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北大編入生Youtuberひでき氏の言っていることを解説する(第一回:2年次編入)

2年次編入について

北大編入生Youtuberひでき氏のツイート

2年次編入とは

大学1年生の間に所定の単位を修得した人が志望大学の2年生になること。

例)東洋大学(1年生)→ 法政大学(2年生)→ 卒業

例)亜細亜大学(1年生)→ 明治大学(2年生)→ 卒業

狭き門

2年次編入は狭き門です。理由はコスパが最強だからです。

英語の対策

大学受験のやり直し

共テ平均点行かないひとって、『速読英単語必修編』とかギリギリ一周したくらいであんまり覚えていなかったり、『桐原英文法・語法1000』とか一切手を付けていないと思います。一般でMARCHレベルだった高校の友人に、どんな参考書を使えばいいのか聞いてみるのが一番良いです。

現役で合格した「ヤツ」に教えてもらうとか、ただでさえ2年生で合流っていうだけで反吐がでるのに、死ねって思うかもしれませんが、そうした鬱憤は今一時のものと割り切って、参考書を見直してください。

そのうえでTOEICスコアが必要な場合

「金フレ」は共テ平均点行かない人が読んでもあんまり意味ないですが、500点以上を狙っていくうえで必携です。特に知らない単語に出くわすと頭が真っ白になる系統の人は、バットステ回避アイテムだと思って使うと良いです。

共テ偏差値60ってこと?

共テ平均点行かない人が真面目に一浪するとそれくらいに進歩するので、つまり浪人する人がそれくらいのペースです。2年次編入は狭き門なので、仮面のほうが良い大学に行けるのは間違いないですね。

小論文の対策

本当に小論文か知ったほうが良い

令和7年度以降は募集停止になったとされる明治大学情報コミュニケーション学部ですが、小論文と称して実際は「社会学」なので、社会学の勉強が超必須でした。本当に総合型選抜のような感覚の小論文考査なのかどうか知ったほうが良いです。

高校(政治経済)の進化系なのか、高校(倫理)の進化系なのか

政治学と経済学は政治経済の進化系ですが、法学と社会学は両方の進化系です。政治経済の進化系の学問は功利主義といって、ベンサムの最大多数の幸福のような「制度で皆の幸せを最大にしよう」という考え方と親和的です。倫理の進化系の学問は、道徳や善悪の考え方をします。

そんなに難しく考えなくてもよいのですが、最低限志望する学部の学問領域は把握しておかないといけません。

新聞を読むこと

日経新聞のように事実が淡々と掲載されている新聞だけでなく、毎日新聞のように右傾化(我国の国益に特化)した記事でもいいですし、しんぶん赤旗のように左傾化(国民生活の視点に特化)した記事でもいいです。読売新聞は、社会問題をうまく解説していて、読みやすいと思います。朝日新聞は、「新聞も一つの意見」という見方ができるようになってから読んだら良いかなと思います。

真面目に頑張ることが馬鹿臭くなった人から腐って死ぬ入試

新聞を読んだら、ノートの左側ページに面白かった記事の要約を書き、対応する右側ページに自分の意見を書きましょう。

ひでき氏みたくなるには

根性論

18歳が、たとえば40歳会社員に、勝てる要素があるとすればそれは「根性」です。はっきり言って中年になってから大学受験の勉強を再トライできる中年はこの世に居ません(稀にいますがそうした議論は避けます)つまり根性で敗退しているんですね。

18歳は、根性だけなら誰にも負けない年齢です。つまり根性の戦いなのです。『ヒカルの碁』という漫画(フィクション作品)の中で、若手だけの囲碁国際大会が開かれたのですが、そこで「これは才能の戦いだ」というセリフがあります。彼らは囲碁のプロだから「才能」ということになりますが、通常の18歳は凡人なので、根性の戦いになります。

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