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失業保険を28ヶ月貰う方法【包み隠さずに書いています】

「失業保険を28ヶ月貰う方法があるって聞いたけど怪しい…」
「どうやったら失業保険を28ヶ月貰うことができるの?」

このnoteを読まれているあなたは上記のように思われているかもしれません。

失業保険を28ヶ月間もらえることは確かだと分かっていても、具体的な方法を知ろうとしたらLINEに誘導されることが多くあり、怪しさMAXですよね。

ということで今回は失業保険を28ヶ月間貰う手順・方法について解説していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

失業保険は28ヶ月貰えるの?

結論から言うと、貰えます。

厳密にいうと、
・健康保険の「傷病手当金」を18ヶ月間
・雇用保険の「失業給付金」を10ヶ月間
この2つを合わせて28ヶ月間貰うことができます。

傷病手当金とは
傷病手当金とは、身体・精神的な病気やケガで働けなくなった方に対して、休業中の生活を保障する健康保険の給付制度のこと。
健康保険は会社員や公務員の方なら誰しもが加入しています。

傷病手当金で貰える金額は、退職前の12ヶ月の給与平均の65%です。

月給20万円の方の場合、
20万円×65%×18ヶ月=234万円
貰うことができます。

失業給付金とは
失業給付金とは、失業者に対して、再就職活動期間の生活を保障する雇用保険の給付制度のこと。
雇用保険は、公務員以外の会社員の方なら誰しもが加入しています。

失業給付金で貰える金額は、退職前6か月の給与平均の60%です。

月給20万円の方の場合、
20万円×60%×10ヶ月=120万円
貰うことができます。

さて、怪しさMAXだった”28ヶ月間の失業保険”の内訳が分かった所で、続いては失業保険をもらうことのできる人の条件について説明していきます。
(正確な呼称ではありませんが、このnoteでは【傷病手当金+失業手当金】のことを失業保険と呼ぶこととします。)

失業保険を28ヶ月もらうことのできる人の条件

・今在職中であること
・社会保険に1年以上加入していること

失業保険をもらうことのできる人の条件は上記のみです。

上記条件に当てはまった方の中には、
「自分だけ貰うのはなんだか悪い気がするから辞めておこう」
こう思われる方もいらっしゃるかと思います。

しかし、失業保険(健康保険+雇用保険)は、あなた自身が保険料を支払ってきた国の制度です。

後ろめたく思う必要はありません。
むしろ、十分に活用すべきです。

とはいえ、“傷病手当金“と言われると、
「いや自分は病気ではないし…」
こう思われる方も多くいらっしゃるかと思います。

ですが、
・朝起きるのが億劫
・上司に会いたくない
・会社に向かうのが辛い
・趣味を楽しめなくなった
・すぐに怒りを感じてしまう
・憂鬱な気分になることが多い
・意図せず涙が出てきてしまう
などの症状は軽度のうつや適応障害に当てはまる可能性があります。

辛いことを我慢していないつもりでもしていたり、みんなだって辛いんだと信じ込んで自分の気持ちを無視してしまったり、自分はまだまだだ、と真面目に頑張りすぎてまったり…。

自分ではあたりまえの症状だと感じていても、気づかないうちに身体や心を壊してしまう方は多いです。

このように症状は自分だけでは判断できるものではありません。
実際に、日本人の8割が受給資格の症状に当てはまるとも言われています。

なので、まずはお医者さんに行って診断してもらいましょう。

そしてお医者さんが就業困難だと診断すれば、しっかりと失業保険を受給する方が良いでしょう。

「辛い」という負の連鎖を断ち切ることができますし、再就職に向けて心の余裕も生まれてきますしね。

また、失業保険受給中に再就職が決まれば、失業保険を打ち切って再就職手当に切り替えることができます。

嘘をついてもらい続けなければいけないということはありません。

ということで、誰にでも失業保険を受け取る資格はあるというお話をさせていただきました。
ここからは実際に失業保険をもらう手順を説明していきます。

失業保険をもらう手順

1.傷病手当金を18ヶ月貰う
2.失業給付金を10ヶ月貰う

簡単に説明すると上記のような順番で失業保険をもらいます。
さらに細かく説明していきましょう。

①在職中にやること

失業保険をもらうためには、在職中にある程度行わなければならないことがあります。以下で説明していきます。

1.1~3か月後に辞める目処を立てる
1~3か月後に退職する目処を立てます。
上司に退職の相談をする余裕があれば相談しましょう。
難しい場合は退職代行などの利用を検討してみてください。

