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メルカリさんとサイボウズでWeb制作・運用についてお話しました! / 交流会シリーズ(2)
プライベートでもよくお世話になっている、あのフリマサービス。そう、今回はメルカリさんとお話する機会をいただくことができました。
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ご参加いただいたのは、Employer Brandingチームの3名のみなさま。メルカリという働く場所に興味を持ってもらい、メルカリで働くことに魅力を感じてもらうために社内外への情報発信をされているとのことです。主に「採用サイト」や「メルカン」を運営されています。
世の中にWeb制作会社さんの情報はたくさんあれど、制作を依頼したり管理する側の情報やノウハウはあまり見かけることができません。わたしたちはもともと「Web制作に携わる人がハッピーになること」を目指してnoteで情報発信を行っており、もっと他の会社さんのWeb制作について知りたい!事業会社側のWeb担当の輪を広げたい!と思っていました。
その一環として、今回はメルカリさんとWeb制作や運用についてお話しました。
交流会前はいつも緊張と不安
メルカリさんといえば、たくさんの先進的な取り組みをされているイメージがあり、交流会が決まったタイミングから緊張感が。
また今回はオウンドメディアの編集チーム(メルカリさん)と、Webサイト管理部門(サイボウズ)という役割が異なる組織の交流会ということで、盛り上がるかな?期待に応えられるかな?と、さらなる不安感が襲ってきました。
さらに追い打ちではないですが、テレワークという中でなぜか交流会前にチーム内にコロナが蔓延。なんとか元気なメンバーで、自己紹介や聞きたいことをまとめました。
そんな中で臨んだ交流会でしたが、不安もよそに楽しくお話させていただくことができました。
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延長戦をしたいぐらいの充実度
事前にお互いが聞きたいことを出し合い、交互に質問する形式でスタート。自己紹介からはじまり、各チーム紹介や取り組んでいること、今課題に感じていること等をオープンにお話させていただきました。
今回ご参加いただいたEmployer Brandingチームの3名は、毎月膨大な記事を編集し、採用サイトも担当しシビアに数字を追いかけ、さらにWebサイトの運営についてもなにかできることがないかを模索されているというお話から、とても効率的に仕事ができる方々なのだなという印象を持ちました。
社内で間に入ってくれる役割があるのはよさそう
サイボウズのWebチームは、それぞれのサイト施策効果向上のため、インフラ周りから、企画・検証など、さまざまな面で支援をするチームなのですが、そのお話をすると「社内に間に入ってくれる役割があるのはよさそう」と仰っていただきました。
企業規模が大きくなるにつれて、どうしても横の連携はしづらくなるもの。成長期で社歴が浅い社員が多くなってくるとなおさら。そんなとき、間を取り持つチームがいることで、円滑になることも多いはず。チームのあり方の一つとして、大きな意味がありそうです。
また「相談しやすい部署になりたい」と仰っていたことにも共感しました。チームの影響力を高めようと思うと、自らガツガツいくのもいいけど、頼られ、相談しやすい存在になったほうが、結果的に影響力は大きくなるのかなとも思いました。
オウンドメディアであっても数字にはシビア
サイボウズ式は数値目標を設定しない方針で運用していますが、オウンドメディアは明確な指標を立てづらいケースが多い中、PV数・イベント参加者数・アンケート回収数などで効果測定を積極的にされていることは、OKRを重視されているメルカリさんらしい点だと思いました。
サイボウズ式にも言えますが、オウンドメディアへの理解は経営層の理解が大きいと思っています。経営層の理解は、長年の運用実績から。メルカンしかり(2016年リリース)、サイボウズ式しかり(2012年リリース)、先人の偉大さを改めて感じました。新しいことをはじめ、継続していく情熱と覚悟にはほんとうに感服です。
合意形成の手法
メルカリさんのミッションを拝見すると、合意形成においても独自の進め方があるのだろうと勝手に想像してしまっていましたが、「たたき」や「みんなで考える」を重視し、各ステークホルダーと調整・説明しながら進めるという従来型の手法をとっているのが意外でした。
メルカリさんの企業規模でたたき案を作ってたくさんのステークホルダーに説明し、みんなで考えて、自分のやりたいことを貫く。かつ、スピード感を持って進めるという、かなり難易度の高いことをされているなと感じました。
合意形成はサイボウズ内でも難しいポイントの1つなので、もう少し深掘りしてみたいと思いましたが、残念ながらここで時間切れに。
それ以外にも「社内の情報共有で使っているツール」や「外注か、内製か」といったお話もできて、とても興味深かったです。延長戦をしたかったぐらいでした。
異なる得意分野を持つチームと交流する意義
交流会が終わって、先進的な取り組みをされている印象は変わらなかったのですが、それはステークホルダーへの理解やコミュニケーションスキル、スピードや成果への意識、1つのことをやり抜く強い意思があってこそなのだと感じました。
また会社や部署が変わったとしても、会社のミッションに向かう姿勢は同じ。あらゆる企業活動において、最終的には自社のミッションに紐づいているか、ユーザー体験として筋が通っているかという判断軸は共感しかありませんでした。
得意分野が異なるチームの交流会でも、サイボウズのWebチームがどういう位置づけであるべきかを考えさせられ、アップデートできていくので、交流会をする意義は大きいなと回を重ねるごとに感じています。
こういった交流を通じて、「Web制作に携わる人がハッピーになること」に少しでも貢献できればいいなと思っていますので、サイボウズのWebチームと話してもいいよ!という方がいれば、ぜひぜひお話しましょう。
メルカリのみなさま、お忙しい中お時間いただき、ありがとうございました。
以前、SmartHRさんとお話しした内容もぜひご覧ください。
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