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これからが本当の始まり。#企画メシ

2021年12月11日(土) #企画メシ 2021の最終講義が幕を閉じた。この半年間、本当に色んな事があった。自分の岐路とも言うべき分岐点を、企画メシが作ってくれたと言っても過言ではない。僕にとって、これは終わりではなく未来への始まりなんだ。

自分の広告を作る。』それが、初めての課題だった。そのアンサー的なnoteを以前書いたのだけど、それからどう自分は変わっていったんだろうか... 振り返ってみると、いまいちピンと来ていない。

どちらかというと、仕事の向き合い方にヤキモキしていて、何とかして脱したい。そんな気持ちが先行していた。どうにかして、殻を被った自分から、目の前の仕事から抜け出したかった。

企画メシに入ってから、一か月も過ぎたある日。職場の上長(Mgr)から告げられた 突然のひと言。

『石川さん、実は... 来月から 柏の葉キャンパスの●●センターに行くことになりそうだよ。』

はっ??? マジかよ。全くもって寝耳に水である。前段も前振りも何もない。到底 受け入れられない現実に頭を掻きむしった。

そもそも、何で事前に話して了承を得たうえで行動に移せないのだろうか。それこそ身勝手な解釈だけで都合よく判断していてるとしか思えない。コンピテンシーのとおりに能動的に動けって?担当の職務や仕事の仕方、取り組む姿勢によっても違うし、出来ないからって見合った職能を担保するために適当な場所へ異動させる... (訳が分からない)

久しぶりに 1on1 をセッティングした上長のことだから、何かあるとは踏んでいたものの、予想外の展開に唖然としたのは確かだ。ただ、その時は既に腹積もりは出来ていた。

「どちらにしても、自分は9月の契約を更新しないですよ。自分にとって本心から向き合えること、やりたいことを模索します。」

緊急事態宣言が解除されるのは 9月末 のことだから、荷物を回収する際に出社した時はメンバーが数人いるかいないか。「2年間という短い間でしたがお世話になりました。残業はほどほどに。身体が資本なので。」そんなことを冗談交じりに最後つぶやいて、西新宿を後にした。

そこからの行動は思いのほか早かった。

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丁度、8月から9月に差し掛かる頃は、チーム10番の企画「言葉でひっくり返る」も滞ってしまい、、本当なら 9月9日 をひっくり返る日として実現したかったことが出来なかったことに、悔しさは残っていないと言えば嘘になる(アキナス、まっすー、よりちゃん、ななこさん 最後までリード出来ずごめんなさい...)

個人的に、毎回の課題を消化することが目的になっていたというのと、真摯にチャレンジ出来ていないんじゃないか?という罪悪感に苛まれていたこともあって、正直 12月11日の最終講義に参加するのも辞めようと思っていた。

感動メモに書くことは、いつも決まって、もうちょっと時間を掛けても良かったんじゃないか?もう少し企画やアイディアを出して練ってもいいんじゃないか?という反省点ばかり。

企画生からも選ばれることも無ければ、講師の人からもPICKUPされることもない。努力した分だけ評価されるし、人の目に留まるのは当たり前だ。

仕事だったら、6割から7割の努力しかしていなく、そのままクライアントに提出してNGを食らうシーンが頭をよぎる。(そんな中途半端な心構えだからダメなんだ。しっかりしろよ。)と叱咤する自分が目に浮かぶ。

キカクの夜市 という企画生のための企画を考えてその場 (Discord)を用意してくれた、はるっぴ。全くのコミュニティづくりは初心者という彼女の熱量に圧倒されて、運営の助力を微力ながら後押ししたけど、そういう人たちを影ながらフォローしていけたらいいな。無理しない範囲で関わろうと、心のどこかで決めたことが一番大きいかもしれない。

やっぱり、人と関わることが一番しっくりするし、楽しいもんだな。

唯一救われたのは、ラジオの企画。阿部さんからの講評で、こうフィードバックがあった。【わからない人にもわかるを目指して欲しい】泣けた

radioの企画

これだけでも、企画メシに参加して良かったと思った。阿部さんの生徒に対する気持ちがドスンと伝わってきて、肩の荷が降りた気がした。

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企画生として成就出来ただろうか?

この6カ月間で何か身に付けただろうか?

最後の最後まで力を出し切れただろうか?

それは全てNOかもしれない。

だけど、これだけは言える。企画生の皆んなに出会えたから、パワーを貰えたから、今の自分がいるんだと。

多分、企画メシに入っていなければ、まだひとつの大きな会社の中で燻っていた気がする。自分で考えて、選択肢を作って、行動に移す。その簡単なステップさえ躊躇していたように思う。

僕が大事にしているのは、人との出会いと、その一瞬一瞬の時間。企画メシは、その気持ちを少なからず繋ぎとめてくれた。大事な仲間が出来た。それだけで良かった。

最後の課題は、自分の企画。『どんな企画を作るひとになりますか?』とても単純明快だった。何も出来ないまま過ぎ去るより、また一歩踏み出せる未来を描ける人でいよう。そういう意味を込めて書き留めた1枚のPDF。

自分の企画07石川10241024_1

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今、僕はどこに向かっているのか。自分でも未だはっきりと見えていない。

ひとつだけ言っておくと、企画生の皆んなとリアルで会いたい。どこかで落ち合える拠り所を作って、そこで時間を忘れるまで笑って過ごしたい。そういう場所を用意しようと思っている。

阿部さん、平賀さん、企画生の皆さん、本当にありがとう。自分にとっては、ここからが本当の始まりで、これからが本番。貴重な時間を共に過ごせたことを誇りに思い、また一緒に会える時までお別れはそっと胸の内に。

恩返しが必ずどこかで実現できますように。

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