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Cybozu Product Design Magazine

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サイボウズのプロダクトデザインに関わるメンバーの記事をまとめたマガジンです
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#サイボウズ

【長寿プロダクトの進化】カラーパレット再設計への挑戦

こんにちは〜!サイボウズのプロダクトデザイナーをしているおごし(@ogoshi_cy)です。 最近はイベントノベルティグッズ制作記事を書いていましたが、普段はkintoneのデザイン改善や新機能デザインを行っています。 今回は、デザイン改善として行った「カラーパレット再設計」についてお話します。 1|カラーパレットを整理する理由十余年以上使われているkintoneは、デザイン側も歴史は長く、様々な検討がなされてきました。長い歴史の検討中に生まれた色たちは、時が経つにつれ、

フロントエンドエンジニアがデザインテクノロジストのお仕事をしてみた話

Design Stageではデザイナー・デザインテクノロジストを中心にデザインに関する各種ノウハウや取り組みなどを発信します。 こんにちは。サイボウズ24新卒フロントエンドエンジニアのsaku(@sakupi01)です。 弊社の開発新人研修には、「2週間、興味のあるチームの体験に行ける」というコンテンツがあります。 私はその一環としてkintone Design Systemチームにデザインテクノロジスト職能として体験に行きました。 今回は、新卒(フロントエンド)エンジ

Central と Local モデルで進化するデザインシステムの拡張と戦略

こんにちは、sakito です。 現在、私はサイボウズでプロダクトデザイン全体の戦略を担当しています。その中でも、デザインシステムの活用とその促進は非常に重要なテーマです。 この記事では、デザインシステムを「Central」と「Local」という 2 つのモデルに分けて解説し、それぞれを活用する戦略について考察します。 デザインシステムの階層化デザインシステムは、通常、特定のプロダクトに結びついていますが、一つのプロダクト内でも、管理画面やユーザー画面など、異なる用途があ

配属から一年 デザイン検討で意識したい5つのこと

こんにちは!サイボウズのプロダクトデザイナーのKayaです。 昨年7月にkintone デザインチームに配属となり、早一年が経ちました。 配属後は、OJT形式で3人の先輩に3ヶ月ずつメンターをしてもらいながらデザイン業務に取り組んできました。kintone デザインチームには現在7人のデザイナーがいるのですが、それぞれにデザインの進め方や考え方も様々な中で、自分に合う進め方や真似したい部分を吸収させてもらうことができて、とても充実した期間でした。 現在はOJTで学んだこと

出戻りデザイナー、マネージャーになる。

サイボウズでkintoneのデザイン責任者兼プロダクトデザイナーのマネージャーをやっている樋田です。 この記事ではデザイナーがマネージャーになった経緯、その苦労と魅力について書きます。 デザイナーがマネジメントに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。 サイボウズを辞めてから戻ってくるまで私は2016年に中途採用でサイボウズにプロダクトデザイナーとして入社し、2021年の夏に一度退職しました。特に大きな問題があったわけではなく、もっと小さな組織でデザインチームを作りたいとい

デザインシステム啓発のためのアプローチ|kintone Design Systemのオンボーディング改善とリリースブログ

こんにちは。kintone Design Systemチームのトビ(@0b1tk)です。 8月になり夏真っ只中ですね!アドベントカレンダーならぬアツい"夏フェス"が開かれているサイボウズのブログ祭り「CYBOZU SUMMER BLOG FES'24」で、noteを久々に執筆しています🍉 この記事はデザインシステムの社内啓発についてです。 プロダクトデザイン業界で「デザインシステム」に耳目が集まってから数年。ただ作って終わりではなく、ステークホルダーを巻き込みながら開発の軌

iOSDC Japan 2024スペシャルノベルティのサイボウズサコッシュをデザインしました

2024年8月22日から8月24日に早稲田大学で開催される「iOSDC Japan 2024」にサイボウズはプラチナスポンサーとして協賛しています。 会場ではブースを出展します。 会場でスタッフが身に着けるおそろいのアイテム&スペシャルノベルティとして、今年はサコッシュを制作しました。 このサコッシュ制作の裏側をブログにしてみました! ※ノベルティ記事ばかり書いていますが、私はプロダクトデザイナーです。 1|制作経緯冒頭でも説明したように、「iOSDC Japan 20

