御便り返し⑧

画像1

最近オーダーをもらって一本作りました。材料をもう一本予備で持っているので一応もう一本作れます。



画像2

竹シャフトであるという前提でお話しします。

良い状態で保つ方法は急激な温度差を与えないことくらいですね。

油が良い、これは半分本当で半分は嘘です。説明すると長いので割愛しますが、表面に塗っても意味ないですよ。吸わないですから。吸わせるなら繊維方向、つまりお尻です。あとサラダ油やオリーブオイルなどはよくないです。塗った瞬間はきれいに見えますが、一時的にきれいなだけです。つかうのであれば乾性油を使ってください。因みに私は使いません。


画像3

こんにちは。

大変申し訳ありませんが、お答えした当時と現在では状況が大変異なります故、製作は可能ですが高価です。3万は超えます。なのでOvertureの利点があまりないような気がしてしましますね。ただ撥としては安い理由がないくらいの設計だと思います故、金額が許すのであればアリな選択だと思います。


画像4

素材が違います。

レッドはアセタールでゴールドがナイロンです。音の硬さは大体一緒ですが、アタック感や響きの中身が異なります。素材を書くとその素材の音の印象に引っ張られるのであまり書きたくはないのですが、参考までにどうぞ。


画像5

いいえ。今後も作りますよ。

もう作りもしないモデルの試作とかを持っていてもしょうがないので手放すことにしました。実際1年間くらい全く使っていなかったので。それに私は毎年、製造のクオリティが上がり続けている自負があります。なので過去の作品には興味ありませんし、それらはその時のベストに過ぎません。ラインナップをよく廃番にする理由もそういった考えからです。日々良くなり続けている以上安請け合いするつもりもありませんし、価格はもっと上げていきます。代わりにセールみたいに安く買えるタイミングも用意します。

他との差別化ですね。お代を多くいただきます以上、スタジオでタッチポイントは用意してありますし、プラヘッド、本皮の楽器両方用意してあります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?