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真夏のいなげのはま

台風も過ぎ海はないでいました。
容赦なく照り付ける真夏の太陽は少し歩くだけで、
シャツは汗でべったりと体に引っ付きまてす。

海の水の色は、海藻が解けて茶色になっていました。

もう少し暑い日が続くと茶色が濃くなります。

人工ビーチには、生きた生物の影はなく死の海と言う感じがしました。

帯状に打ち上げられた海藻

唯一ビーチで生きているものは岩場に隠れているフナムシだけでした。

岩に張り付く白いものはフジツボの残骸です。

台風の影響でしょうか30センチを超える銀色のうろこの死んだ魚が2匹打ち上げられていました。


打ち上げられた魚の死骸

形の分かる海藻も少し打ち上げられていました。これらの海藻が茶色い水の色のもとになるのでしょうか?

打ち上げられた茶色の海藻

死んだ魚を海中やビーチで見る事は珍しいです。ほとんどの場合海中で海の掃除屋さんヨコエビなどに食べられえしまうから私たちの目につくことがないのだそうです。

魚体が崩れていない魚の死骸

流石に暑いので、海に入る人も結構いました。

海の向こうにぼやけて見えている煙突は火力発電所です。

茶色い海でも人は海に入りに来る人が集まれば、商売をする人も集まります。

ビーチサイドの木陰のレストラン

今日は、家族連れやビーチサッカーをする学生さんビーチを散歩する老人で人工浜は賑わっていました。

松の防風林

ビーチには生きた生物が居なっくても海には小さな魚が飛んでいました。

右端に飛び跳ねた魚が銀色に光っています。

魚が居れば、海鳥も来ます、

小さな魚を狙っているカモメ

今年はまだまだ暑い夏が続きます。

ここは定置網の様な漁師さんの仕掛けが作られていました。

ビーチに貝やカニが居なくても水の色が茶色でも海には魚がいます。
魚たちはたくましく生きています。

遊泳禁止側の人工ビーチ

いつ生きた人工ビーチになるのかわかりませんが、生命のしぶとくたくましい生きようには驚かされます。