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愛おしい時間のあるまち

「ねぇ、見て見て!たんぽぽの中にてんとう虫がいるよ。」

散歩中に、友だちが発見したたんぽぽ。


まちの雑貨屋さんは閉まり、それぞれの仕事を終えた夕方のこと。
「多賀公園行ったことある?散歩がてら行こう!」と、声がかかる。
すぐ近くにある公園なんだけど、わたしは1度も行ったことがなかった。みんなで町を歩くと面白い。それぞれに視点が違うからいつもは目につかないものが目に入ってくる。

たんぽぽの中のてんとう虫も。

道だってそう。
普段は通らない道をぐんぐんと歩いていく。

人と一緒に行くことで発見や体験が増える。
見える景色が変わる。



月はじめの日曜日は、「リノベのまち門前」のリノベの日。
今日は、昼間はそれぞれにシェアワークスペースの修繕や片付け、DIYをし、夕方からBBQをした。

DIYもプロと一緒にすると一瞬の出来事。
わたしにはお手上げ状態の片付けも得意な人の手にかかると、見事に美しく片付けが進む。
周りのサポートをしつつ、気になるものを片付けていく。

夕方になると、「BBQの準備、はじめよー。」と声をかける人がいて、動き出す人がいて。
BBQやってるときは、小学生がそれは楽しそうに焼き場を担当しているのが印象的だった。
滑り台の上で、お肉を食べる子がいたのも可愛かったなぁ。

それぞれにそれぞれの得意や好きを活かして、シェアワークスペースが修繕され、片付いていき、思い思いに楽しんだBBQ。

愛おしい時間だった。

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