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つぶやき俳句

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俳諧の面白味に挑戦しょうと思い詠んでみました。
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2024年5月の記事一覧

令和六年五月二十三日《つぶやき俳句》

 今日は、長女の誕生日です。
もう、〇〇歳で中年に差し掛かっています。それでも、私は赤ちゃんの頃の彼女を懐かしく思い出します。

   思い出のずつと遠くに虹の端

     ─ 林 花埜 ─

令和六年五月七日《つぶやき俳句》

 道端にハルジオンが咲いていました。
別名は、貧乏草。
 手入れのされない庭に咲くからだそうです。ドキ、🤭
 花言葉は、「追想の愛」です。

 
  吾もまた貧しき花よハルジオン

     ─ 林 花埜 ─

令和六年五月六日 《つぶやき俳句》

 立夏、夏立ちぬ、夏の風が吹き初めています。出会いの季節ですね。

   夏立ちてちひさく暮れる夜の雨

       ─林 花埜─

令和六年五月五日 《つぶやき俳句》

 今日は、夫の誕生日です。彼は、すっかりお爺さんです。
 娘曰く、「お父さんは、こどもの日に産まれたから、大人になれないんだよ。」
と、よく私を慰めてくれていました。

  「こどもの日」むかし子供のお爺さん

        林 花埜