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発達障害グレーゾーンである苦悩

こんにちは、Cyndy☆です。

最近、大人の方が長年分からなかったけど、発達障害である、もしくは自閉症スペクトラム傾向があり、ADHDやASDに当てはまるというのが、増えている気がします。
もちろんお子さんでも、私が子供の頃に比べると、そのようなお子さんが多いですし、学校などの支援も割と昔よりはしっかりしている感覚です。

私も、今の通院先に転院した際に心理検査を受けて、「境界知能」であることはわかりました。
一般的な人よりもIQが低く、IQ70を下回ると知的障害という診断になるみたいですが、私は85だったので、特に治療として何か受けたことはありませんし、主治医に確認しても他の発達障害関連の問題はないと、毎回言われてきました。
自閉症スペクトラムの傾向がある場合、どうやらIQにかなり開きが出るようです。
心理士ではないので、詳しく分からない事をあまり書くのは控えたいですが・・・。

てんかんがあるからなのか、境界知能の影響なのか、元からの性格なのか、原因は未だによく分からないですが、発達障害ととても似ている特性を多く持っています。
聴覚過敏、こだわりが強い、言語理解と情報処理が追いつかない、時間の計算が苦手、いわゆる「空気を読む」場面が分からないなど、特性だけを特別詳しくない人に伝えると、発達障害じゃないの?どう違うの?と聞かれたりすることもあります。
診断がつかないのは、説明するのにはとても厄介です。
ググれば一般人でも大体の情報は見つけられるのに、その診断名が分からないが故に、「私は〇〇だから」と、簡潔に伝えることは困難です。

てんかんの主治医曰く、精神科の診断を決める医学の基準があるんですが、その診断基準から漏れている場合の支援やケアは、なかなか進まないようで、私のようにグレーゾーンで特性に悩むけど、サポートやケアはされない人が多く、改善が必要だと言っていました。
私のように他の精神疾患やてんかんがあるから、運良く医療のケアや社会的に支援を受けられているのであって、特になんの診断もされず、周りの理解も得られずに一般社会で過ごしている人は、おそらく私よりも「生きづらさ」を抱えているのかも知れません。

不思議な事に、何も診断がつかないと、一般の人の解釈としては、「じゃあ病気じゃないでしょ?」「気合いの問題だよね」「みんな似たようなことで悩んでるよ」と、テンプレを並べます。
違うんです。
病気だろうと、そうでないにしても、人にはそれぞれエネルギーやキャパシティ、特性、性格全てが、違って当然なんです。
それをなんで、「みんなやってるから」「それが普通だよね」という、なんだかふわっとした「普通の人はこうだよね」の固定観念だけで、豪に入らば郷に従えの風潮を、延々と続けていくのか。

そんなに「普通」であることが、望ましいんでしょうか?
「普通」の基準はなんですか?
それすら人それぞれ違うのに、それでも「普通」に固執するのは、私はよく分からないです。
同調圧力というものでしょうか?
なんだかこの国の人達を見ていると、子供の頃にやった「白線から出たらゲームオーバー」みたいなゲームを人生の中でずーっとやり続けている人が多いなーと思います。
それが良いと思う人は、それでいいんだと思います。
そのゲームから離脱する権利も、初めから参加しない権利も、人それぞれの選択です。
その選択に意見する権利や、強要する権利は、法律を犯していない限り、大人にも子供にもないと考えています。
ルールを守るのは、社会的には必要です。
でも、人それぞれ違う価値観や心身の特徴を、「みんな同じ」にするのは、限界があります。

違って当然、違うのを認め合う、理解し合って補い合う、その方が変な摩擦やトラブルが減ると思いますが、あくまで私の個人的な考え方なので、それを人に押し付けるのは違うと思ってはいます。
理解できないものは排除する、手間がかかる物事は都合よく誤魔化す。
そんなこの国のかたちを、このまま守るのは未来を考えた時に、本当によかったと思えるのか、私には良いとは思えないですが、少なくとも私の周りの人達には、「普通」じゃなくても全然いいよ〜自由に好きに生きて、人に迷惑かけたり傷つける事をしなければ、あなたが生きやすい生き方を選ぶ事を応援するよ、そういう風な事を言ってあげたいです。

読んで下さりありがとうございました。
Cyndy☆

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