ホントの東洋医学【睡眠障害、不眠症】

民間療法などでいわれる不眠の対処法の多くは症状に対するハウツーであり、不眠の原因そのものの追求がなされないままの対処法なので効果を実感できないということも少なくないと思われます。


東洋医学では不眠の原因そのものにアプローチして、その原因を除去する漢方薬やツボを使うことで不眠を改善に導きます。


ただ原因というのは一般に認識されている以外のものが多く、熱、気鬱、気滞、瘀血など様々な原因があります。

東洋医学的な不眠のケア

東洋医学では、

◉交感神経の高ぶりを穏やかにする
◉緊張感を穏やかにする
◉泌尿器系の気の流れを良くして副交感神経を優位にする
◉体内残留熱を清熱する
◉交感神経の高ぶりが貧血から起こることも多く、この場合は貧血をケアしながら交感神経の高ぶりを抑える

これらを目標に治療を行います。


鍼灸であれば上記の内当てはまる原因をケアするツボを使って治療します。


ここに挙げた原因は、伝統的な東洋医学でのみ認識可能なので脈診や望診を行う当サロンの治療をご利用ください。

【睡眠の質を高める基本のおうちケア】

セルフケアとしては副交感神経を優位にするものであればどの原因の場合でもある程度の効果は期待できます。


上記のように睡眠の異常の原因は様々ですが、気が上がること=神経の高ぶりが土台となっているものが多いものです。


イライラするようなオーバーヒート傾向の神経の高ぶり、


不安や緊張、心配から起こる神経過敏、


いずれも東洋医学では「気が上がる」と表現し、


交感神経の高ぶり、脳の充血や過剰な働きが起こると考えられます。


従って「気を下ろす」ということは多くの睡眠障害にとって有効な養生法となります。


最大公約数的に効果が期待できるセルフケアの方法をいくつかご紹介しておきますのでお試しください。


いずれも効果が現れるまでは数週間〜数ヶ月の継続が必要になりますので根気よく継続して行ってください。


1、足湯
足湯は温めるために行うのではなく、気血を足元に集めることで脳の充血を取り興奮を抑え、更に副交感神経を優位にすることで睡眠の改善に高い効果が期待できます。


2、整気呼吸
吐く息を長くするだけで副交感神経を優位にし、気の高ぶりを抑える呼吸です。
https://lasalute.amebaownd.com/posts/36234187


3、関元、丹田を温める
気功などで言われる丹田、東洋医学的には関元というツボに当たりますが、このツボは気を下ろす作用がとても強く、手当てをしたり温灸やせんねん灸で気を下ろすことができます。また弊社で販売中の米糠カイロを置くだけでも気を下ろします。


夏場でもエアコンや冷飲で下半身が冷えている方も多いので心地よく気を下ろしてくれます。
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4、サイマティクスセラピー
サイマティクスセラピーとは素粒子レベルから整える波動療法。メンタル、脳の状態、ホルモンバランスなどを整えることで良質な睡眠に導きます。


◆イライラするようなオーバーヒート傾向の神経の高ぶりを抑えるサイマティクスセラピーCD
【ハッピーファミリー】
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◆不安や緊張、心配などから起こる神経の緊張をケアするサイマティクスセラピーCD
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