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みどり色を探しに

初夏、どこを向いても目に飛び込んでくる瑞々しい緑の季節です。
5月~6月頃を初夏と言いますが、この時期に萌える新しい緑は夏へのワクワクした高揚感そのもの。
青葉・新緑・青嵐など…夏の季語はさわやかな風景を想像させるものが多くあります。
緑色と言っても様々
本日は色々な「みどり色」を紹介したいと思います。

緑色とは

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緑色は中性色(中間的な色)に属する色。
なので、周りの色によってイメージは左右されることが多い色です。
安心感や安定のイメージがあり、においや香りから得るリラックス感とつながることから嗅覚と関係が深い色ともいわれています。

日本では平安時代に「みどり」という語が登場をします。
本来「瑞々しさ」を表す意味だったそうですが、転じて新芽の色を表すようになったと伝わっています。
英語のgreenも「grass(草)」や「grow(育つ)」を語源だと言われています。
言葉や境遇は違えども色に対するイメージや考え方が国を超えて近いのは不思議ですね。

様々なみどり

緑色と一言で言っても、様々な緑色があります。
ウェブコンテンツの視覚的な表現を指定する方法として、16進表記というものを使用することがあります。
同じ緑の呼び名でも以下のようにわかれます。

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他にも、日本は昔から伝統色と呼ばれる色がありその中でも色々な緑が存在します。

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夏は青葉がくれの郭公

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この言葉は戦国武将であり、茶人である小堀遠州公が「茶道の心得」をのこした「書捨の文」の一節です。
茶の湯の風情ぞかし…と、この節は締められていて、遠州公も夏の青葉を目で楽しんでいたことが分かります。
玄関をでれば、それぞれの緑が目に飛び込んで切る季節。
また、緑を見ることは目にいいとされています。
それは、緑色が人間にとって最も見やすい色、目が色を知覚する仕組みからも良いといわれています。
さらには、色彩心理学では「気持ちを安定させる」「心や体の緊張を緩める」効果があるといわれています。
近くの緑はもちろんですが、目の仕組み的には遠くにある緑だとより疲労回復の効果も期待できます。
山や、背の高い木々など…意識してみてみてください。

万緑の中や・・・

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学生のころに教科書に載っていて忘れられない俳句があります。
「万緑の中や吾子の歯生え初むる」
人間探求派の俳人といわれた、中村草田男さんの句です。
万緑という力強いイメージの「緑」と吾子の歯というかわいらしい「白」の対比が鮮やかでいまだに印象に残っています。
このエネルギーが表せられるのも、緑の魅力のような気がします。

お守りのような緑

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癒しのイメージを持つ緑
忙しくて焦りがちな今だからこそ、お守り代わりに身に着けるのもいいように思います。
クレオパトラが愛したといわれるエメラルドは「コミュニケーション」によいといわれ、
古来から人々を魅了している「翡翠」も「生命の再生をもたらす力を持つ」と信じられていたそうです。
この2つの宝石は、ともに5月の誕生石に数えられています。
緑鮮やかな季節にピッタリ!


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CxCLeaterでも緑色の財布は人気No1のカラー
黒や黄色よりも人気があります。
風水的にも緑色は、仕事に恵まれ堅実にお金が貯まり、即効性というよりもコツコツお金を育てる色といわれています。
心落ち着かせる色なので、無駄遣いも少なくなるそう!
焦るよりゆったりと、急ぐより堅実に
そんな流れに身をまかせたいと思うのも、緑あふれるこの季節だからでしょうか。



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オーダーメイドなので緑をはじめ様々な色でお仕立てします。

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