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レシピを書いてみました。和・洋・中・韓 編

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家族の好みに合わせているうちに何料理かわからないようなものになることが多いのですが、美味しく食べてくれることが一番。定番になったものを綴ってまいりたいと思います。
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#料理

【大改造劇的ビフォーアフター】またもやのアンカー 鶏牛蒡とじゃじゃ麺 PATA家土曜の定番ヒストリー

突然のデジャ・ヴそれは、昨年の12月30日のことでございました。 年の瀬も押し詰まって、怒涛の忙しさに一区切りついた時のこと。さて、明日からはちょっとのんびりしようかな、と一息ついてたら、ポーンとメールのお知らせ。 思わず What??? Why???。あれ〜、モロッコ料理なんて作ったことないし、何を取り上げていただいたんだろうと。で、開けてびっくり玉手箱、もくもく煙でおじいさんに、ではなくて(笑)、バトンリレーのお話。 わたしにバトンを渡してくださったのは英国在住のPu

いきなりのおもてなし料理 その伍 デザート

慣れないながらも魚に慣れようと悪戦苦闘してきたわたしが、無謀にも、魚でメニュー組んで、の第五話、デザート。フィナーレでございますってほど華麗ではないですが。 メニュー組んだ時に、この辺までくると、良い加減に酔ってることが容易に想像されたので、簡単にできて、それなりのもの。なんせ、ワイン3杯で昇天したこと二度三度。と、鯛尽くしなので、魚くささを除いてくれるサッパリ系、となれば、酸味があるフルーツがいいかなと。 となると梅、レモン、りんごあたり。夏ならレモンシャーベットとかレモ

いきなりのおもてなし料理 その肆 ご飯もの

慣れないながらも魚に慣れようと悪戦苦闘してきたわたしが、無謀にも、魚でメニュー組んで、の第四話、ごはんものです。 鯛使ってご飯もの、っていったら、鯛飯ですね、、、ですが、ここで普通に尾頭つきど〜ん、で鯛飯が作れない事情が。第一話からお読みいただいた方はお分かりかと思いますが、既に半身と背側のサク使ってしまってて、残るは頭と中骨、腹側のサクだけのほとんどアラ。あら〜とか言ってる場合では。いつもの計画性なさすぎだろう、とお思いのあなた。ちがうのです。一尾を無駄なく使っての漁師料

いきなりのおもてなし料理 その参 煮物

慣れないながらも魚に慣れようと悪戦苦闘してきたわたしが、無謀にも、魚でメニュー組んで、の第三話、煮物です。 やっぱりですね、どうも性格というか、腕もですが、繊細なお料理はできないというか田舎っぽさが抜けないわたし。センスだけはなんともし難く。 、、、と、ぼやいてても仕方ないので、であれば、いっそ漁師小屋の雰囲気で、野趣溢れる感じにしようと。 野趣あふれる煮物、それも鯛づくし、とくれば、もうこれしかないでしょ、のお頭ど〜んの兜煮。下処理さえきちんとすれば、あとは素材まかせの

いきなりのおもてなし料理 その弍 焼き物

慣れないながらも魚に慣れようと悪戦苦闘してきたわたしが、無謀にも、魚でメニュー組んで、の第二話、焼き物です。 序章鯛尽くし、と決めてしまうと、後が楽、というか、一尾捌いてもらえば材料揃ってしまうので。運良くお手頃で、天然もののちょうど良い大きさのものが手に入ったので、半身は焼き物にすることに。 串打ち、振り塩、遠火の強火、なんてできるといいんですが、焼き物、一歩間違うとパッサパサになってしまうので修行の足りないわたしにはむり〜。と、初めてのキッチンでやるのはリスクしかありま

新鮮な魚に手を加えるバカモノ(笑) ぶり丼

すこしづつ秋も深まってまいりましたね。 朝夕の風が冬を帯び始めて。 深まりゆく秋とともにもたげてくるのが結局南極の食欲。 お魚さんたちも冬に備えて脂がのってまいります。 わたくしのお腹にも(泣)。自分が豚バラになってどうする! 鍋になってしまいそう、はどこかでご紹介を。 新鮮な魚、包丁研ぐくらいしかすることありません!な料理人ゴロシ ではございますが、ひと手間加えたくなってしまうバカモノのわたし。 みなさまご存知のものと思いますし、作り方というほどのものでもありませんが

困った時のたこだのみ 蛸飯

う〜。自分のnoteさらっと眺めてて、、茶色い。緑がない。 砂漠じゃぁ! 炭、水、化、物、のオンパレード。。。ならばあえて進むは荊棘の道。 極めて進ぜましょう。タクラマカン砂漠求めて。幻の楼蘭にたどり着くまで。 ということで、もっと茶色い一品を。 蛸抜きのたこ焼き作った時の衝撃はいまでも忘れられません。ソーセージいれようがチーズ入れようが、かつぶし入れようが、味にならない、、、いえ、美味しいんですが、幾つ食べても食べ飽きない味にならない。。。で、蛸の偉大さを知ってしまったわ

鰻ちらし

鰻のこっくりした旨味と生姜入りのさっぱりした鮨飯のハーモニーを紫蘇と山椒のアクセントで。味が馴染む感じの美味しさで、ちらし寿司というより鮨飯で作った混ぜご飯といった方が良いのかもしれません。少ない鰻を美味しく食べるためにいろいろためして辿り着きました。鰻は安い時に買って冷凍保存。解凍が難しくないので、便利です。 生姜は皮のところが風味が良いので、よく洗って汚れたところだけ取り除いてそのまま使ってます。千切りにしてすし酢につけこみます。つけると薄いピンクになる時とならない時が