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独男は決死!葛藤戦争編⑦

話は少し遡ってスーパーで買い物をし、
タクシーまで向かっていた場面。

ゆーくん「ねむくておもいよ~」

大人いーちゃん「カート使えばー?!」

そ「忘れてたー!はっは!!」

スマホ「ゆーくんとっ!ゆーくんとっ!
むにむにするぞーたこやきほっぺ(ホッホw)」

真顔で瞬時に荷物を下ろしてスマホを取る

そ「はいこちら総督。どーした?」

輩L「ふ……ふぇ。あのぉ……そのぉ……」

そ「……教えたよな?以前深呼吸を。
あれをするんだ。落ち着けば
やるべき事が見えてくるはずだ。」

輩L「……ふぇ、はい。」スゥゥゥゥゥゥ、フゥゥゥゥゥ。

輩L「……ムニムーニが師匠を汽車の
展示ケース前で襲いムニムーニが手を
出そうとしております。」若い軍兵風ボイス

そ「……フッ。了解した輩L。切るぞ。」ピッ

そ(……)がさごそがさごそ

慌てて袋からぶどう糖4つと
アクエリアスを取り出す。

そ「…………ぱくっ、ぱくっ。ごくごく」

そして家に帰り風呂に浸かったり
脳への栄養重視の食事をしている中、
他の世界線も影響が出始めてきた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そ「ほぉ~いちちょ~!!
おにーたんらぞー♡♡♡♡」

ゆーくん(生後1年ほど)「びぇえええええええ
えええええええええええええええええええ」

そ「ぼ、僕は何て事を!!ええっと……
部屋が暑くも寒すぎもしてないかだっけ?
それともおむつの取り替えのタイミングか?
もしやお腹が減ったのかな?」アセリアセリ….

い「ね ぇ ?」

そ チョロロロロロロロロロロロジョバジョバ

い「…………あのねぇ?赤ん坊は
本当に繊細なの。少しでも脅かしたり
音にも敏感だし感情そのまま表に出すの?
あんたもわたしもみんなそうやって
産まれてきたのよ?」

そ「…………すみませんでした。
つい幼すぎるゆーくんが可愛すぎて
ほっぺぷにぷにもしてて……つい(照)」

い「ほぉーいゆーくん♪
こんな変なおにーちゃんは
むちちようねー♪」

ゆ「む!むいむーい!」

そ「あ、あの!」

い ?

そ「ぼ、僕に少しでもいいので子育ての
ノウハウを教えてくれませんか!?」

い「…………スゥウウウウウウウウウウウウウ」

い「やっとやる気になったじゃん!
ほいじゃーねー」

また別の世界線

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

裁判官「それじゃあ被告人、
最後に述べたい事は?」

そ「…………」ペラっ

そ「作画担当のチョッパリ!
作画担当のチョッパリ!!!!」

裁判官「…………」

そ「……辞めた。」

そ「確かに私は精神疾患も在り今回の
被害者であるYちゃんには好意を
寄せており、それで一線を越えました。」

裁判官「……」

そ「ですが私には理性があるんです。
まだ僅かながらもあります!!!!
今回起こしてしまった事はとても重大で
被害者とは今後一切面会の機会は
ないでしょう。でもなんだかある時から
社会に奉仕したくなったんです、
こんな劣った私でももし社会に放たれた時に
どう社会に恩返しと奉仕をすれば良いのか?
そして放たれてから仮に成人した被害者と
共にする機会があったのなら私の性欲を
晴らす関係を遥かに越え!共に社会をどう
良く変えていけば良いのかを純粋に語り合う
仲になりたくなりました。獄中では行った
行為を重く反省し、そして釈放される時まで
にいかにこの国を良く発展できるかを今まで生きてきて見てきた価値観から見つめ直して考えていきたいです。以上です。」

傍聴席がざわつく

裁判官「皆さん静粛に!」ガンガン!

裁判官「それでは判決を言い渡す。
主文……被告人を…………
懲役6ヶ月、執行猶予3ヶ月とする」

傍聴席から拍手が巻き起こる

裁判官「静粛に!被告人いや……零次くん。
あなたの行いは確かに世間法令では
とても道徳的ではなく赦される話では
ありません。しかし零次氏はちゃんと反省し
自らを顧みて何が駄目だったかを
仮に刑務所に入っても見つめ直す機会と
話されました。これは精神疾患を
患っていても中々発言できるものではない。
そして被害者に謝罪し、愛を超えて共に
社会をどう良く変えていくか考えて話し合う
仲間になりたいと話しましたね?
これらから被告人零次氏には療養に専念し
この社会を変える偉大な人間になって
頂きたいと思います。頑張って下さい。」

傍聴席は一同拍手の後静かになる

裁判官「それでは、これにて閉廷!」ガン!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして……本来の世界線へ


ムニムーニ45486「シ、ショウ。サイゴノ……
サイゴノオネガイダ。ホンノスウフン
ハカセノクレタキカイニアナタノアタマノ
ナカヲヨミコマセレバイイダケ」

警官A「そ この君?止まってくれるかな?」

そう……本来世界のゆーくんは器用にも
話してる間にスマホで警察を呼んでいた。

ム「……」クルッ

警官A 絶句

ボゥーン!

今度は胸元から火花が散り、
中の臓器を模した機械が露になった。

ム「……オレハ……シショウトタダ」

警官B「動くな!」カシャッ

ム「…………ウテルモノナラウッテミロ!
サァシショウ!」クルッ、すたっすたっ

ドゥウウウウウウウウン

"本来"のゆーくん「…………」

ム「……ドウシテ……ナンデナニモ
シャベッテ……クレ……ナイ……ノ?」

続く

長くなりましてすみませんm(_ _)m
次回が遂に最終回の予定です。
皆さんご期待ください!

もし頂けるのなら税金関係、自炊レシピの 材料代を中心に使おうと考えております。