【ボイトレ】地声から裏声までミックスボイスとミドルボイスを繋いでいく声区融合のやり方！簡単エクササイズ紹介

元気を歌うボーカリストKOZYです。
今回は、地声から裏声までミックスボイス、ミドルボイスを使いながら繋いでいく声区融合をご紹介します。

【ボイトレ】声区をつなぐ！裏声とミックスボイスと地声つなげます！

【簡単な声区融合のやり方】グラデーションで繋ぐミックスボイス＆ミドルボイス

声区融合はレジスタリングともいいます。　
チェスト（ボイス）、ミドル（ボイス）、ヘッド（ボイス）これらをうまく繋いでいくやり方ですね。

境目がができてしまいますし、ブリッジ（換声点）を探さないといけないので難しいです。
チェスト（ボイス）からミドル（ボイス）に上がる境目で、何となく声が出しにくい、喉がつまってしまうところがブリッジ（換声点）です。

男性は、高い方のミやファのあたりです。
女性だったら高い方のラのあたりですね。

チェスト（ボイス）、ミドル（ボイス）、ヘッド（ボイス） はそれぞれパターンの違う声質になるんですけど、上手く繋げていくのが大切です。

ミドルボイスにも地声(ヘッドボイス)より、裏声(チェストボイス)よりがあるので、境目をうまくグラデーションをつけて繋げていくということです。

【簡単な声区融合のやり方】エッジを足して繋ぐミックスボイス＆ミドルボイス

境目ができてしまう人は、力強い発声、チェスト（ボイス）から持っていく人が多いです。
裏声(ヘッドボイス)から地声(チェストボイス)に下がる方向で、繋げる練習をしてみましょう。

例えば「ヒ」の言葉で、

ヘッドボイス→ チェストボイスに向けて「ヒー」と発声してみると、境目が出てきます。
ここがブリッジ（換声点）ですが、この部分をエッジボイスをつかって繋いでみましょう。

声がひっくり返りそうなところは体感でわかると思うんですが、そのちょっと手前からエッジボイスを入れていきます。

さきほどは「ヒ」でしたが、エッジがつきやすい 「ギ　gii」でやってみましょう。

母音の「イ」を言い直してみてください。

「ギィィー」

【簡単な声区融合のやり方】カエル声で繋ぐ　ミックスボイス＆ミドルボイス エクササイズ

エッジ（ボイス）がつけにくい、声門閉鎖しづらいという人もやっぱりいると思います。
そういう人は、カエル声を使いましょう。

でも、カエル声は喉声、喉頭が上がりやすいので、そのままでは歌えないんですね。

カエル声は、そのままだと、声が前方向に行くんですけど、声を奥の方（軟口蓋）に持って行って、そこから鼻に逃がす感じでやりましょう。

この体感があると非常に繋げやすいです。
ミドルボイスで使いやすくなります。

実際にスケールで発声練習するときも、カエル声を奥で回す体感で発声してみましょう

ポイントをまとめると

・声門閉鎖をする
・カエル声をメインにして咽喉から鼻に抜けるように出す
・要所（ひっくり返りそうなところ）でグラデーションする

今回の内容を実践すれば、声区融合、繋ぎやすくなりますのでぜひマスターして、カラオケでご活用ください＾＾

YouTubeでは出来るだけわかりやすくポイントをおさえてお伝えしています。文章では伝えられない部分も多々あるので、ぜひまだ動画を見ていない方はこちらから動画を見ていただけたらと思います。

動画が良かったなと思ったらgoodボタン、チャンネル登録をお願いします！

元気を歌うボーカリストKOZYでした！

【ボイトレ】声区をつなぐ！裏声とミックスボイスと地声つなげます！