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西海メタバースアカデミーに講師として登壇しました

今回お世話になった西海市さんは、毎年先進的な取り組みで西海市やその周辺の長崎県内にお住まいの方を対象に短期の学習交流を行われています。

今年のテーマは【web3.0】や【メタバース】といったかなりホットなもの。

二ヶ月間にわたって全8回の講義が行われます。受講人数は30名ほどを想定していたようですが、今年は大きく上回って100名近くの方に受講いただいたようです(!)

きっかけは令和市

ぼくが今年とことん遊びまくった令和市での取り組みを面白がっていただいたのがきっかけで、今回このメタバースアカデミーで登壇させていただくことに。

バーチャルでやってた自治体がいつの間にか本当の自治体と関わることになるとは、、、
しかも地元長崎。そして西海市は奥さんの地元でもあるので、お話しをいただいた時は本当に嬉しかった。

テーマはDAO、そして地方創生

令和市は今年DAO化しており、僕も令和市崩壊前(令和市は期間限定の自治体で、7月24日に消滅する)になんとかステーキングを終え、晴れて令和市の黒幕となっていた。

この北くんが書いてくれたnoteをもとに、みんなで数時間かけてやってみたステーキング。
この時はやりながら何をどうしているのやらちんぷんかんぷんだったのだけど、この界隈でよく聞く
「とりあえず触ってみる」
を実践できたいい機会だった。
触ってみる事で「やった感」は生まれたし、こうして今でも記事を振り返ってみるとちゃんと自分の記憶に刻まれている。
そしてしっかりブロックチェーンにも刻まれている。(はず)

とまぁこんな感じだから、あまり専門的な事をペラペラと喋ることはできないのですが、、
逆に考えると、知らなくてもできるって事を伝えられたらいいなというのが僕の今回の登壇での裏テーマでした。

そして群馬の梅プロジェクトでも感じた地方との可能性。令和市の全国各地での多様な取組みをモデルケースに、いろんなとこでまだまだたくさん面白い事ができると思っている。

そんな二軸で資料を作成していった。

学びがコミュニティを育む

西海メタバースアカデミーの講義はzoomを使って行われる。そしてDiscordをチャット代わりに活用していて、講義のチャットログが残る仕組みに。

このDiscordがすごくよくて、講義以外でも情報の共有が行われていたりと、ちゃんと学びの場らしさがある。雑談しながらも、理解を深めることができる場所があるのは本当にいい。

令和市もまさにこんな環境だったから、この数ヶ月でとんでもないスピードで駆け抜けることができた。NFTについての勉強会なんて何回もやったりしたなぁと思い出す。

勉強会をもう聞く必要のない人は参加しなかったり、あるいは今度は教える側になったりと、絶えず人の流れがあるオープンコミュニティなので、立ち位置も流動的に変化していく

勉強会のテーマについての知識だけじゃなくて、会のファシリテーションなど、コミュニティオーガナイズのスキルも培うことができる。

今回の取り組みで、学びがコミュニティ形成にもたらす影響の重要さを改めて感じることができた。

カリキュラム別にトークスペースがある

これからの活動と課題

今回初めて登壇の依頼を受けて、内心ドキドキしていたけども、終始圧倒的にワクワクの方が勝っていた。
本番までには奥さんと何回も講義のシミュレーションをしてその都度資料やテキストを修正した。
「伝わるスライドってなんだ...!?」と向き合った数ヶ月。
全面的に協力してくれた千鶴さん本当にありがとう。

令和市民のささみさんが作ってくれた「令和市っぽい背景」

・・・

今回テーマがDAOについてということもあって、自分なりに理解しようとしてみたが、これがなかなか難しい。

令和市で体感しているDAOっぽさ、これは令和市民の間では共有できている部分が大きいと思うんだけど、なんとも抽象的というか、令和市の在り方が特殊なのか、言葉に変換するとガクンと解像度というか、次元が落ちてしまって大変もどかしい思いをした。

体験がベースだと少しの言葉で共感し合えるけど、言葉だけで伝えるにはまだまだ僕は知らないことだらけなんだなと、、、。

今年は「教えて教えて」ってスタンスだったけど、それに加えて少しずつ来年に向けて「わかりやすく説明する」機会を増やしていってみよう。

環境の変化としては、新しく渋谷にできたCryptoBaseにジョインしたりと、これからもっと楽しい方に進んで行きそうです。

令和市も11月に1日限定復活するのでそちらもお楽しみに。

それでは!

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