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文字起こし | チームインタビュー#1 アクセシビリティ&PoCチーム

(♪明るい雰囲気の音楽)

篠原/こんにちは!デザイナーの篠原です。この番組は、サイボウズデザイン&リサーチグループのメンバーが、日々の取り組みや活動を雑談形式で紹介するコンテンツです。
デザイン・リサーチ・アクセシビリティを軸に、サイボウズデザイン&リサーチグループの今をお届けしつつ、所属するメンバーの人柄やチームの雰囲気をお伝えできればと思います。
記念すべき第1回目はアクセシビリティ&PoCチームの小林さん・杉崎くん・和馬くんの3名に「今年うちのチームはこんなことします」をテーマに、いろいろと語ってもらおうと思います。というわけでよろしくお願いします!

小林・杉崎・和馬/よろしくお願いします!

篠原/それでは、簡単に自己紹介をお願いします。

小林/じゃあ自分から自己紹介をさせていただきます。サイボウズデザイン&リサーチグループの小林(こばやし)といいます。
もともとサイボウズには新卒で入社しまして、来年で8年目になります。当時はプログラマーをやっていたんですが、6年ほどプログラマーをやった後でアクセシビリティっていう分野に興味がありまして、このデザイン&リサーチグループに移って活動しているっていう状況です。
今は、アクセシビリティエキスパートっていう肩書きで専門職として活動しています。よろしくお願いします。

篠原/じゃあ次に、杉崎くんお願いします。

杉崎/はい。サイボウズデザイン&リサーチ、アクセシビリティエンジニアの杉崎信清(すぎさきのぶきよ)といいます。今、大学生なんですけど、アルバイトとして通っています。来年の4月、新卒入社の予定です。
私、視覚障害を持ってるんですけど、当事者の立場としてもアクセシビリティを非常に重要だと思っているので、ガリガリ、アクセシビリティのことをやっていきたいなと思っています。よろしくお願いします。

篠原/じゃあ最後に、和馬くんお願いします。

和馬/はい。西藤和馬(さいとうかずま)です。自分はデザインのリサーチチームでUX/UIデザイナーとして活動しています。
UX/UIデザイナーなんですけど、デザインだけじゃなくて、ユーザビリティテストとか、あとプログラミングとかもやりながら活動しています。
このチームでは、kintoneにカスタマイズだったりとか、いろんな製品のカスタマイズとか作ってたりする活動をやっていく予定です。よろしくお願いします。

杉崎/あ、すみません。来年の4月じゃなくて今年の4月でした、新卒入社。

篠原・小林/あ、そうだ(笑)

(一同笑)

篠原/2020年になったんで。

杉崎/2020年。

小林/最近そうだよね。どっちかわからない。難しい。

(一同笑)

篠原/はい、ありがとうございます(笑)
では早速ですが、いろいろ聞いていきたいなと思います。
アクセシビリティ&PoCチームは今年できたばかりのチームだと思うんですが、一体どういった経緯で結成したチームなんですか。

小林/はい。アクセシビリティ&PoCチーム、2つあるので、一つ一つ話していければいいと思うんですけど、まずアクセシビリティの部分ですね。
アクセシビリティに関しては、元々、自分が結構主導的な立場で、かつ、サイボウズの有志の人と一緒に活動をしてきました。
ただ正式なチームってのは多分なくて、僕1人で活動してきましたと。
ただここで、杉崎くんが入社したこともあるし、かつデザイングループも結構人が増えてきたので、デザイングループでチームを分割して、その一つとしてアクセシビリティはチームを立ち上げて正式に活動していきましょうということになりました。
杉崎くんとどんどんやっていきたいんですけれども、杉さんはどうなのかな。サイボウズのアクセシビリティって、どんなところで興味を持ったりしたんですかね。

杉崎/はじめは小林さんに面談でお会いしたんですけど、きっかけはそのときに、サイボウズのアクセシビリティに取り組んでるっていうのを知りました。
印象に残ったのは、アクセシビリティの活動は、サイボウズがチームにアクセスできるようにするために必要なことであって、決してCSRとかではないですよっていう案内をしていて。そういうCSRとかやらなければいけないことみたいな感じじゃなくて、自分たちが必要なんだみたいな姿勢でやっているのが素晴らしいなと思って興味を持ちました。

