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レシピを書いてみました。パスタ編

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ほんとにゆっくりとですが、チャレンジしてできるようになった料理。その時々に作ったものを残してみたいと思って始めたnoteです。パスタを中心としたレシピ、少しづつ載せていきます。
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#ジェノベーゼ

とある日の集いのための心づくしのお料理たち

 今のご時世になってなかなか集まれなかった仲間たち。そんな方々との集いのために作ったお料理、な今日のお話。もちろん以前のようにはいかないし、大勢で、というのもできなくなってますが。  今回食材調達もキッチンもアウェイで、加えて飲みながらになるので、できるだけどこでも手に入れられそうな材料で、短時間に仕上げられて多少酔っていても作れるものにwww。それほど特別なものはございませんが、心づくしの品々、ご笑覧いただけると嬉しいです。 では、イニツィアーモ、クッチナーレ!(さあ料理

イタリア地パスタその4 ストリケッティをアスパラと卵で と、記念日の晩餐

お待たせしました。え?待ってない? 「お若えの、お待ちなせぇやし」 「待てとお止めなされしは、」ぱ、ぱん、ぱんぱん「ぁ拙者がことでぇござるかな」 って幡随院長兵衛ちゃうってね。 ま、そんなこと仰せにならずと、ご用とお急ぎでない方はお付き合いくださいませ、な、イタリア地パスタその4でございます。。。で、最初にお詫びというか言い訳、というか、そんなんでいいわけ?って良くないのですが。。。ま、ちょっと本来の地パスタでなくなってしまってたり。ま、細かなことはおいておいて、お楽しみいた

洋麺屋五右衛門風のジェノベーゼ・パスタとラビオローネの試作、のはずが(泣)。

前口上 あ〜、今回、ものの見事にうっちゃられてしまって、筆も、ってキーボード叩いてますが、叩かれたのは私の頭、な感じのぜんぜん疾らない感じになってしまって、すんません、なお話。だったら晒すな〜、と思し召しかも、ですが、ま、自戒と次回に向けての他山じゃない自山の石として、書き綴れば、あやしゅうこそ物狂おしけれ、でございますが、お付き合いいただけると嬉しゅうござりまするぅ。 物語はここから 今は昔、山の彼方にPATAありけり。おいたん、宵のつれづれに、「いざ、五右衛門風パスタひ

イタリア地パスタその2 トロフィエのジェノベーゼ

 お待たせしました、って待ってないって?ま、そう言わずにご用とお急ぎでない方は、お立ち寄りくださいませ、なんてwww。日本47都道府県の郷土料理チャレンジされてるasさん見習ってのイタリア地パスタの2回目です。  ジェノベーゼって良く聞きますね。イタリアのリグーリア州のジェノバ生まれのソースとのこと。ご当地ではペスト(ペースト)というとこれを指すらしいです。ジェノバ、山が海近くまで迫っていて平野が少なく海洋交易で栄えたせいでしょうか。ヴェネチア、アマルフィ、ピサとならんで海

渾身のピッツァ6種、がナ・ボロ・タンに(泣)。

始まりは突然に「そういえばピッツァ、しばらく食べてないね」 と、突然の詔。そう言われてみればピザパンみたいなの作ったのはいつだったけな、くらい昔のお話で。もうここであったが三年目、って親の仇ちゃうってね。って一年前だったり。”そんな昔の事は忘れたさ”なんて。モノクロ映画ファンぐらいでしょうね、知ってるの(泣)。  ご近所さんで最近ピッツァつくられた、といえば泣く子も黙る(?)スイーツから中華からおフランス料理まで作れちゃうケイチェルおじさん。もう職人ちゃうの、ってくらい手慣

妖しく咲くサコッティーニとタリアテッレの海老のトマトクリームソース

馬鹿は死ななきゃ治らない、なんて申しますな。中には死んでも治らないようなのがいるようで。 ”おい八っつあん、おめー、河原んところで行き倒れになってたぜ。身請け人がいねってから、こうやって知らせにきてやったんだ。” ”何言ってんだ熊さん。おらぁ、こうやってぴんぴんしてるだろうが” ”ばかやろう。てめえが行き倒れになってんのも気がつかねえのか。だからおめえはそそっかしい、っていうんだ” どっちがそそっかしいんだかわからないお話で。というのが粗忽長屋の一節。 いえ、なんの噺かとい

フェットチーネの海老とアボガドを加えたジェノベーゼ フライドポテト添え

前口上生パスタ、ずっと作り続けていて、昨年の秋くらいから、ソースに合わせて、風味、歯切れ、もちもちかシコシコか、つるっとさせるか少しざらっとさせるか、など試していて、やっと少しコツが飲み込めて来た気がしますって、あいかわらずのパスタフェチ。 シェフやイタリア伝統のレシピとか見ていると、この微妙な違いを使い分けていて、味わいを深いものにしていると。ほんと、パスタの作り方、粉の種類、オリーブオイルを加えるか否か、水で作るか卵か、これに練り方や伸ばし方、厚み、幅、形と無限の組み合わ

遅ればせながらのイカ祭り 加えてのジェノベーゼ祭り

序章土曜日のことでございました。 いつものように、明日何が食べたい?のお答えが”ジェノベーゼ” タイミング悪すぎ〜。なんせ、ご本家シチリアのKaorina091さんと、世界の料理に精通されているケイチェルおじさんお二人ともジェノベーゼ作られてて。 え〜、このレベルの高いお二人の後に〜と思いつつも、noteでお祭りも楽しいし、頼まれたら断らないのが調理人の性(???)でございますので。 と、もう一つ。毎月十日のイカの日に合わせてのイカ祭り、noteのご近所さんたちがされてて、