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【記念日】人形町今半〜あの歴史的な会見が行われた庭園を観ながらしゃぶしゃぶに舌鼓

11月に入り家内の誕生日にリクエストで「人形町 今半」へ夕食に行くことしました。

ガーデンレストラン人形町今半 池上本門寺店」さんは自宅から徒歩数分にありますが、これまであまり意識することもなく引っ越してきて初めて訪問です。

初めてかつ誕生日の訪問のためちょっと贅沢なコースをチョイスし予約。

夜風が心地良く感じる夜に自宅から昼とは打って変わった静寂なお寺の裏手を歩いていくとぼんやりお店の名前が見えてきます。

松濤園しょうとうえんという庭園に隣接した建物の一階にあります
お店の立地からディナーは予約の方が多いと思われます

入店すると予約席に案内されました。
とても落ち着いた雰囲気が漂ってますね。

後ろを振り返ったところ
誕生日お祝いの家内には1杯ドリンクがサービス

初訪問ということもあり、家内はすき焼きコース、私はしゃぶしゃぶのコースを各々堪能することにしました。今回はしゃぶしゃぶのコースをご紹介します。

前菜
お造り
ムフフ、肉厚の鮪のお刺身がたまらなく美味
しゃぶしゃぶのお肉は山形牛120g
お野菜に豆腐、餅、ゆば、キクラゲ、くずきり
店員さんから丁寧に食べ方の説明を受けました
準備は整った
さぁ、いただきますーす
贅沢な一人鍋スタイル
まずは肉以外の食材を入れていきます
そしてお肉をダイブさせ
まずはゴマだれから
椎茸を添えてね
口に入れると広がるお肉の旨み
その旨みにたまらずご飯を一緒にかけ込みます
おかわりは必然でした
"ゆば"はちょっと崩れましたが今半の文字
お次はポン酢につけていただきます
紅葉おろしがいいアクセント
ご覧くださいお肉のいい色
お口直しの香の物
締めはしゃぶしゃぶの出汁で作るラーメン
お塩にラー油で味を整えていただきました
デザートはピーチ味のアイスに栗の渋皮煮添え
秋ならでは食材に舌鼓

ご馳走様でした。

さてグルメだけでは終わらないんです。
こちらの名所は食事する目の前に広がる松濤園しょうとうえんという庭園です。他にも松濤園という名称の庭園があるため、こちらは「池上本門寺松濤園」と呼ぶことにします。

池上松濤園は江戸城無血開城を実現した会見が行われたところと伝えられている

池上本門寺の旧本坊の奥庭として、桂離宮の建築と造園で名高い小堀遠州(1579〜1647)によって作られたもの。作庭にあたってはこの4千坪に広がる庭に遠州茶道を具現し、渓流と池を回遊する名園とした。それはまた本坊客殿より渓谷美を俯瞰できるように作られたものであるといわれている。
また慶應四年(1868)に西郷隆盛と勝海舟はこの庭のあずまやで江戸城明け渡しに関する会見をしたと伝えられている(東京都史跡指定)。本門寺は当時新政府軍の本陣が置かれていたところだった。

案内図から引用

庭園内に西郷隆盛と勝海舟が会見した記念碑が設置してあります。ただ中に入ることができるのは春の一般公開の時だけなんです。

食後は秋の夜にライトアップされた庭をちょっとだけ写真を撮らせてもらいました。
ライトアップは青白と赤で交互に照らし出される工夫がされていて同じ夜景でも違った雰囲気を見せてくれるのがいいんです。

ライトアップで浮かび上がる木々、池
竹林の方は赤くライトアップ
紅葉🍁をイメージさせます
竹林に近づいてみました
真紅になり絵の具で装飾したかのよう

以前春に来た時は日中でした、秋の夜はまた荘厳の雰囲気を醸し出していてなんとも良い。
人形町 今半の方からお聞きしたら狸も家族で生息しているそうです。

日中来た時の写真はこちら↓です。まさに都会のオアシスでした(笑)

2023年一般公開時撮影
新緑の時期も良かったです
これは庭園の一角にある狸の置き物
本物のタヌキも家族で生息してるそうです

落ち着いた庭園を目の前に秋の夜長をちょっと贅沢に過ごすのも良いですね。皆さんも記念日など機会がありましたらお立ち寄りしてみてはいかがでしょう。


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