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独男の整美

とてとてとてとて

ゆ「うわぁ~い!きょうもはれたね!」
い「あちゅくてはんかちしゅこし
びちょびちょだよー」ジメジメ

?「えーとここで24段目か?」

ゆい「ふぇっ!?このこえは!!」

?「ん?」チラッ

じー

じー

・・・・・・

ゆい「……」
そ「……」

ゆい「そうだおにーちゃん!?
そしてそのふくは!もしかちて!」
駅員っぽい制服

そ「ふっふっふ。バレちゃあしょうがない。
豆腐鉄道の面接にダメ元で行ってみたら
僕の経歴を認めてくれてついにな!」

ゆい「ちゅごい!!!!」

ゆ「でもなんでえきのかいだんなんか
そうぢちてるの?ふつーはえきのほーむに
たってでんちゃがきたらふえならしたり」

そ「そ、それは!」

?「こ"ら"!掃除はどうしたんだ掃除は?」

そ「ひっ!?」チノケヒク~

先輩の同僚のおじさん「なに?24段まで
やってくれたのか?あと少しなんだし
若いんだから頑張んなさいよ。
その後ゴミ箱の回収に入るからな?」

そ「はい……」

ゆ「なんだ、がっかり☆」
い「うっかりふくそうがにてたから
ついにえきいんさんになったのかと
おもったのにね!!ぷんぷん」

そ「メソメソ」スイー、スイー。

お「ところでお嬢ちゃん達は
そうだくんとお知り合いかなにかかな?」

ゆ「うん!とおいとおーいしんせきの
ちょっとへんなところもあるけれど
だいちゅきなおにーちゃんだよ」
い「きょうはかしわにぷーるにいくんです!」

お「そうかー、夏だもんなー。
わしも若い頃は学校のお友達と
すいか割りしてカブトムシ捕まえたり
夜のほたるを眺めに行ってたよ。
何十年も前の話だがなー……」

ゆい「ふーん」

お「ん……待てよ!?2番線の次の電車は
あと2分で来るぞ!お嬢ちゃん達!
速く行きなさい!間に合わないぞ!」

ゆい「ひゅえ!?まぢゅいよ!」
ゆ「いーちゃんいこ!そうだおにーちゃん
がんばってね!」
い「きょうこそびーとばんなしでおよぐよ!
おにーちゃんがんばって!」

そ「おお!速く行け!行くんだ!!」エイガフウニ

とてとてとてとてとてとてとてとて

そ(……急いでもあんな感じなのか……。)

お「それじゃあそうだくん。
残りの作業頼んだよ。わしは駅の反対側を
清掃しとるからな!分からないことが
あったら聞いとくれ。じゃ!」テクテク

そ「…………厳しい所もあるけれど優しいな。
だけどここの給料安いしな。夏季限定の
バイトで良かったよ。」

そ「ん?…………」ポカポカポカポカ

そ「……俺の住んでいた町の隣町が?なんで」

その頃別の世界線
ム「シショウ?ナンデジブンノイエノ
チカクニムスバーガーデキタコトヲ
イッタンダ?ケンサクカケレバカンタンニ、オオマカニチイキガシボレルノニ。
ウッ!チチョウノホウマンナオケツヲ
オモウトカオヲウズメタクテショウ
ガナイゾ!モウスグアエル!
ヤッタゾ!オー!」

さてさて果たしてムニムーニの
暴走を止めることはできるのか!?


続く?


もし頂けるのなら税金関係、自炊レシピの 材料代を中心に使おうと考えております。