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#13 英検を中心軸としないバイリンガル育児

日々、これといった手ごたえがないのがバイリンガル育児。

まるで真っ暗闇をすすんでいるような…。
この道で合ってる?
ちゃんと前へ進んでいるの?
そもそも一体、いつまで続くの、バイリンガル育児…。

そう思う方も少なくはないはず。

日本語なら「いずれ話せるようになる」と悠長に構えていられるのに、英語だと一日一日の成長が気になってしまう。

わかります🥹。

そこで、魅力的にみえてくるのが英検。
ほぼ、読み書きだから、教え込めば、目に見える形で成果が表れる。
昨日書けなかった字が書けた。
読めなかった字が読めた。


5級、4級…とわかりやすい道がある。

日本語と同じように英語も習得しよう!とはじめたバイリンガル育児も、こうして途中から英検軸になっていく方が続出。

でも、待ってください💦。

「英検もっているけど英語は話せない、聞き取れない」という人をたくさん生産してきたのがこれまでの日本の英語教育。あんなに何年も「英語」を勉強したのに…日常英会話が話せない、アニメの英語ですら何を言っているのか聞き取れない。

「あのやり方は間違っていたのではないか?」と疑問に思ったからこそ、わたしはバイリンガル育児をしようと決めました。

子どもには同じ轍は踏ませない、と。
宇多田ヒカルちゃんみたいにバイリンガルにしたいんだ、と思ったのです。

英検メインですすめても、バイリンガルにはなれません。
でも、「母国語のように英語を身につける」バイリンガル育児でなら、英検もとれるし、バイリンガルにもなれます。

英検を全否定するわけではありません。息子も小学2年生のときに2級まで合格しています。でも英検対策はしていないのです。その時点で、受かりそうだから受けた、というだけ。単語帳、問題集、買ったことありません。直前に過去問を解かせて、時間配分を体感させるだけ。

その後、コロナ禍と中学受験が続き、英検は受けられませんでした。
その間、「小学〇年生で英検〇級」という子が定期的にニュースとして流れてきましたが、我が子は我が子。
そもそも、英検の低年齢受験は間違った形であおられすぎなのです。

英語に限らず、「読み書き」が得意になるのは、もっと成長してから。そのときにやったほうが効率的です。

小さい子は「耳コピ」の天才。
この時期は、読み書きより、耳から吸収するほうが向いています。アウトプットも間違いを恐れない。

日本語も「小さい時期だからこそのかわいい間違い」が多発する時期ですよね。英語もそうです。間違って当然。

小さいときは英語を「勉強」にしない。これが私の考えるバイリンガル育児の重要な点です。

勉強中心英語育児より、バイリンガル育児はまどろっこしく思えるかもしれません。
なにより、手ごたえが薄い、そんな日々の連続は親もしんどい。

でも、ある一定の時期をすぎれば圧倒的に伸び方がちがいます。なぜなら、英語を聞き取れる耳ができているから。

⚠️英語が聞き取れる耳ができているとどうして伸びが違うの?については
こちらの記事をご参照ください。https://note.com/cute_prinprin/n/n0ca6e8b421d1?sub_rt=share_pw

しつこいようですが、英検は何歳でとってもよいのです。
バイリンガル育児は早く英検をとるための早期英語ではありません。
英語を日本語のようにコミュニケーションスキルとしてちゃんと使えるようにするのがバイリンガル育児。その副産物として英検はとれるようになるのです。

最後となりますが、「なるべくお金をかけずにバイリンガル育児をしてほしい」をモットーに、バイリンガル育児の記事を無料公開で続けております。モチベ維持のため、コーヒー代サポート応援📣をしていただけますと、今後の継続のはげみとなります🐧。

いつも、お読みいただき、ありがとうございます。ほんと、ご無理なさらず、モチベーションアップにご協力いただけるとうれしいです🥺