アニメトロ・トーキョー

今日本の誇るものと言われて
果たしてあなたは何が思い浮かぶだろうか?大多数に回答を求めるとなれば
一定数は「アニメ」と回答が
返ってくるのではなかろうか?

私は現在発達障がいの検査待ちの
状態であり、正確に発達障がいと
診断された訳ではないのだが
発達障がいの1つとされるASDの
特徴に自分の性格や過去を思い返すと
それはそれは思い当たる節が多い。

その1つのせいであろうか
極端に自分の趣味や興味、
見聞の幅が狭く感じる。

ちょうど10年前は高校2年生という
青春真っ只中なのに当時流行っていた
ソーシャルゲームのパズドラとモンスト
には一切手を伸ばさなかった上、
ポケモンやカードゲームの類いは
純粋に興味が湧かずに手を出さなかった。
ここは散々語ってきたネグレクト家庭に
ついては関係ない。

そんな私でも深夜中心のアニメでハマり、
数えられる程度だが見ていた物もある。
「私がモテないのはどう考えても
お前らが悪い」略して「わたモテ」、
「けものフレンズ」
「ダンベル何キロモテる?」
「ひぐらしのなく頃に業・卒」など。

「わたモテ」はモテた経験はなく
いわゆる陰キャでぼっち気味の
主人公の女子高生を描いた作品。
「けものフレンズ」は謎の世界で
それぞれ擬人化した野生動物達と
主人公カバンちゃんとサーバルの
ふれあいと活躍を描いた作品。
「ダンベル何キロモテる?」は
ダイエットを決意した主人公の女子高生が
筋トレを通して痩せることと鍛えること、
友人や新たな出会い等を描いた作品で
「ひぐらしのなく頃に」は雛見沢という
架空の田舎を舞台とした
青春サスペンスSFアドベンチャー。

私のアニメ遍歴はともかくとして
偏見と記憶で語るが2012年頃から
深夜帯のアニメの「乱発」が始まって
「今季でこのアニメが一番!」
「今年はこのアニメの主題歌が流行った!」
などのアニメ大国となった現在への
伏線が散りばめられていた気がする。

アイドル文化に嫌悪感が沸くのと似てるが
どうもそれまで「硬派」だった業界や
分野をアニメ、特に「絵」の女子達で
中和してそのよく分からなかった
「未開地」を切り開いていく様な
アニメが増えてきた気もする。

上に書いた「ダンベル」は
敷居の高かった筋トレをブームにさせ、
「けものフレンズ」は実際に
動物園で野生動物を観に行こうと
観光客の数も増えたという。

まるでどブラックなコーヒーに
シロップとミルクを入れ混ぜて味見しつつ、
この味なら子どもでも飲めるだろうと
提供するようなものだ。

あまりこの「掛け算」は好きではないが、
果たして次に驚くべき物を開拓する
アニメは何を掛け合わせるのだろう?

求職中の今私が思いついたのは
「しゅうかつ!」である。



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