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愛しい布よ、部屋を埋め尽くせ

ごきげんよう、Cheeです。
柄の豊富さがウリの当店、店頭でもあれこれと目移りして決めかねて困っているお客様をニヤニヤと見守っているのはよくあることです。私が気に入った柄ばかりを集めているので自信しかないのですが、集め方はけっこう地味なんです。

近所のお店から海外まで

お店の人だから生地の購入も特殊なルートがあるのかと思われがちですが、そんなことはありません。東京・日暮里の繊維問屋街まで行くこともありますが、ユザワヤとかトーカイ等の地元チェーン店でも買ってます。

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私の購入する生地に限って言えば、問屋街とチェーン店で取り扱い種類はそれほど差はありません。問屋だと1店舗で済む、取扱時期が早い等のメリットはありますが、買いすぎて帰宅して荷物を広げてから途方に暮れるというデメリットもあります。

価格についても、もちろん問屋の方が単価は安いのですが、日暮里までの交通費や持ち帰れないほど買ったために発生する宅配代と、近くのチェーン店の会員割引を計算すると、購入量によっては逆転現象も起こります。

アメリカ在住の友人を頼り買いつけ出張も敢行しました。アメリカは面白いテイストの生地があふれているので、コロナが落ち着いたらぜひまた買いに行きたいです!

通販はギャンブル性も楽しむ

私が住む神奈川県もコロナでステイホームが続いたので、通販の利用も増えました。時間を気にせず思いがけない柄と出会えるので重宝してます。

ただ、実物を確認できないが故のミスマッチも時折発生します。楽しみに箱を開けたら思ったものと大きく違うものが出てきて、ぬぅぅぅ…どうしよう?と困惑したことも。最近は「そのうちこの子の出番もあるさ」とハズレも含めてお買い物を楽しんでます。

手芸店はリラックスゾーン

今でこそハンドメイドサイクルキャップの販売を生業にしてますが、もともとはお針仕事が好きな会社員でした。趣味の延長のため、かわいい生地を見てるだけで超楽しい!ので買い出しは全く苦ではありません。

余談ですが私は手芸店に入るとトイレが近くなります。これも一種の青木まりこ現象かなと。本屋、図書館、アウトドアショップでも同様に反応するのでお腹が張った時には買い出しが一番!

後宮みたいになってます

2021年8月現在、Webショップに掲載している柄は150種類くらいですが、実際に持っている生地の種類はその4~5倍くらいでしょうか。6年ほど前に数えた時に約500種類で、着々と増え続けています。使い切るより買い足すスピードの方がはるかに速いので把握しきれません。だってどれもかわいいんだもん!

コレクター気質が強く、好きな柄を溜めこみがちなのに加え、商業ベースに乗せてからは一度に買う量も増えたので保管部屋(6畳2部屋)がもうパンパン。定期的に窓を開けて風通しは良くしています。

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最近は寝室とリビングにも侵攻しつつあるので本格的にこりゃまずいぞと焦ってみたのですが、この記事を書くにあたり自分のFBをさかのぼっていたら定期的に「生地買いすぎた」「もうしばらく買わない」「収拾付かない」と定型文が並んでいたのでこれは不治の病だとあきらめました。

このままだと、帝のために綺麗どころを集めるだけ集めて、一度のお目通りも叶わないまま生涯をすごす不遇の女官みたいな生地が出てくるかも。

たまさかにキャップになります

せっかくかわいいのに陽の目を見ないのは可哀想なので、レギュラーラインとは別に気まぐれにキャップを仕立てています。それがFROM MY DRAWERシリーズ。

もう販売していない生地で作ることが多く販売数もごくわずかなため人と被ることはまずありません。またその時々により好みのマイブームがあるため今のラインとはテイストが違うものがあります。そんなところもお楽しみいただければうれしいです。

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