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フリースクール開校を目指した理由〜コーチングとの出会い〜13

 写真は、長男がイナゴを食べたいというので、公園に捕りに行くところから始まり、本人が素揚げにしたもの。姪っ子や甥っ子が、たまたま来ていて、恐る恐る食べたところあまりにもおいしくて、甥っ子と一緒に「唐揚げバージョン」に格上げしたものも作ってました😅

 前回、書いてからすっかり4ヶ月も経ってしまっていました。その間、サドベリースクールのチラシを作ったり、一緒に立ち上げてくれる方と打ち合わせをしたり、社会福祉協議会とサロン化を検討したりしていました。また、別のつながりで素敵な方々とも出会えて、そっちの活動に完全に注力してしまっていました…(こんなに自分が猪突猛進だったとは知りませんでした)。時間が足りない!そんな気持ちでここ数カ月を過ごしていました。

 コーチングは、今となっては、何だかんだで一番下の子が0歳から通っているので、5年目になります。
それだけ、時間と労力、お金をかけてもいいものと思っています。いいものというよりは、むしろ私には、なくてはならないもの。また以前の生活に戻るのはまっぴらごめんです。あの、苦行の毎日…。なぜ、そこまで私を追い込んでいたのか。そこを紐解いていくのが、コーチング。内観するって、これほどまでに大切なことだとは知りませんでした。

 ただ、私がこんな風に感じることができるようになったのも、最近のこと。はじめは、狐につままれているような感じで、わからん!なーん、これ!!って、思ってました。人に対してコーチングをやりたい訳ではなく、セルフコーチングのためにやってるのですが、それでも自分の内的な取り組みというのは、これまで目に見えるものを中心に「勉強」してきた私には、掴みどころがないような、実感や感触を伴わないものでした。

 その方法や技術は、日本コーチ連盟にお任せするとして、とにかく、負の感情を持っていてもいい。恨み、憎しみ、嫉妬などは、自分をより知ることができる切り口であり、なくす必要はなく、感情を大事に扱うことが大切だと教えてもらいました。そのことを学んだとき、深い安堵感を感じたのを覚えています。このままの自分でいいんだと。
 これまでは、負の感情を抱くことは、いけない事だと考えてきました。だから、そんな感情を抱いた瞬間、自分は、なんて駄目な人間なんだ。まだまだ、未熟で、悪くて、よこしまで、欠陥がある人間だ。もっと、努力して成長しなければいけないと、自分に鞭を打って日々を生活していました。日々が苦行。今では、そんな神様、仏様みたいな人なんてありえない!と思えるのですが、物心ついたころから、ずっとそんな感情に支配されていました。

 今でもなお、内的な取り組みを通して、自分の知らない自分を知るたびに驚き、自分が救われている感覚になります。通常のこれまでの生活を送ると、どうしても自分の感情を押し殺し、ないことにしてしまう癖が出てきてしまいます。これは、何十年もそうしてきたので、一朝一夕には変えられない。そうやって自分を守りながら、社会生活をなんとか送れるようにまでなったのですから。だから、この力(理性)にも感謝しつつ、個性を活かしあうコミュニケーション技術であるコーチングも大事にして、今を生きています。


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