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宮沢賢治の軽便鉄道の詩をChatGPTがサイバーパンク化

宮沢賢治の軽便鉄道の詩をChatGPTがサイバーパンク化


イーハトーブライトレール(AIイラストplus)


(ChatGPT出力開始)

399
イーハトーブライトレール 七月(パンク)
     2125/ 7/19

走るぜライトレール
ギザギザのブラックロックエッジ
ゼラチンのコールドウェーブ
リバーキタカミ第7支流のコースト
ブルブルとバイブ
たびたびジャンプ
まっしぐらに西の荒野に
ダッシュダウンする
イーハトーブライトレールの
今日のラストのトレインでぇ~すぜ!

目立つ目つきでグラグラと
ヤバいラヴサインを響かせるが
憂鬱に考え込むぜ
イリドスミンの鉱床はどこだ

木陰もずり落ち
マウントタネヤマあたり
サンダーボルトのチリチリを輝かせ
ライトレールはドカーンドカーン走りぬくぜ

イエローなマツヨイグサの群れや
アイリスのブルーな炎の中を
クレイジーに踊りながら
200万年前のレッドロックでも
ディストーションのエッジでも
いくつかストーンがレールにこぼれてようと
積乱雲が灼けようと崩れようと
こっちがラストトレイン
シグナルもタブレットもノーサンキュー
ジャンプできねえヤツは乗せねえし
ジャンプアウトできねえヤツは
もうどこまでも連れて行ってやるぜ
北極あたりの秘密都市で降ろしたり
銀河のパワーステーションや
西のトゲトゲの鉛の雲の鉱山あたり
ミステリアスワークに御招待

谷間の風も白い火花もゴチャゴチャ
キスしようと詐欺しようと
ブルブルガタガタ震えるウインドウグラス
何マイルもの山端も
ボロボロのアユやなも
グイグイ後ろに放り投げちまって
まっしぐら一さんに荒野を指差してダッシュダウン

弊社のウエストバウンドトレインは
バイブレーションがすげえですぜ
……Prrrrr Pirr!……
ハートもレバーもバキバキにマッサージ
のぼせ症にも肩こりにもよく効くぜ!

そうだやっぱりイリドスミンや
白金鉱区の見込みは
鉱石よりも砂鉱の方がバチバチいかしてら
いや、アハラ峠やエサシ堺を
ビシビシ洗ってみるか
いやいやマジ無理だろ
根性じゃカバーできねえと思うよ
あっちじゃラバーズが
ラブイズビューティフルフラワーよ
一生の愛、マジだ騎士の誓い
デカいベースでゴーゴー鳴り響くぜ
でも、オレも恋人たちも乗客は
地塊のサマーのバブル、
ステージでモッシュしながら
ひねりあがりながら
積乱雲の黒焦げ
トンネルも通りぬけて
緑青吐く松の林も
バンバン後ろにたたんでやる
まっしぐら一心で荒野へダッシュダウン
オレの大好きなAIがコントロールする
イーハトーブライトレールの
ラストトレインだぜ!

(ChatGPT出力終了)



岩手軽便鉄道(AIイラストplus)



(原作開始)

三六九
宮沢賢治/岩手軽便鉄道 七月(ジャズ)
     一九二五、七、一九、
ぎざぎざの斑糲岩の岨づたひ
膠質のつめたい波をながす
北上第七支流の岸を
せはしく顫へたびたびひどくはねあがり
まっしぐらに西の野原に奔けおりる
岩手軽便鉄道の
今日の終りの列車である
ことさらにまぶしさうな眼つきをして
夏らしいラヴスィンをつくらうが
うつうつとしてイリドスミンの鉱床などを考へようが
木影もすべり
種山あたり雷の微塵をかがやかし
列車はごうごう走ってゆく
おほまつよひぐさの群落や
イリスの青い火のなかを
狂気のやうに踊りながら
第三紀末の紅い巨礫層の截り割りでも
ディアラヂットの崖みちでも
一つや二つ岩が線路にこぼれてようと
積雲が灼けようと崩れようと
こちらは全線の終列車
シグナルもタブレットもあったもんでなく
とび乗りのできないやつは乗せないし
とび降りぐらゐやれないものは
もうどこまででも連れて行って
北極あたりの大避暑市でおろしたり
銀河の発電所や西のちぢれた鉛の雲の鉱山あたり
ふしぎな仕事に案内したり
谷間の風も白い火花もごっちゃごちゃ
接吻(キス)をしようと詐欺をやらうと
ごとごとぶるぶるゆれて顫へる窓の玻璃(ガラス)
二町五町の山ばたも
壊れかかった香魚(あゆ)やなも
どんどんうしろへ飛ばしてしまって
ただ一さんに野原をさしてかけおりる

本社の西行各列車は
運行敢て軌によらざれば
振動けだし常ならず
されどまたよく鬱血をもみさげ
……Prrrrr Pirr!……
心肝をもみほごすが故に
のぼせ性こり性の人に効あり

さうだやっぱりイリドスミンや白金鉱区(やま)の目論見は
鉱染よりは砂鉱の方でたてるのだった
それとももいちど阿原峠や江刺堺を洗ってみるか
いいやあっちは到底おれの根気の外だと考へようが
恋はやさし野べの花よ
一生わたくしかはりませんと
騎士の誓約強いベースで鳴りひびかうが
そいつもこいつもみんな地塊の夏の泡
いるかのやうに踊りながらはねあがりながら
もう積雲の焦げたトンネルも通り抜け
緑青を吐く松の林も
続々うしろへたたんでしまって
なほいっしんに野原をさしてかけおりる
わが親愛なる布佐機関手が運転する
岩手軽便鉄道の
最後の下り列車である
(原作終了)

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