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コインランドリーの香り。と柔軟剤の話。

匂いを嗅ぐと昔の記憶を思い出す。
ってことあるよね?

私もそういう経験がある。

コインランドリーの前を通るとき
あの色んな柔軟剤が混ざった、
静電気を感じるような乾いた匂いで
昔、寮生活を送っていた時の
記憶を思い出す。

あー、あの時は辛かったけど
楽しかったなぁとか。

それよりも
あれだ。
あれが1番の衝撃だ。

柔軟剤だ。

20歳そこそこまで私は柔軟剤を
使ったことがなかった。

というよりも、
私の家庭では母が身体に悪いからという方針で
小さい頃から柔軟剤を使ってなかった。


だから、
私は柔軟剤を使うという概念が無かった。


柔軟剤を入れるという行為を
寮生活を始めて自分で洗濯をするようになってから、みんなが当たり前にしてることを知った。

最初、前の人の洗濯物を乾燥機から出す時、
(寮内では自分が使う時、前の人の洗濯物が残っていたらその人のカゴに移すルールがあった)

いい匂いするなぁ〜。

しかも洗濯物がふわふわ〜。

私の洗濯物と全然違うんだけど…!

と思い、みんなの行動を観察してみた。

すると、洗剤以外に何か入れているではないか。

それを良くよく見ると、柔軟剤!

これまさか! 

よくテレビCMで放送してる!
あれじゃないか!?

あれを入れるのは
金持ちの家の人だけだと思ってた…。

そもそも柔軟剤を買ったこともなかったので、
どのくらいの値段がするかも知らなかった。
(まじで、柔軟剤を使うという概念がなかったのでスーパーに行っても気に留めてなかった)

そして、周りの真似をして
私も初めて柔軟剤を買ってみた。

初めて使う柔軟剤は、
なんかいけないことをしてるような気分だったなぁ、、。
(別に悪いことではない。)

今でも覚えてる。
初めて買った柔軟剤は
ファーファのなんかロシアの香りのやつ🇷🇺
(世界旅行シリーズみたいなやつ)

ちなみにこれ今は売ってないみたい。
残念。

初めて使った柔軟剤は
香りの良さよりも、
洗濯物のふわふわ感の違いに驚いた。

今まで実家での洗濯物はなんだったのか…。

という。

この話の哲学というか、
教訓とかは別にないんだけど。

無知は怖いなぁじゃないんだけど、
普通に何もアンテナ張らないで
ただただ生きてると、
世間知らずになっていくなと思いました。
(小並)

そんなコインランドリーの前を通ると
思い出すというお話しでした。

ちゃんよたの中の人

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