独男の疲労ー現世失望ー

そ ｢ふぁああああああああああ。」

襖を開けて押し入れの布団に横になる

そ ｢きょうも……ふとんでむにむにするぞー、
おー…………ﾀﾞﾘｨ」むぎゅうううううう

ぽっかぽっか～すやすや

翌日朝6時前

ﾁｭﾝﾁｭﾝﾁｭﾝ

そ ｢…………」(今日は休みだったな)

シュバッ、てとてとてとてとガチャ。

(牛乳ときな粉とおにぎり2つ……)
ﾊﾞｼｭｯ、てとてとてとてと。

(きな粉をおおざじ4杯、んで牛乳を
注いでから箸で混ぜて……と。)ｶｷｶｷﾏｾﾞﾏｾﾞ

ｺﾞｯｸｺﾞｯｸ、ｶｷｶｷﾏｾﾞﾏｾﾞ、ｺﾞｯｸｺﾞｯｸ。

そ ｢煙草吸いてー」(おにぎりﾓｼｬﾓｼｬ)

そ ｢…………食い終わった。約10分か」ﾁﾗｯ

そ｢下の冷凍庫から氷グラスに注いで
コーヒー注いで飲もう。
そんで俺の嗜好たぁーいむ！」

てとてとてとてと、ガチャ、ｻﾞｯｸｻﾞｯｸ。
てとてとてとてと、ｼﾞｮﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞ、ｺﾞｸｯ。

そ ｢このルーティン始めて1ヶ月くらいだけど
長く続きそうかね？秋はともかく冬なら
暖めないといけないな。」ｺﾞｸｯｺﾞｸｯ

そ ｢ぷふーっ。さて、やっとここでいっぷ」

ｶﾞﾁｬﾝ！

ゆ ｢そうだおにーちゃーーーーん！」ﾄﾃﾄﾃ

そ ｢ゆーくん？！なんで？」

ゆ ｢おにーちゃんうんてんめんきょ
もってたでしょ？こみゅにてぃぷらざの
ぷーるにいきたいんだ！きょうおやすみ
だっておにーちゃんのおばあちゃんから
きいたよ！」

そ ｢……め、免許は確かに在るんだが……。
(ペーパードライバーなんて言えねぇ)」

そ ｢……あっ！あすこのプール確か
水泳用帽子ないと入れなかったっしょ！
おにーちゃんないから入れないなーはは！
悪いけど他の日にバス」

ゆ ｢ぼうちうってるよ？」

そ ｢？！」

ゆ ｢ねーねーはやくいこうよー！」せかす

そ ｢…………」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

そ ｢うわぁああああん！なんでおとらに
らったらくるまうんてんさせられるんらー！
どうちてめんきょなんてもたされるんらー！
みんらまいらんばーかーどでいいらろ！
うわぁあああああああああああん」

しーん

ゆ ｢……そっか、ごめんねおにーちゃん」

そ ｢ヒックヒック」ｸﾞｽﾝｸﾞｽﾝ

ゆ ｢じゃあぼくといーちゃんで」

そ ｢待って」

ゆ ？

そ ｢プールに行きたくないとは
言ってないだろ？」

ゆ ｢そうだおにーちゃん……」むぎゅ

そ ｢バスの時間確かめとこう。
水着とゴーグル使うからコンタクト
はめたり準備するけど待っててね。」

ゆ ｢おにーたんだいちゅき！」むぎゅぎゅ

そ (……まぁ嗅ぎたばこあれば
3時間は持つだろうな。)

END 今日のぽかぽか度は……120点！
(4時間禁煙レベル！)