気になる。
女の人は月に4回、性格が変わると言う。
要はホルモンの影響なのだが、自分自身コントロールがきかない感情にもどかしくなる事もしばしば。
気分が晴れやかな日は自分を労り、自分のために自分の人生を生き、その幸せから人にもずっと優しくできる。
でも、今は違う。
ピークは過ぎたが、人が気になり、人のために生きている。
彼は何を考えているのか、こんなことをしてるんじゃないかあんなことをしていたらどうしようと霞んだ色の感情がもくもくと膨れ上がっていく。
そんな日もある。
各書類をまとめたり、趣味の物作りをして気を紛らわせたつもりでもホルモンたちはわたしの中を常に駆け回っている。
こんな日の夜は特に危ない。
油断すると昔の恥ずかしい黒歴史まで思い出させてきて消えたくなる。
わたしはこの感情をコントロールしたいとずっと思ってきたがコントロールするより理解する方がずっと簡単だと少し悟った。
落ち込んだとき、前向きな時を覚えていられるようスケジュールにマークをつけておく。
そうすることでハッキリと見えてきた自分のホルモンの変化は、感情的になったとき客観的に自分と向き合え少しだけ冷静にさせてくれる。
とはいえどうにもならないときは、めいっぱい不機嫌になる。ひとり、布団で、めいっぱい。全人類が敵だと言わんばかりの顔をしても誰にも迷惑をかけないし、汚い言葉を吐いたって誰も傷つけないのだから、わたしそれが平和への第一歩だと思っている。
今日も彼の感情や、LINEの相手が気になる。
こんな日は信頼もクソもないのだ。
そんな日は早く寝よう。
おやすみなさい。
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