見出し画像

リベンジ(韓国語)

今また韓国語の学習をし始めている。

「また」というのは、以前にも韓国語を習得しようとして挫折した事があるから。

もう一度始めてみようと思ったきっかけは、去年二十年振りに訪れた韓国旅行。とても楽しい旅だったけれど、色々ハプニングもあった。予約していたはずの空港からソウル市内までの列車のチケットが上手く発券出来なかったり、ホテルの場所が分かりづらくてトランクケースを引きずりながらウロウロしたり、駅のトイレの個室に閉じ込められたり(これはかなり焦った)。

一人旅なので当然、全て自分でなんとかしなければならない。頭の片隅にほんのわずかにこびり付いていた韓国語を総動員して、なんとか乗り切った。

普段の生活でそこまで必死になるってそうそう無いし、そうやって全力で伝えた事を現地の人に理解してもらえた時は凄く嬉しかった。だから次に韓国へ行く機会があったら、この嬉しさをもっと感じたいと思ったのだ。


韓国語の学習を始めるにあたって、改めて準備したものは特にない。教材は前に使っていたものが何種類かあるし(何故か日韓辞典は二冊も持っている)、今はYouTubeや無料の語学アプリなど様々な学習ツールがある。そういうものを使って可能な限り費用をかけずにやっていく事にした。

最初から飛ばし過ぎると続かないのは前回の経験から学んでいるので、少しずつでいいから毎日コツコツが一番大事だと思っている。

では、そのコツコツ時間をどうやってひねり出すのか。出来れば毎日決まった時間であるのが望ましい。いつでも空いた時に、と思っていると結局やらないのが私なのだ。生活のルーティンの中に組み入れてしまうのが一番良い。

ちなみに今私は三十分の筋トレを一年以上続けているが、これも決まった時間に行っていて、毎日のルーティンに組み入れた事で継続出来ているのだと思う。

コツコツ時間の確保に話を戻すと、私の仕事は夕方から夜中までの夜間勤務&一応主婦なので昼間は家の事を色々やりたい。まあでも全く余裕がないわけじゃなくて、スマホを眺める時間くらいはある。じゃあ韓国語は筋トレの後にやるのではどうか。いや待て、待て。体力を使った直後に頭を使うなんて、そんな事したらその後家事をする気力が無くなってしまいそうな気がする。

しばし考えて出した結論は、「出勤前に車の中でやる」であった。

普段私は少し早めに職場へ行って、駐車場で十五分から二十分くらい仮眠をとっている。そうすると、少し頭がスッキリして仕事に臨めるのだ。その時間を韓国語の学習に充てる事にした。但し、どうしても眠い時は寝てもOKとした。何事も無理は禁物である。

そんなわけで、今はマイカーに韓国語の教材とノートを持ち込み、YouTubeを見ながら韓国語を学習している。限られた時間なので集中して出来るし、車の中なので発音練習もし放題。我ながらナイスアイデアだったと思う。始めてから一ヵ月ほど経ったが、今のところ眠くて休んだ日はない。

毎回十五分程度の学習で、どのくらい習得出来るのか。チリも積もれば山となるのか。

それは自分でも分からないけれど、今は楽しく学べているので、とりあえずそれでいいんじゃないかなと思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?