイタリア地パスタシリーズの3回目です。うううう、このペースだと全部終わるまでにどんだけかかるねん、って。聞いたこともない素材とか手に入りにくいのもあったりして、そもそも作れんかも、って。ま、ライフワークかな、ってどんだけ気が長いんや〜、ですねw。  今回作るのはエミリア・ロマーニャ州の都市、ピアチェンツァのトルテッリ。ピアチェンツァの名前は毛織物で有名ですが、こちらはブランド名で、作られてる

和根洋菜? 蝦と椎茸と焦がし葱でパスタ

 時々伝統ってなんだろうって思うことがあります、ってお前はでんとうちゃうやろ、むしろ蛍光灯、って、なかなか点かないのは古のお話。インバーターに替わってからはすぐ点きますね、、、そんな蛍光灯もLEDにとって変わられつつあるからそのうち死語になりそうな。。。って、何の話やねん、ですね(笑)。  いえ、伝統でもどこかで始まっているわけで、その時は新しかったはず。うどんも中国から伝来したものがもとになってたということですし。そういえば蕎麦の起源、信州らしいんですがはっきりしてないよう

リコッタでディップとアメリケーヌを蝦の出汁の取り方を変えてみたお話

しばしのご無沙汰にございました。子牛じゃなくて孔子でもなくて、師曰わく、学びて思わざれば則ち罔し、思いて学ばざれば則ち殆し、なんてどちらもわたくしめの事で(泣)。でなくて、公私ともにドタバタとしていて気持ちと時間の余裕がなく。。。。 で、突然ですが、食品ロスのお話聴くと胸が痛みますね。先進国で廃棄されてる量が有れば世界中の飢餓が救えるとか。 あ〜、この語尾が”のん”っていうのは、食品ロス削減国民運動ロゴマーク”ろすのん”の口癖だそうで。なんとか身近なこととして感じて欲しい