【2】失敗しろよ!俺は失敗ばっかだバーカ!
大学生、または大学を卒業したばかりのアシスタントやサポートスタッフが約10人ほど周りにいます。
まず先に言っておきます。
「みんないつも支えてくれてありがとう」
いや、本当にリバースメンターよろしくで、Z世代も若い子達の意見も本当に一つ一つが大切で感謝しています(これは本当に)
さてそんな環境の中で学生の子達からよく相談される話があります。
「森澤さんって失敗が怖くないんですか?」
「なんで叩かれても挑戦出来るんですか?」
と、よく聞かれます。
はい、学生諸君にはいつも言っていますが「結論」から話しますー
「失敗しないと何も始まらなくない?」
確かに社会全体がまるで「失敗禁止令」の様に厳しくなっていますよね。
もしくは「挑戦する人を馬鹿にする」様な風潮は確かにありますね。
身近なことで例にあげると「失敗したら仕事をクビになったり」「芸能人が干されたり」「アーティストがタイマーで捕まって活動を休止させられたり」「志高い人をコメントでフルボッコにしたり」「平気で匿名で人を攻撃したり」
でもね、よーく考えてください
それすらもどうでもよくないっすか?
いや、というのも
「人の人生(マイナス意見)なんてどうでもよくないっすか」
いや本当に心の奥底に聞いてみたいんですけど
自分の命より大事な命(例えば推しとか)があったとしても
自分が死んだら大事にも大切にも出来ないじゃないですか
みなさんドラクエをやったことはありますか?
「(じぶんの)いのちをだいじに」
ですよ。それ以上に大事なことなんて無いと思うんだよなあ。
若干ニュアンスがずれたかもしれませんが、つまるところ
挑戦と失敗は2つでセットで
成功と挑戦は2つでセットなんです。
ということは
挑戦と失敗と成功は3つでセット。
びびってないで前のめりにいきましょう。
という話をすると必ず
森澤さんだから出来るんですよ
と言う意見が出ます。
その質問になんの意味があるのかはわかりませんが・・・
先に挙げた
「失敗したら仕事をクビになったり」
「アーティストがタイマーで捕まって活動を休止させられたり」
「平気で匿名で人を攻撃したり」
このあたりを少し深堀ってみましょう。
①「失敗したら仕事をクビになったり」
これは僕の持論になってしまいますが
「仕事より生活(人生)が大事」
「仕事なんて沢山ある」
「別にアルバイトでもよくない?」
です。
もちろん「失敗した時」にフォローしてくれる仲間がいる職場は素晴らしいです。そこはきっと良い会社だから、大事にして続けることが良いと思います。しかし例えば「失敗に否定的で暗い気持ちになって生活や人生にもよくないエフェクトがかかる」としたら、それは「別にアルバイトでもよくない?」論で、ひとまず楽な方に、負担の少ない方に、または自分が心から楽しめる方に進むべきです。どうでもいいことに変な気遣いをして、自分の心をすり減らすのはもったいないな、と思います。
②「アーティストがタイマーで捕まって活動を休止させられたり」
これはタイマーを推奨している訳でも犯罪を助長している訳でもないですが「本質はどこか」「その人の正義はどこか」を正しく知る必要があると思います。昨今のメディア(昔からかな)でよくあるのは「断片的にその一瞬だけを切り取ってその人のすべてを否定し悦に浸る癖がある」ことだと思います。
メディアは所詮「作られたもの」です。
例えばアンジャッシュの渡部さんが芸能界を干された時、彼のわいせつネタを元にした記事などで某企業が数億円儲かったそうです。
ここで重要なのは「行為そのもの」を「感情」または「自分の感覚」で見るのではなく「何故そういう行為に至ったか」または「そういった環境を作り出してしまった原因が別にあるのではないか」ということであり、思考を巡らせるチャンスな訳です。
それを会ったこともない、またはよく知らない人に対して「大きな声に便乗して」一緒に攻撃するなんて、もはやそちら側が犯罪者です。
渡部さんの件で渡部さんを攻撃または訴訟していいのは渡部さんに迷惑をかけられた人またはその家族、身内程度でしょう。
しかしこういった日々の何気ない「正しくあるべき」という社会圧が③に繋がると考えます。
③「平気で匿名で人を攻撃したり」
所謂「叩く」ということですね。
僕は基本的に「匿名で人を攻撃する人が大嫌いです」
これは僕も矢面に立つ機会が多かった時に経験したので尚更わかります。
しかし、匿名で人を攻撃出来る環境こそが本質の問題点であって
「目立ったことをしたら叩かれるから意見を出さずに諦める」=失敗しない
ことにつなげてはいけないと思います。
当たり前ですが「声をあげる」「自分を表現・表明する」「意見を世の中に投げかける」という行為の中には、または先には
「必ず違う人の意見が沢山待っている」
ということもしっかりと考えなくてはいけません。
ここがポイントで「何も考えずに突っ込んで失敗する」ことも時には大事なんですが「ある種の反論がある」と覚悟して挑戦した際に起きた「失敗」は前者よりもおそらくダメージが少なく、また振り返ることで「エネルギー」になることも多いと思います。
と、まあ少し偉そうな物言いになってしまいましたが
つまるところ「学生諸君」なんでもいいからどんどんやってみなさい!
動かないのはもったいない!
なにがすごいって
「ちゃんと全部にトラブル(失敗)があるのよ!!!(笑)」
もう僕もびっくり、もはや失敗の無い道など無いのではと言った感じ。
それでもさーーー俺だってへこむよーその時は
だから自分を励ます為にこんな歌を作ったんだよね
失敗した時にどうぞ
おわり
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