バイト初日、涙があふれた。
先日、人生初バイトに行ってきました。
これまで温室でぬくぬく育ってきた実感は多少なりともあったので、社会勉強の一環です。
お小遣いも稼ぎたいですしね。
バイト先は駅ビル内にあるカフェチェーン店。
まずはシフトが被った先輩方に挨拶、基本的な仕事を教えてもらいました。
必死にメモをとったけれど覚えることが多くて大混乱。
一通り説明を受けた後はすぐに作業の一部を任されることとなり、時間があっという間に流れていきました。
しかし私のバイト先、店長がとっても怖いんです。
悪い人ではなさそうなのだけど、とにかく言葉がきつい。
店長という立場上 責任もありますし仕方がないことなのですが、そんなにきつく言わなくてもいいじゃない?と思ってしまいます。
というわけで、初日から怒られました。
指示を受けて私が行った作業に対してあれが違うこれが違うだの (知らないんだから仕方がないじゃん…) ヒステリックに怒ってきます。
できない私が悪いですが、一つのことに対してそんなに長く怒らなくたって「ちがう」と一度言われればわかるのに。
なーんて。
今だからこんなことも言えますが、
普段怒られ慣れていない私は店長のお叱り中、平常心を保つのに必死でした。
自分がどんくさい自覚はあるため「どうしてこんなこともできないんだろう」と自分を責めたりして、一番きつく言われたときには完全に涙目でしたね(笑)
涙をこぼさなかっただけ偉い。
帰り際に駅のトイレでこっそり泣いて家路につきました。
ああ、早くこんな弱い自分から変わりたい。
帰宅すると家族が迎えてくれましたが、バイト初日から泣いたなんて恥ずかしくて言いたくなくて。
あまりバイトの話はしませんでした。
ところが母が、「まりがバイトのユニフォームを着ているところが見たい」と言うのです。
ユニフォームは持って帰っていたので、仕方がなく家族の前でお披露目することになりました。
すると母が可愛い可愛いと騒ぐんです。
親バカか(笑)
普段はそういうことに無関心な父も可愛いと言ってくれて、そうしたらなんだか、また涙があふれてきそうになりました。
(駅のトイレで気が済むまで泣いたはずなのに)
家族に見えないようになんとか涙をこらえて、家のお風呂でまた泣きました。
お金を稼ぐって大変だ~~~。
こんなんでこれからやっていけるのかとまだまだ不安でいっぱいですが、やれるところまでやってみようと思います。
先輩方のように、早く店長と楽しくお話しできる仲になれますように!
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