小林/もともとね、自分もサイボウズの理念とか理想に照らしてアクセシビリティをどんどん進めていこうということで、ボランティア的にやるのではなくて、もっと会社のミッションに直結するものとしてやっていこうって話をしていたので、そういうのチームでもどんどんこれからもやっていきたいなっていう感じですかね。
あとそうですね、PoCの方ですね。PoCって聞き慣れない方もいると思うんですけど、仮説検証ですね。Proof of Conceptの略称ですね。
内容としては、デザイングループでも、結構実際にデザインだけじゃなくってコーディングですね。実装するまでをやる案件っていうのが結構増えてきたんですよね。
特に去年は、kintoneの製品自体を使って、かつそれにJavaScriptとかでカスタマイズして、画面をお客様に合わせて結構カスタマイズするみたいなことをやってきました。お客様に応じたデザインを提供するみたいな感じですね。
そういうのも引き続きやっていきたいし、アクセシビリティも製品自体を改善するんじゃなくて、多分いろんな選択肢があって、製品の上にカスタマイズでアクセシビリティを高めるようなものを付け加えるみたいなこともできると思うので、なので2つとも一緒にやってこうっていうことになっています。
和馬くんは、どうかな。結構去年、カスタマイズとかをたくさんしていたと思うんだけど、具体的に去年ってどんなことをやっていたのかな。

和馬/そうですね。今ちょうど話があった、kintoneのカスタマイズができるってところです。
kintoneのポータル画面っていうのがあるんですけど、そこのカスタマイズが去年ができるようになって。ただ、それができるようになったところで、実際にやっている人たちっていうのが少なかったりとか、知見もなかったりするので、ポータルをこういう風にデザインを作るといいですよ、みたいなHTML・CSSのテンプレートを出したりだとか、こういう風にカスタマイズできるんじゃないですかね、みたいな記事を書いたりしてみて、実際にポータルとか。
ポータルってkintoneの一番顔になってくるところだと思うんですけど、そこから、どうやっていろんなチームにアクセスできるかというところを改善できたらなと思って、去年そういうカスタマイズ作ったりとかして。
あと、それを作ったうえで、まだまだポータルで必要なkintoneのAPIっていうのあるんですけど、それが足りないなと思うところもあったりするので、
そこら辺を開発側にフィードバックしたりっていうのを去年してました。

小林/社外への啓発活動+製品のフィードバックだよね。開発チーム自体に製品をもうちょっと改善した方がいいみたいなこともやってたっていう感じ。

和馬/そうですね。

小林/なので今回は、この2つを引き続き伸ばしていくみたいな活動をしていきたいなっていうのが、このチームのやりたいことですかね。

篠原/ありがとうございます。チームが結成されて、多分いろいろ、このメンバーで話し合ったと思うんですけど、何かこう、チームの目標とか、スローガンみたいものってあったりするんですか。

小林/そうですね。これはみんなで考えたよね。結構。

杉崎/はい。

小林/そうですね。結論としては「より多くの人がチームに参加しやすくする」っていうスローガンを立ててます。
「より多くの人」っていうのは、今までチームに参加できなかった人とか、そういう人をチームに参加できるようにして、かつ、その人たちだけに対応するんじゃなくて、そういうチームに参加できなかった人に対応することで、今まで参加していた人も、より参加しやすくなるっていうことで「より多くの人をチームに参加しやすくする」っていうスローガンを立てていますね。
活動の柱としてさらに社内啓発・研究開発・社会発信っていう3つの柱を立てて考えてます。
社内啓発っていうのは、社内のどんどんモチベーションを上げていって、それで研究開発ですね。開発を進めていって、製品とかカスタマイズとかで作っていって、それを成果を社外に発信してフィードバックをもらって、また社内のモチベーションを上げて啓発していく、みたいな流れを考えてますかね。
どうなんでしょう。杉くんとか和馬くんとかは、この3つのうちで、どこに力を入れていきたいとかそういうのってあったりするのかな。杉さんどうですかね。