キャリア採用のデザイナーに聞いた、サイボウズの変わっているところ

サイボウズでデザインプログラムマネージャーとして採用周りを担当しているKazuMax(@ka3zu1ma10)です。 今回は、サイボウズにキャリア入社したメンバー6人に、サイボウズに入社して気になった「サイボウズの変わっているところ」を聞いて見てその内容をまとめてみました。 サイボウズの雰囲気について気になっている方に少しでも参考になればと思っています。 サイボウズの変わっているところデザイナーに優しい環境 サイボウズのプロダクトデザイナーはデザインに専念できる環境が整

サイボウズのAndroid開発関係者のTシャツをデザインしました

皆さまこんにちは。kamimuです。 プロダクトデザインとはあまり関係ないネタですが、サイボウズ社内のAndroid開発関係者がスタッフユニフォームとして着れるTシャツのグラフィックをデザインしました。 弊社がスポンサードしているカンファレンスのスタッフTシャツをデザインしましたという記事をデザイナーおごしさんも書いていたので影響を受けて自分も記事にしてみました。 制作の経緯サイボウズでは各製品でAndroidアプリをリリースしていまして、社内でもモバイルアプリのコミュ

【締切間近】プロダクトデザイナー サマーインターン エントリー募集中です!

こんにちは! サイボウズでは、今年2024年もプロダクトデザイナーのサマーインターンを開催します。ただいま絶賛エントリー受付中です! エントリー締切:一次:5月7日(火)10:00  このnoteでは、2024年サマーインターンでどんな体験ができるのか、昨年実施したインターンも振り返りつつご紹介したいと思います。 皆様のエントリーを心よりお待ちしています! サマーインターン2024の内容をご紹介エントリー&実施期間 今年のサマーインターンは、5日間を2ターム、オンライ

kintone Design Team で「チムビル」やってみた!

kintone Design Team でデザインプログラムマネージャーをやっているKazuMax(@ka3zu1ma10)です 先日開催したkintone Design Team での「チムビル」について紹介したいと思います。 kintone Design Teamとは?kintone Design Teamとは、kintoneのデザインに関わるプロダクトデザイナー、UXリサーチャー、デザインテクノロジスト、ライター、ローカライズなどのメンバーが集まったチームです。

try! Swift Tokyo 2024 に参加するので、サイボウズTシャツをデザインしました

※try! Swift Tokyo 2024公式Tシャツじゃないよ! 1|制作経緯サイボウズは『try! Swift Tokyo 2024』のスポンサーです。 当日はみんなでお揃いのTシャツを用意してイベント参加したいぞ!ということでTシャツを制作しました。 2|制作意図デザインしたTシャツです(シャツ生地は合成)。 Tシャツデザインの意図はこのような感じ。 今回のイベントでは、英語圏の方がたくさんおられるというアドバイスをいただいて、皆さんにメッセージが伝わるよう、

「兼務ってどうですか?」/とある製品のデザイナー&リサーチャー小話 in Cybozu

こんにちは。CybozuでGaroonという製品を担当しているデザイン&リサーチチームです。今の自分達のチームにあったサイズ感で定期的に情報発信できないか考え、サクッと読める「小話」という感じで投稿しています🙂 河内山: 今回のテーマは「兼務」についてですね。自分たちも複数の役割を持っていたり、まわりでも兼務している人も多く、社内でも兼務についていろいろな意見を見かけます。兼務も複数の製品、1製品の中の複数のプロジェクト、製品と組織とかいろいろですよね。まずそれぞれの兼務状

初リリースで学んだkintoneのデザインフローと考え方〜チェックボックスのデザイン改善〜

はじめにこんにちは。サイボウズ新卒デザイナーのKayaです。入社後約3ヶ月の研修を経て、7月中旬頃からkintone Design Team(kDT)で活動しています。 正式配属前にkDTで2週間チーム体験をしたのですが、そこで課題として取り組んだ【チェックボックスのデザイン改善】が、デザイナーになってからの初リリース🎉となりました。改善した内容は、kintoneのアップデート情報ページにも掲載されました。 範囲の狭い改善に見えるかもしれませんが、想像以上に悩みながら取り