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社会的マイノリティのパートナーを持つ方(支えたい方)への情報を残していきます。【アドバイスは要らない編】

はじめに

少しずつにはなると思いますが、この毎日書いているnoteにマイノリティで悩まれているパートナーをお持ちの方に向けた記事を少しずつ残していこうと思います。
思い出しながら「こんな時はこうしたな」とか、自分自身の振り返りや備忘録としても役立てていきたいと思っています。
うちのパートナーの経験上、HSP・HSS型HSP、うつ、摂食障害から見えてくることからの気付きが多くなるとは思いますが、基本的にはマイノリティや生きづらさの根っこのようなものは共通していると考えています。ですので、テーマを広く、マイノリティとさせていただきました。

後でマガジンにまとめると思うので、チェックしてみてください。

・私と妻についての軽い紹介

私は現在結婚していて、妻はHSS型HSPという気質を持っています。日本人の5人に1人がHSPと呼ばれる繊細な気質であると言われていますが、HSS型HSPは更に少なく、人口の6%ほどと言われています。
気質についてや、この辺の詳細書き出すと長くなってしまうので、詳しく知りたい方は検索をお願いします!(その方が情報もまとまってますきっと)

妻は現在34歳(私は35歳)なのですが、中学生の時にうつ病になり、摂食障害も併発。入退院を繰り返しながらも15年の闘病の末に病気を克服しました。彼女の闘病や感じた事を綴ったブログがありますので、気になった方はこちらから読んでみてください。ちっちのブログ

・パートナーにしかできない事が沢山ある

こうして記事を残そうと思ったのも、マイノリティな気質に悩む方にとって、パートナーという存在の大きさを強く感じているからです。

私の場合は立場上、パートナーという側からの発信しかできませんが、ご家族、ご友人、同じ職場の方など、パートナーに限らず、力になりたいと思った方が少しでも理解しようとしてくれるだけで状況は良い方向に進むと信じています。

気質でも病気でも、どちらにも共通して言える事なのですが、私がパートナーと過ごす中で1番重要だと感じているのは、

社会的な常識にとらわれずに、当事者の気持ちをしっかりと汲み取ること。

悩んでいる方は孤独です。

「自分だけがこんな気持ちを抱いているんじゃないか?」

「これって普通じゃないんじゃないか?」

「自分さえ我慢すればこの場はうまく収まるんじゃないか?」

様々な社会とのギャップに苦しんでいる事だと思います。そんな中であなたにできる事は、

“しっかりとお相手の話を聴いてあげる”ことです。

ポイントは、ただ黙って話を聴くこと。

あいづちとしては、

「そっか」とか、

「そうなんだね」とか、

「うん、うん」と、ただ聴くだけでいいと思います。

・望まれていない事


どうしても苦しみからの解放を急ぐと、

「それならこうしたらいいよ」とか、

「わかるよ」とか、

「みんなそうなんだよ」とか、

いつの間にかアドバイスのようになってしまう事があります。経験上、これが結構辛いみたいです。自分の経験や、社会的な常識をもとにして、狭い狭い社会の枠に収めて解決してしまおうとしているんですね。いつの間にか。

結果的にそうしたアドバイスが仇(あだ)となって、逆に、「やっぱり理解してもらえない」と思われて、更に孤独にさせてしまう事がこれまで多々ありました。

・理解するということ

相手を理解するという事は、自分や社会の常識に当てはめて、仕分け、処理することではありません。

多様な考え方を知り、受け入れていく事で、少しずつお相手に寄り添っていってあげてください。そして、いろんな常識がある事をあなたが多くの人に伝えてあげてください。
本当の意味で理解し、受け入れてくれる人が増えていく事で、救われる人がいます。まずは知ること。
あなたにしかできないことは沢山あります。
私は、あなたやあなたのパートナー、生きづらさに悩む全ての人を応援しています。

また少しずつではありますが、思い出した事を書いていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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