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あずさえ日記 6/25 雷雨

令和 6 / 6 / 25 (火曜)
天気 雷雨  気温 23 ~24 ℃

 今日は、豪雨注意報が出て、朝から凄い雨が降りました。
 孫の傘はぼろぼろで、黒い傘を差し学校へ行きました。
 男の子はどうして傘を壊してしまうのでしょうか?
 嫁さんは、もう少しくらい壊れても買いません。今の傘で何本目か忘れてしまうほど買ってあげたのです。
 いつからか玄関の片隅に大きな黒い傘があります。誰の傘が分かりません。  家人に聞いても誰も知らないと言うのです。
 孫の友人達に聞いても違うと言うのでした。かれこれ二年もそのままです。
 ある雨の日に、
「この傘を持っていったら?」
 と、孫に勧めてみました。

 それから、この黒い傘は孫の傘になり、今日もこの黒い傘を差し学校へ行きました。広げると孫のランドセルをすっぽり覆ってくれるのです。
 しっかりした作りなので、少しの風にもびくともしません。

 野球で鍛えた孫には、この大きな傘でも楽々持つことが出来るのです。
 私は、孫を送り出し急いで現場に行きました。

 こんな豪雨の日は、長靴を履いて仕事をします。工場から工場に移動する時、雨で舗装道に水が溢れ水浸しになるのです。

 長靴を準備したのは、この現場が初めてでした。最初は慣れていないので嫌でした。私の前世は猫のようです。水=雨に濡れるのが大嫌いです。
 農家の娘なのに農業もしたことがない箱入り娘でした。
 それは、母がそうさせていたのです。農家に嫁がせたくなかったのです。  母は農家に嫁いで大変な苦労をしたそうで、娘の私にはそんな苦労をさせたくないと言っていました。

 でも、この会社に派遣されてから、少しの雨なら濡れても平気になりました。農家の人達は、少しくらいの雨には動じません。

 雨に対する認識も変わり、アクシデントにも対応できる力を持つことが出来るようになりました。
 自然は、私達を逞しく成長させてくれるのですね。因みに、私は農家が嫌いではありません。どちらかと言うと好きです。

 そして、我が家のロメオ君も豪雨に負けないで元気に育っています。

胡瓜のロメオ君です。

─ 🍀 ─

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