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婚約期間にやったこと#3 ブライダルチェック体験記


ブライダルチェックとは

簡単に言うと妊娠するのに問題がないかを調べる婦人科に特化した健康診断。
妊娠に影響を及ぼす疾患、異常がないかに加え性病にかかっていないか、風疹の抗体なども調べる。

ブライダルという名称がついてはいるが、結婚する予定がない女性、すでに結婚している女性が受けてももちろん問題ない。

女性だけではなく男女ペアで受けられるところもある。
不妊の原因は男女どちらにでも起こりうるので当然男性も調べておけば安心だ。

費用は保険適用外の全額自費負担。
料金はクリニックにより異なるが、2万円~5万円。(選択するオプションにより幅がある)

※なおブライダルチェックで問題がなかったとしても必ずスムーズに妊娠できるとは限らない。
これは不妊の原因は多岐にわたるためさらに詳しい検査が実際に不妊になった際にに調べるしかないため。


なぜ受けようと思ったのか

やはり夫が一回以上年上で私も30歳を過ぎているのが大きい。
二人とも子どもは二人か三人と望んでいたがどんなにスムーズにいっても夫が50歳を過ぎての第一子になる。

私個人として今後一年の指針としても受けておきたかった。
結婚生活はじめの一年は妊娠せずに新しい生活に慣れることに専念したかった。
新婚旅行もあるし、関東から関西に引っ越すのだから片付けもある。
一年くらいは夫婦のみで落ち着いて生活したいと前から思っていた。

もしブライダルチェックで問題が見つかればすぐにでも妊活に入るなど対応もできる。

そのためにもとりあえずの安心材料にブライダルチェックを二人とも受けておきたい、と話すと夫は快諾してくれた。
(遠距離で住んでいるため各々結婚生活が始まる前に受けておくことにした。)

実際に行ってきた

近所のブライダルチェックをやっている婦人科を調べると幸い最寄りのクリニックでやっていたのでそこで申し込むことにした。

基本コースで約25000円

これにオプションが10個くらいあって全部やるとかなりの金額になりそうだった。
それにどのオプションが必要なのかもよくわからないのでこれは直接聞こうと思い予約を入れた。

当日はスカートをはいてクリニックへ。
ちなみに私は婦人科ははじめてではなく、なにか軽い症状で別のところに昔行ったことがあった。

オプションを選ぶ

問診票に色々と記入し、オプションを選ぶ段があったがこれは受付の人に先生と相談して決めたい旨を伝えた。

予約していったにもかかわらず1時間以上待ち、
いよいよ呼ばれて診察室に入り、先生に生理は順調かなどを聞かれた。
順調だと答えるとオプションを軽くひとつひとつ説明してくれてこれはいらない、これもいらないと絞っていき結局、
「子宮頚がん検査」(3500円程)のみ追加することになった。

やはり生理がきちんとあるか、不順なのかでだいぶ違うようだ。

いよいよあれ

女性ならわかると思うがやはり婦人科で気が重いのはあの診察台に乗ることだろう。
内診や超音波を受けるときに大股を開くためのあの椅子。
若いときほどの拒否感はないがやはり抵抗はある・・。
(先生は男性だが年配の方でまだ良かった)

女性の看護師さんが淡々と「下着を脱いでスカートをたくしあげて座ってくださいね。」と言いカーテンの向こうへ消えた。

例の椅子には紙のシートがロール状になって取り付けられていて、そこにおしりを乗せる。

座ると看護師さんが「では椅子動きます」と言うと少しずつ背もたれが倒れ全体的な高さも上がり、足が自動に開かれる・・・。
こんな明るいところでこんな姿になるなんて、夫にも見せたことがない。

もちろんカーテンの向こう側にのみ下半身がある感じで検査中は先生とも看護師さんとも顔を合わせない。

恥ずかしいとももはや思わないが、なんだか「あーあ」という感じが正直な気持ちだ。

そしてその後は先生が指を突っ込んで内診をしたり、超音波検査のためにそんなに太くはない棒を入れて調べられる。
この棒が太くはないが壁面をくまなくグリグリとされるので少し痛い。
思わず力が入ってしまう。
おそらく円滑剤のようなジェルのようなものを使っているので少し冷たい感覚もある。

これまでの行程はおそらく数分程度だが長く感じた。

そして「終わりです」と言われ椅子が元に戻る。

そそくさとパンツを穿き検査室を出た。

問診と血液検査

一番の難関は越えたわけだが、まだかかりそうだった。

また私の番号が呼ばれ診察室に入る。
内診と超音波検査の結果はもう出たようだ。
先生は女性の身体の周期や妊娠のしくみについて親切に説明してくれた。

その後私の子宮のエコー検査の写真も見せてくれて、

「なんの問題もない、非常に良い子宮です。」

とのお言葉を授かった。

ひと安心だ。
ちなみにこの写真もくれた。

なんとなく話の流れで「夫が年上でそれで心配で・・」と言うと
「旦那さん何歳?」と聞かれ年齢を言うと先生の顔色がさっと変わった。

それはちゃんと旦那さんは「精液ドッグ」受けた方が良いと勧められた。

その後は血液検査だけだった。
これは普通の健康診断くらいの血液をとられたように思う。


結果

内診とエコーの検査はその場で出たが、他の検査結果はだいたい二週間後くらいに郵送されてくるという。

結局料金は 31,306円
(クリニックによるだろうが現金払いのみのところが多いので注意が必要だ。)

そして二週間も経たずに封筒が届いた。
結果は、、

ほぼ異常なし!
(少量の菌があった・・)

夫にも伝えとりあえず安心したが、
最初にも書いたように問題がなかったとしても、スムーズな妊娠が約束されたわけではない。
もし、いざできなかったらまた夫婦でどうしていくか話し合わなくていけない。

一方夫は・・

先生に勧められた「精液ドッグ」の件は当然夫に伝えた。
現段階では忙しいのもあり、夫はなにもしてなさそう・・。
元々さっさと行動できるタイプではないのだ。
大切なことだし、夫も子どもは欲しがっているのでそのうち動いてくれるだろう。
なおこの精液ドッグは婦人科ではなくても泌尿器科でも受けられるとのこと。


今回の記事はブライダルチェックを受けたいけどよくわからない方や不安のある方の参考になれば幸いです。
クリニックにより料金も幅があるので事前によく調べてくださいね。

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