2.会社を3日連続で休む
会社を3日連続で休みます。
傷病手当金の受け取り条件「3日以上働けなかった日がある」を満たすためです。
3日連続で休むというのは公休の3連休(土日祝)でも、有給を使っての3連休でも、公休と有給をつなぎ合わせての3連休でも構いません。
とにかく3日連続で会社に行かなければOKです。

3.3日連続休むと決めた日の初日に病院に行って就労不可だと診断してもらう
心療内科、精神科、メンタルクリニックに行き、就労不可だと診断をしてもらいます。
「会社で働くことがつらい。診断書がないと休むことができないため、診断書を出してほしい」と言って診断書を出してもらいます。
この際、会社が原因の診断書をもらうと「業務上の疾病」とみなされ、労災保険がおります。
労災保険を受給すると傷病手当金は貰えなくなります。
ですので、診断書に描いてもらう原因は“不詳”としてもらうようにしてください。

4.退職日に欠勤する
退職日は欠勤してください。
退職日に出勤すると傷病手当金を受け取ることができません。
就労可能だとみなされてしまうからです。

ここまでが在職中に行うことです。
ここからは傷病手当金をもらうための手続を説明していきます。

②傷病手当金の手続き

傷病手当金をもらうためには、様々な手続きが必要になります。
以下で説明していきます。

1.前社で加入していた健康保険組合を確認する
前社で加入していた健康保険組合を確認します。
協会けんぽ、関東ITS、TJKなどなど…。

2.健康保険傷病手当金支給申請書をダウンロードし、記入する
1で確認にした健康保険組合のHPに行き、健康保険傷病手当金申請書をダウンロードします。
【(健康保険組合名) 傷病手当金】で検索すれば出てきます。
ダウンロードができたら、“被保険者記入用”の部分を記入します。

3.健康保険傷病手当金申請書を医者に提出し記入してもらう
退職前に診断をしてもらった医者に行き、健康保険傷病手当金申請書の“療養担当者記入用”の部分を記入してもらいます。

4.健康保険傷病手当金申請書を会社に提出し記入してもらう
あなたと医者が記入した健康保険傷病手当金申請書を会社に郵送し、“事業主記入用”の部分を記入してもらいます。

5.返送を待つ
返送を待ちます。

6.健康保険傷病手当金申請書を、前社で加入していた健康保険組合に提出する
1で確認した健康保険組合に、会社から返送された健康保険傷病手当金申請書を郵送します。

7.支給決定通知書・不支給決定通知書の返送を待つ
健康保険組合から、支給決定通知書・または不支給決定通知書の通知が送られてきます。
支給決定通知書が送られてくれば支給開始です。

さて、ここまでは傷病手当金を貰う方法を紹介してきました。

傷病手当金の支給が決定した後も、1か月に1回は通院するようにしてください。
通院→診断が下りる→健康保険傷病手当金申請書を健康保険組合に提出、の流れを毎月繰り返します。
辛い気持ちなどの症状が収まれば、給付は終了します。

傷病手当金の貰い方は以上です。
ということでここからは失業手当金を貰う方法を解説していきます。

③失業手当金の手続き

失業手当金をもらうためには、様々な手続きが必要になります。
以下で説明していきます。

1.退職から1か月後、失業手当金の受給期間延長申請書を貰う
退職から1か月後、ハローワークに行き失業手当金の受給期間延長申請書を貰い、記入します。
失業手当金の給付期間は退職後1年間だからです。
受給期間を延長しないと、傷病手当金を受給した後(18か月後)に失業手当金を貰うことができなくなってしまいます。

2.失業手当金の受給期間延長申請書を提出する。
失業手当金の受給期間延長申請書をハローワークに提出します。
この際、離職票と診断書と印鑑も必要になりますので忘れないようにしてください。
提出できれば申請完了です。

3.通っていた病院に行き、書類に記入してもらう
通っていた病院に行き、傷病証明書就労に関する主治医の意見書を記入してもらいます。
ダウンロードしてもっていってください。

4.ハローワークに行き、失業手当金を貰いたい旨を伝える
ハローワークに行き、失業手当金を貰いたい旨を伝えます。
この際、離職票、雇用保険者被保険者証、証明写真、本人確認証、マイナンバーカード、印鑑、通帳、受給期間延長申請書が必要になります。

5.月に一回ハローワークに行く
月に一回ハローワークに行きます。
求職活動を行うためです。
失業手当金をもらうためにはしっかりと求職活動を行わなければなりません。

