“ヒト”を育てる人
書きかけと、書きたいものとが背後にドッサリあるのですが、今日の記事のテーマがどうにも140字以内には収まりそうもなくなので綴ります。
ここでは羽生君関連の事しか書いていませんので、今回も勿論羽生結弦さんの(フルネームだと“さん”の方がシックリきてしまうマジックw)お話です。
羽生君が関わってきた、これまでの他分野の方が口にされているのが「育ててもらった」「育てられた」という言葉。
スポニチやスポーツ報知を始めとしたスポーツ新聞紙、そこに所属するカメラマン個人、ライターの方々。
個人的にはフィギュアの衣裳デザイナー伊藤聡美さん、原孟俊さんもそうなのではないかと思います。
その伊藤さんは今季を一区切りとしてデザイナーをお休みすると仰っていますね…次の『ICE STORY』のお衣裳はどうなってしまうのか…私はそこにどうしても頭が行ってしまうのですが…あながち「気が早い」とも思えないでしょう? 原さんはもっと育ってほしい人ではありますが…(期待を込めて)
羽生君の存在がカメラマンとしての腕を磨かせた、スポーツ紙の写真の掲載方法、記事の内容に至るまで変化を遂げさせた。
スポーツ報知の専属カメラマンだった矢口亨さんは現在フリーランスになられご活躍されています。
毎日新聞の貝塚さんも今は社畜()の身ではありますが、いつかはそうなる可能性も秘めているのです。
スポニチの小海途さんはどうかなあ? 彼はちょっと読めませんw
いずれにせよ、実力のあるカメラマンの方々です。
彼に関わる事によって育てられた(腕を磨かせて貰った)、と異口同音に述べられるこの言葉は、彼等同様にファンである私達にも言える事ではないかと思うのです。推しである羽生君に育てられなくてはならないのではと。
とはいえ、羽生君自身はファンである私達に指示するようなことは一切ありません。
「~してくれて、ありがとう」
いつだってこういう風に感謝を述べてくれます。
額面通りに解釈して喜ぶ他に、この言葉の裏側を察する事が必要なのですけれどね。言葉の裏側に潜む羽生君の真意を。
いつも探る必要はないけれど、とても大切な事を言の葉に乗せている時には。ファンであればそこを深読みしていかなくてはと個人的には思っているのです。
先日来、羽生君の単独ショーでのマナーについて、私は私が思っている事を綴ってきました。あくまでも「私はこう思う」という意見です。
絶対正しいとはいいません。けれど、間違っているとも全く思っていません。
羽生君がどう思うかを慮る事は絶対必要です。
同時に、観客としてその会場に在るファンとしてのマナーも考慮する中で何が良くて悪いかという事は≒だと思っています。
観客同士で不快な思いをさせる/されることを果たして羽生君は喜ぶだろうか。
自分が命懸けで演じているのに、その最中で観客席に近づく度に「キャー」と耳をつんざく奇声が果たして嬉しいだろうか。
後世に遺す映像にあの奇声が残されていて嬉しいだろうか。
『RE_PRAY宮城追加公演』初日は、まだCS放送もされていませんから確認のしようがありませんが、本当にマナーが一番良かったようですね。
とある方は。BDに残すなら『仙台初日』がいいと仰っていたほどでした。
それはとても良いと私も思いましたが…一つだけ問題があります。
『RE_PRAY』は二つパターンがあるのです。
片方だけが残されても不完全なのです。
宮城初日が残されるなら、千穐楽も残さなければバランスが取れないと思うのです。
そしてその千穐楽…が、一番最悪な奇声だらけのアイスショーでした。
個人的に「なんてことをしてくれたんじゃ💢」という思いで一杯です。
悪気がなければいい、しょうがないとかそういう問題では全くなく。
私の意見に異論を唱える方も勿論おられますし、それに対して「否」を唱えるつもりなど毛頭ありません。何度も言いますが自分の意見が絶対正しいとは思っていないので。
けれど、沢山のファンの口から出てくる意見や議論を消化させ、ファンとして必要なマナーを私達も学び、育って行く必要があると考えています。
多分それらは人として当たり前。マナーとして既にあるものを踏襲していけばいいだけの事の筈なのですが…それが一番難しいらしく…。
時に他ジャンルの方から諫められる程にちょっと情けない点もあるファンダム。
羽生君はファンが鏡だと言ってくれています。
自分はファンの鏡に映った姿なのだと。
それは私からすれば全く真逆なのですが。
羽生君はどこのだれからも後ろ指を指されない生き方を貫いているのですよ。
ならばファンである私達もそう在れるように努力していく必要があります。
全てではなくても。自分に可能な範囲で。
例えば著作権、肖像権を守る。
Twitter(羽生君は『引用リツイ』と口にした処からもTwitter民な事が判明したので、今後は私も堂々とTwitterとのみ表記しますw)で羽生君のファンを名乗っていながら、公式の画像を転載したり切り抜いたりあろうことかグッズにしたりする(ここまでくるとファンではないと思ったりもしていますが)等は論外。であっても、現状もこういう人がいるのですよね…嘆息
単独アイスショーで羽生君が演じる時の、取り分け『 ICE STORY 』の時には何度も耳タコができる位言いますが、他の芸術作品を見るレベルのマナーを身につけたいし、身につけて欲しい。
そして会場が一体となって表現者・アーティスト羽生結弦の作品を心行くまで堪能出来るようになればと願います。
誰かの迷惑になる行動を羽生君が由とするとはどうしたって思えないので。
訪う観客一人一人に満足して貰えるように、不自由な事、過去に運営の至らなさが原因でトラブり悲しい思いをしてしまったなんて事があれば *⁾、次の会場では速やかにそれを改善してフォローしてくれる対策を講じてくれる至れり尽くせりのオンリーショー。
そこに観客が不満を抱えながら帰路につく事を良かったと思うでしょうか。
心血注いで作り上げた『ICE STORY』に水を差す行為を喜ぶでしょうか。
繰り返し述べますが、私自身が考えている事です。
「推しがかなしむー」とは言いません。私自身の意見です。
推しにかなしい思いをさせたくないと思うだけです。
テレ朝チケットでは毎回公演毎にアンケートを募っています。
私は今回、2回アンケートに答えさせて頂きました。
迷惑行為のつもりではなく、一度目で答えそびれた事、伝えたかった事があったのと、複数回回答出来るのが分かった為です。
これには多くの方が回答しているでしょうから、ある一定のレベルで観客に対してのマナーについても意見が届いていると想像しています。
ですので、この次の『ICE STORY』で果たしてどの様な改善策が講じられるのかも注目しています。
*⁾nottestellata2024 において、会場に長年愛用してきたバナーを忘れてしまい、運営に問い合わせたにも関わらず、結局紛失して戻ってこない方がおられました。多分今も戻っていないのではないかと。
エゴサ王の羽生君はそれを恐らく知っていて、RE_PRAY宮城追加公演ではそういう事案が発生した際に速やかに対応・対処してくれる様に運営に指示をされていました。