私と本を振り返る(今月の一冊について)
毎年新年には毎月一冊本を読む!と誓いを立てて本を買っていた。
去年はたしか話題になっていた「ファクトフルネス」を購入して読んだ。
が、一年経って最終的に読んだのはファクトフルネスのみという結果になったし、そのファクトフルネスもあと3分の1ほどを残して読むのをやめてしまっていた。
つまり一年に一冊も読めていないわけで。
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とにかく本を読む人には昔から憧れがあるし、なんなら本の虫なんて言われたいくらい。
十八歳の頃に先輩から
「男の価値は本棚で決まるっ!」という言葉を聞いて衝撃を受け、「うはー!本買おう!」と手当たり次第古本屋で銀色夏生の詩集、エッセイなどを買い漁り本棚に納めては満足していた。
今思い返すと過去の自分が単純で素直で愛おしい。
わざと頭のネジ緩めて、フワッとした夢心地の中に生きてる感じ。
なんか書いてたら当時住んでたアパートの部屋の匂いとか間取りが鮮明に蘇ってきたー
とにかく昔から本は読みたいけどなかなか自分のものにできないでいた。
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そうしてまた懲りずに「毎月一冊読むぞ!」と今年も誓いを立てたわけで。
でも今年はこうして報告、宣言をしていく事で自分を逃げられなくしていこうと思うのです。
毎月読んだ本の事をnoteに残していこうと思います。
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一月の本はこちら
論理的思考のコアスキル (ちくま新書)
波頭 亮
この本を選んだ理由は、著者の事を知りたくて著書の中から代表的なものを選んだことがまず1番。
YouTubeに上がっているこのシリーズRethink JAPANを見ていて、著者である波頭さんに好感を持ったのが始まり。
考えが鋭くて的確。喋り方も柔らかさがあって好きなんです。
夏目漱石に似てるっていつも思っちゃう。
面白いこと、聞いていて頭に入ってくる人、ワクワクする事を話す人の書いた本は面白く読めるんじゃないかと考えた。
読んだ感想はまぁ簡単なものではなく、なかなか言語化するのが難しい。
ただ、普段人間が思考する仕組み、そのメカニズムを丁寧に紐解いていて、自分が普段使っている考え方や判断、その全ての思考に関する動作やアクションに名前をつけてもらった感じ。
何かを認識し、思考するまでに頭の中でどういうことがおこっているのか、その道筋が見えるように書かれている。
そんな「まず初めに思考って」というところから始まり、最終的に論理的思考の習得の具体的方法までが書かれた本です。
レビューはいくらでも出てくるので詳しくはAmazonとかで!
色々書いたけど読書初心者には少し難しい内容でした。でも退屈でもなく、終始面白く読むことができたかな。
普遍的な内容だと思うので、時々部分的に読み返したりしようと思いました!
二月は生物学!こっちが届いてからは早く読みたくてうずうずしてたのでまた今月も楽しみー
今日も一日よろしくお願いします!
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