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善意のアドバイスが辛い

メニエールで休職して1年10ヶ月。
復職直前、逆に今しか書き残せない気持ちを残しています。

「もっと動いた方がいいよ!私もめまいがしててもしんどくても運動したら治ったよ」
「復職直前だから生活リズムをちゃんと仕事モードに切り替えてね」

悪意も他意もない言葉だと理解しているにも関わらず気持ちがざわつく。
イライラして悲しくて傷ついてしまう。

相手は良かれと思ってのアドバイスだから、気持ちだけ受け取らないといけないこと、
今までの経過を知らないのだから仕方のないことだと理解している。
それらへの対応は、笑って「んー、やってるんだけどねー」とか「ありがとうございます」が正解だとわかってある。
「そんなこともしてないの?」って責められているようにも聞こえるし、
そんなこと繰り返し挑戦してうまくいかなくて、何度も何度も振り出しに戻って挫けそうになりながら勇気を振り絞ってやってるよ!
そんなのやってないとでも思ってるの!???
という真っ黒な気持ちに染められ上げてしまう。

私もアドバイスするときにこれからは気をつけよう。
「基本的なことしれないけど…」というのは嫌味な気もするし…
どんなことを試したのか先に聞く!
それか「もう試したあとかもしれないけど…」が良いかもしれない。。

そんなことを考えて「辛い気持ちに浸る時間も必要なんだよ」という恩師の言葉を思い出す。

なんで、身体も心も辛い思いをしている方が、
相手を気遣って我慢して笑って「ありがとう」っていえるように頑張らなきゃいけないの……

ずっと、こういう物分かりの良くないことは
考えたらダメなこと…というか、許さなくてはいけなくて。
許せない、心からそう思えない私はなんてダメなのだと責めてきた。
でもそうじゃなくて、相手に伝えないために
自分には自分の気持ちを正直に受け止めていきたいし、そう思う自分を許そうと思う。

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