6.就職が決まれば再就職手当に切り替え
就職が決まれば、失業手当金の受給は終了します。
その代わりに再就職手当をもらうことができます。
再就職手当は、貰うはずだった失業手当金全体の60%が貰えます。
前社での月給が20万円だった方の場合、
(20万円×60%×10ヶ月)×60%=72万円
だいたいこれくらい貰えるということですね。

以上が失業手当金を貰う方法でした。

失業保険を28ヶ月貰う方法まとめ

失業保険を貰うまでの工程はかなり複雑で多かったですよね。

ただ、この制度を知っておくだけでも心の支えになったのではないでしょうか。

辛くてどうしようもないとき、28ヶ月間の保障があることを知っていれば
「お金がないから辞める決断ができない」
という選択肢を消すことができます。

失業保険をもらうのが申し訳ないと思われる方はもう一度思い出してみてください。

いざという時に自分を守るため、健康保険や雇用保険の費用を支払い続けてきた。
そして、自分を守るとき来たから健康保険や雇用保険の制度を受ける。それだけです。

自分は病気じゃないし…と思われる方ももう一度思い出してみてください。
・朝起きるのが億劫
・上司に会いたくない
・会社に向かうのが辛い
・趣味を楽しめなくなった
・すぐに怒りを感じてしまう
・憂鬱な気分になることが多い
・意図せず涙が出てきてしまう
などの症状は体や心を壊し始めているサインです。

自分ではあたりまえの症状だと感じていても、気づかないうちに身体や心を壊してしまう人は本当に多いです。

心身に起こる症状は、自分だけでは判断できるものではありません。

なので、まずはお医者さんに行って診断してもらいましょう。

そしてお医者さんが就業困難だと診断すれば、しっかりと失業保険を受給し、休む方が良いでしょう。

疲労している人は、休むことが仕事です。
休むことを後ろめたく思う必要は全くありません。

とはいえ…

とはいえ、失業保険を貰う方法は本当に複雑で、やり方や順番、期間を少しでも間違えるだけで、受給対象外になることも多々あります。

そして、実はそういった問題を解消するサービスもあります。

弁護士・社労士の監修する社会保険給付金サポートというサービスです。

社会保険給付金サポートは、在職中から受給が終わるまで、しっかりと失業保険を受給できるようにサポートし続けてくれます。

サポート期間は約28ヶ月間。

費用は、あなたが失業保険で貰える額の10~15%程度です。

そう考えると社会保険給付金サポートってめちゃめちゃ高いと思われるかもしれません。

合計受給額予想が300万円の方の場合は、30~45万円かかります。

ただ、30~45万円って金額を高いと考えるか安いと考えるか。

それであなたの今後の人生というのは結構変わってくると思います。

私からすると社会保険給付金サポートで30~45万円っていうのはめちゃくちゃ安いんですよ。

なんでかっていうと、利用するかしないかだけで受給額が数百万円単位で変わってくる可能性があるからです。

しかも、受給できなかった場合は全額返金を保証しているのでノーリスクですよね。

まずはちゃんと失業保険を受ける。これがすごく大切で、しっかりと毎月お金が入ってくる確証があることによって、心の余裕が変わってくるじゃないですか。

心の余裕があるとどうなるかっていると、色々なことに目を向けられるようになってくる。

今まではお金に追われて考える余裕がなかったけれど、心に余裕ができたから資格取得の勉強を始めてみる。
資格を取ったことで再就職後の年収も上がる。なんてこともあるわけですよ。

ってことは仮に間違えた方法で申請したがために失業保険を受給できなかった方がいるとするじゃないですか。

それって一時的に見ても長期的に見ても多大なる損失を生み出していることと一緒なんですね。

そう考えたら、仮に30~45万円は高いし、めちゃめちゃお財布に痛い金額なんですけど、
28ヶ月間のサポートを受けることで、本来輩出してしまっていた損失を一撃で消すことができる。

って考えたら社会保険給付金サポートにお金を払っても将来的に絶対得するじゃないですか。

・そもそも失業保険を受けない
・失敗するかもしれないけど、面倒な自分で手続きをがんばってみる
・社会保険給付金サポートを利用して、しっかりと数百万円の受給を受ける

私は社会保険給付金サポートを受けるのがベストだと思いますが、あなたはどういう風に考えますか?

ちなみに、問い合わせや相談自体は無料なので、気になった方はまずは問い合わせてみると良いと思います。

>>社会保険給付金サポートの公式サイトはこちら

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