水平線
back numberさんの『水平線』。
羽生君の動画を観続けていたら、諳んじて歌えるようになっていました。
この歌に羽生君はどれだけ支えられてきたんだろう。
あの村社会でたった独り。全てを見通していた人。
あの村の「正義」の欺瞞も矛盾も穢れた全てを。
ジャッジが採点に苦慮してると思い、自らを実験台にしながらJavaを駆使して開発した採点システム。そのまま採用出来るであろう論文。
羽生君の一挙手一投足は即ニュースになる。その度に、お仕着せではなく控えめに口にしていた。
改革するためのツールはあるよ。
喜んで協力するよ。
いつでも言ってよ。
そうして試合を熟し理不尽な点数に心を擦り減らしながらずっと待ってたよね。でも、あの村の誰一人として「君の力が必要だよ」とは言ってくれなかった。待ってた期待してた言葉は皆無だった。
この理不尽さにどれだけ苦しんだだろう。どれだけ涙に暮れただろう。
自分で自分の演技の点数を計算できる羽生君が、キスクラで実際のジャッジが下した点数との乖離に怯え強張った表情が忘れられない。
ある時は「まあ、こんなものだね」という様な妥協の頷きを、またある時は胸に手を当ててほっと溜息をついた。
「止まる方が難しい」
これを口にした最初の人は実は徹子さんだった。羽生君はそれに同意する形で話を続けた。多分羽生君が言及するのはこれが初めてだったように思う。
GIFTでファンの私達は既にその演技の凄さを目の当たりにしていたけど、それが大々的に広まって行ったのはSOIで『阿修羅ちゃん』を演じた後で、より一層度肝を抜いたのはFaOI・Aツアーの『 if... 』 だ。
陸ダンスをここまで圧倒的な技術で「止め」の技術をふんだんに用いてプロのダンサーさんに「陸よりも氷上の方が動きが滑らか」と言わしめた程。
この技術を見た全員応援気質の同担(じゃねーよ最早)が腐したり、それこそ一人除いて全員応援のスケオタ様が下げ発言(自分の無知さ)を声高に叫んだりしてたのが、大勢のダンサーさんの解説動画で滅多斬りにされまくって大層小気味よい昨今です。ザマァミロ(下品)。
先日これらを呟いていてふと思ったのです。羽生君のプロとして活動を始めてからのプログラム達はどれも革新的で、懐古の⛸ではありえないものばかり。旧い頭の人達には絶対想像する事すら出来ない世界。
ここでⒸMさんの核心を突いた呟きをペタリ。
羽生君は改革者だ。
ダンサブルな、フィギュアスケートでは全く想定されていなかった演技達自体で、羽生君はあの村に向けて暗黙のメッセージを送っている様にも思えます。
古くて黴臭く因習に捕らわれた陰湿な村。
新しい風を拒み続け、改革を厭う村。
その村に属する一人一人に向けて、羽生君はメッセージを送り続けている。
受信できる人は多くないかも知れない。
それでも。
フィギュアスケートの未来を。道なき道を羽生君は征く。
それは自分自身の為でもあり、自分を追いかけるであろう後輩達の為。
現競技は生まれ変わる必要があると、私はずっとずっと考えている。
その時絶対必要とされるのは〈羽生結弦〉というGOATだ。
現在世論を賑わせずにいられない芸能界の一大スキャンダルにおける会見が昨日ありましたよね(J事務所)。
まるで私達がよく知る村の事かと錯覚を覚える位に通い過ぎて、他人事とは全く思えませんでした。
スッカリ恒例になってしまっておりますがⒸMさんと私めの会話をペタペタ。(Mさん、いつもありがとうございます🙏)
あの記者会見、質疑応答の最後迄視聴していましたが…胸糞でありました。
メディアが寄って集って我も我もと。
J事務所への忖度が芸能界/TV局にどれだけ蔓延っていたのかは、特にファンじゃなくても何となく分かっていますよ。あの異常さは本当に村と酷似していて。そしてメディアのありようも。
羽生君の戦績捏造然り、後輩上げ・羽生君下げ報道然り。
アンタら他人事じゃないんだわ。
自分達もイッチョ噛みしてんだから同罪だよ、と。
事務所が名前を変えて出直すのか、そのまま突き進むのか(ロゴは変えるかも、と言われていましたが…)。
現在、所属タレントは起用をキャンセルされたり、待ったが掛かったりしています。
新体制になる10月以降の動向に注目しています。
それはもしかしたらいつかの未来、あの〈村〉にも起こり得る事態かもしれないですから。
今年の全日本は結果だけ観るか、特定選手のみを観るか程度だと思っています。昨年はイレギュラーに時間があったので観ただけw
今年の観客の入り、欺瞞に満ちた解説と実況、視聴率諸々、楽しみです。
絶対誰かが呟いてくれる筈ww