若年性認知症の父が亡くなって
私が中学生の時に若年性認知症を発症した父が77歳を前に誤嚥性肺炎で亡くなりました。
私を産み、育ててくれた父母への感謝と
父の介護を最後までしてくれた母と兄には感謝してもしきれません。
父が認知症になり、それを近くに見た事で
父のような人を一人でも少なくしたい
と思い健康に関わる仕事につきました。
その想いがあって仕事を続けられましたが
父が息を引き取ると、、、
頑張って続けてきた仕事の想いが
その糸が切れてしまったようにポツンと切れてしまいました。
誤嚥性肺炎になり体全身で
一生懸命呼吸していた父。
そこから息をしなくなった父。
その差はとても大きかったです。
認知症に父がなっても
母は記憶が薄れないよう一生懸命、
旅行に連れていったり、
絵を描くように促したり
忘れられる瞬間があっても
最後まで声をかけ続けていました。
兄貴も仕事をしながら
合間で父や精神病になった母2人の対応を
してくれました。
家族の見えない強さを繋がりを愛を感じました。そして感謝してもしきれない気持ちです。
私はそんな中、末っ子で好きな事を自由に
やらせてくれた感覚がとても強いです。
家族への感謝と
自分にできる事で少しずつ恩返しが
できるようにしていきたいと思います。
大江将平
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