見出し画像

成果を出す人が作り出す悪循環

めっちゃ成果を出すけど、同僚や部下との信頼関係を築くことができない人っていますよね。

成果を出すから会社としては評価するけど、スタッフが育たず明らかに離職率が高いことも見て取れるカオスな状況。まさに今この状況が巻き起こっています。

浮かび上がる問題点

ざっくり考えると上のレイヤーの判断がおかしいんですが、そこから付随して二つの問題点があるんです。

①組織図が機能していない
②目標設定が雑

①は縦割りをなくし、横の繋がりによってシナジーを生み出すことが目的。
しかし実態は旧態依然で、何も変わっていない。
実質のトップも入れ替えがないため変化の兆しはありません。

②は人間関係やコミニュケーションスキルは考慮されず、とにかく売上至上主義からくる目標設定。
それによって評価基準がどうしたって売上達成度になってくる

この2つの問題が、成果は出すが人を辞めさせる人をのさばらせ、環境を悪くしていると考えられる。

中間管理職の役割

じゃあどうすればこの環境を改善するべきか?

僕が思うに中間管理職の権限やパワーバランスを上げる必要があると思う。
上にも下もスタッフがいておそらく現状を1番把握している中間管理職が、フロントの人間が声を上げても届かないレイヤーに、現状を届ける役割だと思う。

もちろんフロントの人間にはわからない社内の政治や部署間のパワーバランスもあるが、そんな社内問題以前に実務を行う人間が辞めていくのでは会社は成り立たない。
機械化できるならまだしも、現状は人の力じゃないと回らない業務であることは誰もがわかっているのに、誰も重要性をリアルに話題にしない。

どんな問題が会社にクリティカルに効いてくるのか。
目の前の数字だけでなく、何が会社存続に関わる問題なのか、経営者は考えるべきだと思う。

ちなみに上司の話だと、この状況は今に始まったことではなく見て見ぬ振りをして今のいままで放置されてきたそうだ。

常に次の準備をするために

結論、現状をすぐに打破する案はないので自分のための知識・知見を増やすため必要な仕事をしていく気持ちだが、この問題を意識していない人は、訳がわからず、知らない間に会社が無くなるという状況にさらされるかもしれない。

このままの状況だったらこんな結末があるかなとか、少し想像できると自分の立ち回りも違ってくるかもしれない。
完全在宅ワーク勤務中ですが、積極的に有意義な雑談をしていこうと思った。

少し意味合いは違うかもしれないが、何かの本で見た、「自分の仕事だけを行うのではなく、他人の仕事にも興味を持て」という言葉を思い出した。

来月から新たな期が始まるので進展があればまたここで報告したいと思います。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?