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休養するってこういうこと

アトピーの症状が悪化しているわたしに、是が非とも勧めたい温泉があるという友人夫妻。
前々から話は聞いていたが、絶対わたし一人では行かない(動かない)だろうと誘いを受けて、昨夜うわさの温泉へ行ってきた。

これがよかった。

薬湯というくらいだから、アトピーのわたしにはさぞ痛かろう、ヒリヒリ、ビリビリ、ピリピリするのだろう、と身構えていた。

これがなんと全く痛みは伴わず、薬草の匂いもわたしには懐かしく心地よく、気持ちがよかった。
そして皮膚自体は、からっと枯れたようになり、最近悩まされていた浸出液が減った。

血がめぐり、体温が上がった身体はどふっと疲れ、眠たくなったが、いざ布団に入るとなぜか眠れなかった。
眠ってからの眠りは深く、朝はスッキリと目が覚めた。
そう!
このスッキリと目覚めた朝が久しぶりで嬉しかった。だるさが残るかな?と予測していた身体は軽やかだった。

いやぁー、友人夫妻に感謝よ。
痛々しいわたしの身体を自分ごとのように労り、体験を与えるおおらかなふたりの愛を受け取りました。


そして今日は、門前町で暮らす仲間たちとしごとの研修を兼ねた健康デー。
2人組になり、全身を踏み合う樂健をした。
互いの身体を感じ、労り、たのしみながら癒された。
これまた、足先までポカポカと温まり、いい感じの疲労感がある。

一昨日といい、今日といい、これまでの休み方とは違う休みのとり方だった。
何が違ったのだろう?と、「休息」について調べてみると、「休息」と「休養」の違いについて書かれたものを見つけた。

活動することでどんどん減っていく充電池を、満タンの状態に戻す意識や行動が「休養」です。

「休息」は、「休養」の手立ての一つ。活動を中断して心身を鎮静化し、活力を養う「睡眠」や「瞑想」などが代表的です。

一般社団法人日本リカバリー協会

「休息」はしていても「休養」はとっていなかったなぁ。
休養の手立てのひとつに過ぎないもので、わたしの心も身体も満たそうとしていたように思う。

休養をとるとなると、わたしの心や身体が満たされることを知る必要がある。

一昨日のわたしは、自宅で過ごしながら、たくさん自分の身体の声を聴いていた。
「わたしがわたしの言うことをきくよ。」みたいな日だった。

昨夜から今日にかけては、温泉や樂健という健康法を取り入れること、人と交流することで充電池が満たされていった。
自分が感じていることや考えていることを忌憚なくシェアできる仲間がいることが、わたしの休養に欠かせないことだと実感した日だった。


さて次の「休養日」は、どんなふうに過ごそうか。


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