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レシピを書いてみました。和・洋・中・韓 編

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家族の好みに合わせているうちに何料理かわからないようなものになることが多いのですが、美味しく食べてくれることが一番。定番になったものを綴ってまいりたいと思います。
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#舞茸

春と秋の共演。山菜茸おこわと焼き栃尾揚げ。

 由緒貧しいご幼少のみぎり(?)、山菜、自然薯、茸、あけび、山栗とか食べてた記憶が。当時は山菜とか苦いだけでなんでこんなもんばっかり食べさせられるのか、って思ってましたが。冬のお八つは干し柿と干し芋でしたし。ほんに都会の子が羨ましかった、って今思えば贅沢かも。自然薯、1mくらい掘らないといけないからすっごい大変だけど、摺り下ろすと箸でつまんで全部持ち上がるくらい粘りが強くて、味わい深いもの。茸も天然は風味も味も濃くてさっと湯がくか網焼きして醤油たらっとするだけで、もうご飯なん

キムチ風味の豚薔薇鍋 ふたたび

 なんかふたたびばっかりやろ〜と思し召しのあなた。冬と言えば鍋なんでお許しを。ここんところ寒い日も多いし。うちの場合、いろいろ紆余紆余曲折しまくってたどりついたのがこの鍋。で、他の鍋あまり作らなくなりました。ミルフィーユ鍋とも言いますね。まちがっても○○サイユの豚薔薇とか言ってしまうとファンから石投げられそうな。だいぶ前に一度ご紹介してるんですが、少しだけ作り方変えて進化(???)させてみました、ってずぶずぶと深みにハマっている、とのうわさもありますが(笑)。で、ふたたび、の

ばっちゃんたちの味 筍の混ぜご飯

♪春が来た 春が来た どこに来た♪ 頭ん中も春〜なわたしです。そう言えばなんでspring?かえるぴょこぴょこ3ぴょこぴょこする季節だから?てなわけないよな〜、と思って調べたら飛び出る、湧き出る、という意味だとか。泉もスプリングも意味するから、かえるぴょこぴょこもあながち間違えではないかも(笑)。 で、なんのお話かと言うと もうnoteのご近所のみなさま、春の旬、竹のお子様、筍お料理されてて。もう魅惑的な品々。筍食べた〜い気持ちマックスになってて。で、先週までは4桁行ってて

おせち(?)のリメイクで田舎風の五目おこわ

幕前の口上うちはおせちっていうほどのものは作らないのですが、常備菜的な煮物は作ってあって、朝とかお昼とか、ちょっと一品二品欲しいかな〜と言う時に添えてて。 ただ、ほぼ同じものが3日も4日も続くと、もう、飽きた〜、というか箸をつけてもらえなくなる前になんとかするのが調理人の務めでございます。 シチリアにお住まいのKaorina091さんが時々前日余ったお料理を、素敵にリメイクされてて。 味が染みたり馴染んだりしたものを使いこなすのも楽しいかも、と思い立ってのお料理。ご笑覧いた