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坂口恭平「お金の学校」

2月の本を読み終えて、最近進められた本をどこで購入しようかメルカリやAmazonを物色していた。
本は読むまでの勢いとノリが大事な気がしている。読書が大好きな人ならそんな事関係無いのだろうけど、月に一冊の目標を掲げたばかりの僕には、どれだけ本を受け入れる環境を整えるかってのが結構重要だ。少しずつ少しずつ、本へのネガティヴイメージを取り除き、仲良くなっていこうと歩み寄っているところである。

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できればメルカリで買いたい。
でもいい出品がない。
Amazonだと、、とモヤモヤしているうちに、とりあえず家にある本を読むか。となる。

幸いにもというか、我が家は今年に入って空前の読書ブーム。毎週のように新しい本が届くため、実は読む本には困らない。ほとんどが千鶴さんの注文品だが、彼女はもともと自分でも言うくらい本が読めない人だった。

それが最近は自分の興味ある事への感度が高いのか、読むのが苦手だった本を次々に読み終えていく。多分今年はすでに俺よりも本を読んでいる。すごい。
本読むの苦手って言ってたやつが目の前で次々の本を読み終えるのを見るのはなんかすごいですよ。。。

中でも絶賛していたのが坂口恭平さん。
僕も千鶴さんに聞いてツイートなどを拝見し、面白い考えの人だなーと思っていた。
千鶴さんはすでに坂口さんの本を3冊も読んでいた。

「躁鬱大学」
「自分の薬をつくる」
「お金の学校」

どれも面白かったようだけど、「けんごさんコレ面白いかもー」と言われていたお金の学校、コレを読んでみる事にした。

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読みだすと面白くて止まらない。飾らない文体、喋るような、流れるような言葉がとてもテンポ良くてスラスラと読めてしまう。
本書は1日で書いたnote記事数日分の集合体なので、1日ごとに読めて読みやすい。(結構文字数はあるけど)

日を分けて書いているから大事な事、著者が本当に伝えたいことは何度も出てくるし、それだけの重要さが伝わるのもいい。
やっぱり大事な事やその人が教訓としているような事は耳にタコができるほど話すじゃないですか。
もう聞いてる、知ってる、はいはいまたそれねって。
でも本でその体験ができるってのはなかなか無いんじゃないか。作り方自体が普通の本とは違うから、ある種まとまりすぎてないライブ感というか。とても坂口さんの人間臭さを感じることができる一冊だ。

途中のエピソードが本当面白すぎて、一人でププっと笑ったりして。
あー、本ってこんなに楽しいもんなんだなと体験させてくれる一冊です。

まだあとちょびっと読んで無いのでまだ読了ではありませんが、今月は2冊くらいは読めそうです!

今日もありがとうございました!

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