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kintone Design Magazine

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kintoneデザインチームのメンバーの、日々の業務や学びなどを発信しています!
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#デザインシステム

デザイントークンを『デザインの決定を開発チーム全体に伝えるための「方法論」』と定義した

サイボウズのkintone Designチームでkintone Design SystemチームのリーダーをしているAmi(@__amishiratori)です。 私たちkintone Design Systemチームでは、デザイントークンを『デザインの決定を開発チーム全体に伝えるための「方法論」』と定義しました。 kintone Design Systemの構築を始めて2年以上が経ちましたが、 デザインシステムやデザイントークンに馴染みのない人も開発チームにはまだいます

デザインに関わる全ての人たちでエベレスト登頂を目指すために取り組んでいること

kintone Design SystemチームリーダーのAmiです。 先日SaaS Design Conferenceで「デザインに関わる全ての人たちでエベレスト登頂を目指すために取り組んでいること」という題でお話しした内容と、発表中にご紹介した「kintone Design System運営理念」「ワーキンググループ憲章」を公開します。 チームや職種を超えて越境し協力しあいデザインシステムを育てるためのヒントになれば幸いです。 セッション概要・資料以下はセッション概要

「私たちがデザインシステムを作っている理由」のドキュメントを公開

どうも、kintone Design Teamのsakitoです。 今回は私たちがデザインシステムを作っている理由を社内向けに説明しているドキュメントを公開します。デザインシステム作ること自体を言語化するのに役に立ててれば幸いです。 ここからが実際に社内に公開しているドキュメントになります。 デザインシステムとは?まずはデザインシステムにそのものについてです。デザインシステムは独自の用語ではなく、プロダクトを構築するにおいて世界的に使用される概念になります。例えば有名なも

2022年振り返り ~ デザインシステム,Design Technologist,デザイナーチーム,デザイン室 ~

2022年もラストスパート。今年は自分にとってさまざまな変化を起こした年なので振りつつ、2023年になにをするのか残しておく。個人的な振り返りなので、個々の詳細はあらためて記事にする予定。 大まかに次の目次通り、4つの単位で振り返る。 デザインシステムチームのプロダクトオーナーになった年初にデザインシステムチーム(通称:Mantleチーム)ができ、そこのプロダクトオーナーになった。チームを明示的にリードするポジションになったのはこれが初めてだった。2022年の最初はかなり手

デザインシステムのスクラムマスターが1年で実践したチームビルディング

こんにちは、サイボウズ株式会社のMantleチームでスクラムマスター兼 Design Technologist として活動している ami(@__amishiratori)です。 私が所属するMantleチームは「kintoneのユーザー体験を最高にする」を目標に、2021年末に結成されたチームです。デザイン・フロントエンド・アクセシビリティ・品質保証など、多様なバックグラウンドを持ったメンバーが集まり、kintoneのデザインシステムを構築する活動をしています。 この記

kintoneのデザインシステムを作る 「Mantleチーム」とは? (前編)#CybozuDesignPodcast

オープニング(00:00)Tobi/皆さんこんにちは!デザイナーのTobiです。この番組はサイボウズデザイン&リサーチグループのメンバーが日々の活動や取り組みを雑談形式で紹介するコンテンツです。デザイン・リサーチ・アクセシビリティを軸にサイボウズ デザイン&リサーチグループの今をお届けしつつ、メンバーの人柄やチームの雰囲気をお伝えします。 Tobi/はい、今回はkintoneユーザー体験を最高にする活動をするチーム。社内ではMantleチームと言っていますけれども、2部構成

チーム全員で越境して挑む"核なる"デザインシステム

こんにちは、トビ(@0b1tk)です。 10月でサイボウズに新卒入社して1年になるのですが、今月からkintone開発チームに正式配属になりました! 今回はそのkintone開発チームのなかにある、ユーザー体験を最高にする活動をするチーム(通称 Mantleチーム)の紹介も兼ねて、サイボウズでの仕事とその軌跡を書いていこうと思います🌏 Mantleチームの概要Mantleチームは昨年末から本格稼働しはじめたkintone開発チームのひとつで「kintoneのユーザー体験を

デザインシステム構築におけるオーナーの重要性

こんにちは。ユーザー体験を最高にする活動をしているチーム、通称 Mantle チームのプロダクトオーナー(PO)をしている sakito です。 Mantle チームでは、ユーザー体験を最高にする活動の 1 つとして kinotne のデザインシステムを作っています。この記事では、デザインシステムを作る上での PO の役割や、PO がいることによる効果を実際の事例と合わせて紹介します。 デザインシステムは成長するものデザインシステムは作って終わりというものではありません。

ユーザー体験を最高にするkintone Design Systemsをつくってます

ユーザー体験を最高にするチームプロジェクトオーナーのsakitoです。 以前、kintone フロントエンドリアーキテクチャプロジェクトをスタートさせたブログ記事が公開されました。 今回はこの取り組みの一つのチームである「ユーザー体験を最高にするチーム 」について紹介します。 ユーザー体験を最高にするチームとは?kintoneのフロントエンドリアーキテクチャのアプリケーション構成はMonorepoを採用し、チーム単位でオーナーシップを担うことを意識しています。開発者視点

新卒2年目のエンジニアがDesign Technologistを名乗ることになった話

はじめにこんにちは、サイボウズのkintone開発チームの白鳥(@__amishiratori)です。 先日参加したデザインシステムのカンファレンス「Clarity」のとあるセッションをきっかけに新卒2年目のエンジニアの私が「Design Technologist」を名乗ることになった話をしようと思います。 Clarityとは?Clarityは2016年にアメリカで始まったデザインシステムのカンファレンスです。2016年以降毎年アメリカで開催されていて、2020年と202