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ネットワーク環境見直して、コロナ禍乗り切ろうぜ! Aサイド

コロナによって、再び、自粛の日々が来るのか!?

今回は、ネットワーク環境と言っても、今流行りの5G(第5世代移動通信システム)ではなくて、
主に屋内におけるネットワーク環境、「Wi-Fi」の環境を見直そう!という訳です。なんで、今回、これを思いついたのでしょう。自分でもわかりませんが、少しでもお役に立てれば。。


 『いやいや、スマホで、データ使い放題だから、気にしないしー』
っていう話もあるのでしょうけど、コロナ禍ではPCの活用も自粛時のように、
また必要とされるでしょうし、スマホと組み合わせることで、活用の幅は無限大です。
PC、スマホなど、両方にとって快適なネットワーク環境の構築は、生活の上で必ず役立ちます。

 近いうちに、緊急事態宣言が再び発令されれば、たちまち閉塞感がやってきますね。
その時、僕は、別件で入院しており、大変な時を過ごしておりました。世の中の混乱は別ネットワーク環境で、
情報を取得し、確認していましたが、大変な事になったなぁと目に見えない不安感があったものです。

僕のモバイル環境は、主にモバイルPCになりますが、
入院などの時もPCを持ち歩いており、この度の急病時もPCはありました。
バッテリーの問題でスマホやタブレットを多用するときもありますが、
基本的には、電源が入りっぱなしの端末のため、情報の取得には、PC→スマホに、切り替わりつつあります。
落ち着いて作業しなければならない時は、PCにはなりますが、このクイックさは、PCには無いものを感じています。


 屋内・宅内に居る時間の方が、圧倒的に多くなるわけですから、
ここは、Wi-Fi環境を見直しましょうというのが、今回の話なんですが、もちPC環境でも大いに役立ちます。


 まずは、スマートフォン(4G)の一般的な速度は、この程度です。

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※5回測定のうち、一番いいものを使うことにします
※全て同じ時間、同じ機器を用いています

普段気にしませんが、
文字や画像の容量は、数MB~数十MBなので、特に遅いと感じないのかもしれません。
またこの速度なら、動画などの視聴も問題ないので、不満と感じないのかもしれません。
※MB→メガバイト

数GBのファイルのやり取りなどでは、なるべく早い速度のネットワーク環境が、
好ましいので、その場合は、ご自身のネットワークの速度を把握しておきましょ。
※GB→ギガバイト


ここで、ちょっと本題からずれますが、古いPC環境でも速度を見てみましょう。

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このように、光回線、いわゆるブロードバンド環境では、スマホの現在主流といわれる4Gに対して、
かなりのアドバンテージがあります。
なぜ古いPCにしたかと言いますと、これから推し進められるテレワーク、リモートワークでは、
最新のバリバリ動くPCというよりも比較的古いPCの利用が多いため、そうしています。

 これでも十分ではあるものの、屋内に引き込まれている回線の大元。
いわゆる「回線終端装置」の所を見直してあげるだけで、若干のパフォーマンス改善になります。

なにを変えるかと言いますと、回線終端装置からルーター(ホームゲートウェイ・デフォルトゲートウェイ)のWAN部分に繋がっている「LANケーブル」です。
これを変えるだけで、若干の速度改善につながります。
速度だけでなく、安定化にも一役買っていますので、ぜひ変更してみましょう。


 基本的には、回線工事に来た業者さんが付けていった、緑色だとか、白いLANケーブルを、
そのまま使っていると思いますが、コストの問題で、高品質な物はあまり使われていません。

LANケーブルには、「カテゴリ」という品質の指針があるのですが、これを変えることで、少しの改善は出来るんです。
今回は、回線終端装置付属のLANケーブルから、カテゴリ8のLANケーブルに変更してみます。

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写真:回線終端装置、背面

 緑色の差込口が、屋内、もとい家庭内の一番目に来るネットワーク機器である、
ルーター(ホームゲートウェイ)WANへ向かう所です。
ここが重要です。

 普段、あまり気にしないと思いますが、品質の高いLANケーブルに交換したい所ですね。


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購入したのは、一般的に売られているカテゴリ8のLANケーブル。
このLANケーブルを、回線終端装置とルーターのWANに接続されているLANケーブルと置き換えるだけです。
写真のように、明らかに改善されています。

 LANケーブルは、差し込むときは、カチッと言うまで差し込むだけなので、簡単ですが、抜くときは、爪を押して抜くので、
抜けないからと言って無理やり引くのはやめましょう。
ネットワーク機器を壊してしまいます…

LANケーブルは、長い距離によって速度が遅くなると言われることが多々ありますが、
それは関係がなく、むしろ、先ほど言ったカテゴリが一番大事です。
後は奇麗に見せる配線技術でしょうか?(笑)

動物を飼っている場合は、配線には、より気をつけなければ行けないでしょうし、
2階や3階にはどうやって配線すれば?という話もありますので、その場合は、まさにWi-FiおよびWi-Fiルーターが活躍しますが、
Wi-Fiルーターを併用する場合にも、元のネットワーク、ここの場合は一般家庭向きの話なので、
回線終端装置の事を指していますが、ここの環境をより良くするのが、ポイントになります。

では、スマホでは、どうかというと、結果がこれです。

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4Gよりも、5Gが一般的になれば、5Gオンリーでも良いでしょうが、その時代はもう少し後になります。
今は、外で4G、屋内・宅内では、なるべくWi-Fiルーターに接続し、Wi-Fiルーターの環境を良くした方が、
スマホやタブレット利用時においても速度や安定性に優れています。


今回は、PCがたくさんある場合に必須ともなる、スイッチングハブや無線LANの種類、
PC側のLANパフォーマンスの事は省きました。
もし、機会があれば、いずれやってみようと思います。

とりあえず、緊急事態宣言が発令されない事が望ましいのですが、
この切迫した状況なので、何とも言えません。。家にとどまる機会が多くなるのであれば、
しっかりしたネットワーク環境で迎い打ちたい所なので、年末へ向かうこの時期に格安でネットワーク環境を見直してみるのも良いかもしれないですね。

Text:CyborgAion

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