楽曲「Conductor」のお話

 CYLTIE.です。前回の文章より間が空きましたが、お元気でしたか。
 今回は、わたくしが制作しました楽曲「Conductor」の話をします。
(楽曲はこちらから聞けます)

 この曲なんですけど、工大祭の学生企画「喫茶フルコンボ」の楽曲公募企画にて採用を頂いた楽曲でして、嬉しいやらなんとやらといった感じでした。関係者の方々、当日プレイしてくださった皆様、本当にありがとうございました。光栄でした。
 それで、いち作曲者としてなんか書いといたほうがいいのかなぁと思ったので書きます(ツイッターでも適当にしか触れてなかったので)。
 興味のある人は付き合ってもらえると嬉しいです。

・きっかけ
 ことのきっかけは5月中旬まで遡ります。
 ツイッターで「喫茶フルコンボ」の楽曲公募のツイートが流れてきたのが始まり。
「うーんなるほど、締め切りは6月末……。余裕はあるな……。音ゲー音楽もまた作ってみたいし、作る口実としてはもってこいだし、やってみるか……。」
 ……といった具合で、音ゲー音楽を作ることを決意。

・制作のお話
 制作にあたって、どういう要素があればそれっぽい音楽を作れるのか、 どういうことをやりたいのかを、とりあえずばばーっと紙に書きました。テーマである「時代」に、どうアプローチを仕掛けていくか、といった部分を含めて。
 今思えば、かなり重要な作業だったなぁと思ったり思わなかったり。私が普段曲を作るときは、こういうイメージを固める作業をせずに、行き当たりばったりで、思いついたらすぐ打ち込む、みたいなスタイルなので……。
(それゆえ、完成せずに放置されることもしばしば……)

(8割くらい書かれている通りになっててすげえなって見返して思う)

 ……そんなこんなで、ある程度イメージがまとまったところで、イントロ(のちにサビでも使う)となるフレーズが思いつきます。
 電子ピアノで、それっぽく音を鳴らしていたら、それっぽくなったので即採用!といった具合。そっから先のことは正直全く覚えてません(
 ほとんどノリと気合で、しいて言うなら、なんかDAWの画面越しに一人でにやけてたことぐらいしか記憶にないですねぇ!(変態

・ミックス
 ミックスのやり方もあまり覚えてませんが、キックとベースから手を付けたのは確か。スネアハイハットシンバルといったパーカス周りを固めて、 メロディ類→コード類→その他FX系といった順番で調整していきました(記憶が正しければ)。
 調整と言っても、とりあえず大雑把な各パートの音量決めで、コンプEQといったエフェクター類は後で決めます。スペアナと自分の耳とにらめっこしつつ、あーだこーだ言いながらミキシング……というのを、納得がいくまでやります。結構疲れます。
 疲れるといいつつ、実際のところはかなり適当なので、プロジェクトファイルは見せられません(

 結論:なんで自分でも作れたのかよくわからない!

・タイトルのお話 
 さて、完成した曲にはタイトルをつけなければいけません。どうすっかな~~~と悩みました。 
 一応ナポレオン・ボナパルドっぽい感じはしたので、「ナポレオン」でもよかったのですが、なんか嫌だったので、戦争において士気を取る人→指揮者っぽくね?ってことで、「Conductor」と名付けました。かなりアバウトな説明ですが、ダジャレではないです。念のため。

・完成後のお話
 そんなこんなで完成したこの「Conductor」ですが、完成した直後の率直な感想としては、「指折りで良い曲が出来たような気がする」でした。
 正確には「指折りで良い曲ができたような気はするけど、これが採用されるかどうかはわからん」といった感じ。
 そんな心持ちだったので、採用のDMを頂いたときはホントにびっくりしました。同時に「本当に主催側は僕で大丈夫なのか?(クソ失礼」とも思いました。なんて卑屈な人間なんだ。
 同じ頃、数少ないDTM仲間であるところのActive-Rくんも、採用のDMをもらっていたらしく、深夜2時にLINEでわーきゃー言い合ってました。僕はというと、自分の部屋でリアルに喚き散らしてました(クソ迷惑)。

 ……というのも、こういった形で、自分の曲が使用されること自体初めてで。さらには、本当にボス曲という扱いまでして頂いて(これは想定外だった)、感無量ハリケーンです。ここでやっと、自分でもいいもの作れたなぁって思えたし、作った甲斐があったなぁと思うことができました。
 音ゲー音楽最高。一生音ゲー音楽作ってたい。
 心残りなのは、この楽曲にどういう譜面が付いたのかを確認できていないということです。後日パッケージで配布されるようなので、気長に待ちます。それか、誰か私に教えてくださいまし。気になる! 
 引きこもりぼっちDTMerでも、続けていれば、1つはいいこともあるんだなぁって思ったので、これからもがんばっていきたい所存であります。

 ……というわけで以上、Conductorのお話でした。
 支離滅裂な文章でごめんなさい!
 というか、たかが1曲でこんな文章書くのもどうなのよって思いました。暇人かよ。いや、でもそれだけ嬉しかった出来事なのよってことで、ここは1つ。
 よければ他の曲も聞いてくんなまし!

 CYLTIE.でした! これからもよろしくお願いします!

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