杉崎/自分は、何はやっぱりアウトプットを出したいので。

小林/うん。

杉崎/開発とかをして、新しい価値っていうのを届けたいなと思っています。

小林/もともと学校でも、あれだよね。プログラミングと普通にしてたんだよね。

杉崎/そうですね。結構、スマートスピーカーの音声で操作する何かを作ってたりしました。迷路ゲームだったりとか。

小林/うんうん。そうだよね。今回もそういうのも含めて開発していけるとよさそうだよね。

杉崎/はい。

小林/和馬くんも、もともとプログラミングをしてたんだよね。なんか、去年とかは特に。

和馬/そうですね。去年からし始めただけですけど。

(一同笑)

小林/でも、結構がっつりJavaScript書いてたもんね。

和馬/そうですね。去年いろいろ教えてもらって書くようになって。
なのでまぁ、今結構、開発自体にモチベーションもあるので、研究開発やっていきたいっていうのがあるんですけど、やっぱ作るだけだと「作ったよ」だけで終わってしまうと、なんの意味もないものになってしまう、って言ったらおかしいですけど、それをやっぱり発信したりとか。
あと、自分の場合リサーチができるので、その作ったものを、またリサーチ回して「もっとこうした方がいいんじゃないのか」とか、新しい発見しながらやっていきたいなとは思ってます。
なのでまぁ、一番やりたいのは研究開発、かな(笑)

小林/そうですね。みんな、開発したい欲が結構高まっている。

杉崎/そうですね。

篠原/作り手。

小林/そう、作り手としての。

篠原/社外啓発と、研究開発、社会発信の、この3つにした理由って何かあるんですか?

小林/もともと、さっきもチラっとは触れたんですけど、多分この三つを結構、回していかないといけないと思ってるんですよね。どれか1つで多分止まっちゃったことが過去何回かあって。
啓発はしたけど、実際チームの研究開発までは届かなかったとか。研究開発のネタはないけど社外発信はしなきゃいけないとか。そういう、うまくループが回っていない状況とかが結構あって。なので、これをちゃんと回していきたいなっていう気持ちで3つの柱を考えてますね。

篠原/なるほど。そういえば最近、ノートに投稿した「全盲の新入社員はサイボウズに出社できるのか」という記事が結構読まれてますけど、これは社会発信の一つとして書いた記事っていう感じですかね。

小林/そうすね。社会発信のネタで、とりあえず杉さんがね。入ってきたから。

杉崎/はい。

小林/ということで、決めてやりましたね。

篠原/今後はどのような記事を執筆する予定とか、ありますか。

小林/どうしましょう。

杉崎/社外発信、いろいろやっていきたいんですけど、例えば製品、プロダクトの改善の裏側ですね。背景だったりとか。
あとは新しい研究開発で作った、例えば音声、スマートスピーカーの何かとかもそうですし、そういった作ったものの報告だったりとか。
あとは、社内の勉強会をいろいろやりたいので、その勉強会でどういった反響があったかとかいう開催報告だったりとか。
とにかく行っている取り組みっていうのを、社内で閉じてしまうんじゃなくて、社外に広めることで「あぁ、この会社こういうことやってるんだな」っていう、公明正大っていうんですかね。そういうので、皆さん、社外の人にどんどん知ってもらいたいなぁっていうのがあります。

小林/うん。公明正大っていうのも、会社のミッションとしてそういうのがやっぱりあるので、どんどん、できてるところも、ここはできてないですっていうところも含めて、もしかしたら出していくといいかもしれないね。

杉崎/そうですね。

篠原/そうですね。これで社内でも社外でもアクセシビリティの関心がすごく高まっていくといいですよね。

小林/そうですね。会社だけにとどまるじゃなくて、いろんな会社がどんどん、アクセシビリティにこれを見て取り組んでもらえたら嬉しいですね。

篠原/嬉しいですね。

(♪明るい雰囲気の音楽)

篠原/ということで、短いお時間でしたが、今日は「今年うちのチームはこんなことします」をテーマに、アクセシビリティ&PoCチームの皆さんにお話を伺いました。皆さんありがとうございました!

小林・杉崎・和馬/ありがとうございました!

篠原/次回は別のチームをご紹介したいと思います。それではまたー。

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