黒い家
好きな小説家を3人上げろと言われればすぐにその名前を言わざるを得ない。
貴志祐介。
昨今様々な芸術領域で起こっているジャンルレス化をより早く展開させており、貴志祐介としか言いようのない世界観が魅力。
個人的にホラーが少し苦手ということもあり「黒い家」は少し後回しにしている感はありました。
しかし一度本をひらけば流石の一言。あれよあれよと読む手は止まらず、休日を丸々使って読み切ってしまいました。
ホラーといっても人間のうちに潜む悪のホラー。
映画やドラマでついつい悪役を応援してしまう。そんな捻くれた私の感情を強烈に殴打してくれるような作品でした。
人間の奥に潜む悪魔的な部分を垣間見たいという方はぜひ読んでみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?