世界人道デーに沿えて
こんにちは。事務局長の小美野です。
8月19日は「世界人道デー(World Humanitarian Day)」です。ご存じの方も、そうでない方もいらっしゃると思いますが、20年前の8月19日にイラクの国連事務所が攻撃され、22名の人道支援関係者が犠牲になり、100名以上が負傷するという痛ましい事件が起きました。困難な現場で人道支援に関わる人々に思いを寄せるとして、世界人道デーが国連総会にて制定されました。
世界中で最も困難な状況に直面し、また助けを必要としている状況にある人々を救うことに時間と命を捧げてきた人々に特別な敬意と感謝を表し、人道支援の精神を讃える機会でもあるこの日ですが、CWS Japanの文脈で言うと、この日は一緒に支援活動を推進してくれているすべての仲間たちへ感謝を示す日でもあります。
アフガニスタン、パキスタン、インド、フィリピン、ミャンマー、タイ、ベトナム、インドネシア、そして日本国内において、困難な状況下のなかで希望を見出そうと日々頑張っている仲間たちがいます。CWS Japanが行うすべてのことは、その仲間たちとの協働があってはじめて成立するものです。
東日本大震災や西日本豪雨をはじめ、頻発する台風・豪雨災害に毎年のように日本も直面しています。今年も大きな台風が幾度となく発生し、大きな被害をもたらしました。被災現場には、被災状況があるだけでなく、その苦難を乗り越えようと頑張っている人たちがいます。
CWS Japanはそんな人々の力を信じて、微力ではありますが、それぞれの復興の旅路においてご協力させていただきたい、そう思っています。世界が明日、より安全で安心な社会になりますように。
仲間たちに感謝して、今日のこの日を迎えたいと思います。
（文：事務局長 小美野 剛）
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